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ペンキの上塗りにも使えるか?
鉄部用油性さび止めペンキなんですが、これは主に下塗りとされているんですが、これを下塗りしたあと2度目の上塗りにも使えますか? また、木部にも使えますか?http://www.kanpe.co.jp/products/023/index.html
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こんにちわ 私は貸しビルやマンション管理組合の補修時での塗料選定でけっこう色々資料を当たって探しまわったことがありました。 基本的に「錆び止め」は、文字通り鉄部のさびを止めるだけの為の下塗り剤であって、おなじ鉄部に塗るにあたっても、錆び止め塗料の上に、本塗りのエナメル樹脂とかフタル酸樹脂などを塗って「耐候性」をもたせることによりはじめて「鉄部を保護する塗装のできあがり」になります。 したがいまして、錆び止め剤を二度塗りした場合、単純に厚みが増える分で何らかの保護にはなるかもしれないのですが、上塗り(上塗り塗料のことを総称して「トップコート」と呼ばれています)のトップコートがなければ太陽の紫外線に弱かったり、ひっかき傷に弱かったり、大気汚染に弱かったりで人間の体で言えば薄いさびどめのかさぶたがあるだけで「ちゃんとした皮膚がない状態」になってしまいます。 そういう訳で、木部への使用についても、特別この製品がめんどくさがり屋さんの日曜大工などのための「多用途」をうたっていて何にでも応用できる調合設計された塗料であれば別なのですが、錆び止め塗料の一般論からすると、「錆び止め」はあくまで「鉄部のさびを止めるだけの下塗り専用」であり、鉄部塗装の保護膜の役目は果たさないし、木部の保護膜にもならないのが一般論になっています。 日曜大工用だとそれほど高性能ではないけれどオールマイティな塗料もあるようですから、詳しくはお手元にあるようでしたら缶の説明書をよく読んでメリットデメリットをご確認になってみてください。
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- taiti-jc
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この塗料は、下塗り塗料なので上塗りとして使用しますとすぐに退色してしまいます。つまり耐候性が悪いのです。 耐候性が悪い為、上塗りを必要とする塗料となっております。 木部には、基本的にお勧めできません。 下塗り塗料でも、エポキシ樹脂でしたら木部の下塗りとして使用することもあります。