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公認会計士と転職
現在公認会計士試験に向けて勉強をしている大学二年生です。資格取得への意志は固いのですが、取得後の生活(収入面)に対して不安を感じています。「資格取ってから話せよ」と思われるかもしれませんが、お答えいただけたらと思います。 ”CPAの資格を取得でき、大手監査法人に入れたとしても、10年程で給与増が頭打ちになる”、というような話を多く聞きます。結局最終的には普通のサラリーマンと変わらない、と。ただ、自分の中では、監査法人入社は、実務経験を積むための手段であると考えています。意識としては、実務経験用のスクールといったところでしょうか(自分の中のイメージなので気を悪くされた方がいたらすいません)。 そして、4~5年程勤めて後、転職を考えています。具体的には、外資系コンサルタント会社で経営コンサルタント的なことをしたいと思っているのですが、会計士の資格はある程度有利に働くのでしょうか(実務上。転職上ではないです)。業務内容が著しく違うようなら、初めからそちらの方への就職を目指そうかと考えています。 以上長々と考えていることを述べました。みなさんにお聞きしたいことは以下の点です。 一、公認会計士という資格は経営コンサルタントという職業にどれくらい役に立つのか? 一、自分は、監査法人を勤めあげるのに比べて、外資系の企業に就く方が収入が見込めると考えています。実際問題どうなのでしょう?どちらがどれくらい高いなどと具体的にお願いしたいです。もちろん個人差等は重々承知です。一般論で構いません。 一、外資系コンサルタント会社に勤めたとして、英語能力はどれくらい必要か?(自分はTOEIC800程は取れます。ただし、英会話はからきしダメ。やはり英会話重視だとは思うのですが…。就職後に勉強する予定。) 経験者の方のアドバイスや、同じ疑問を持つ人の考えなどをお聞かせください、よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
一般の方からの回答ばかりでしたので、公認会計士の立場からご回答申し上げます。 まず、最終的に自分はどのようになりたいのかという、将来像により回答が異なりますが、何故公認会計士を取得しようとしているのか若干不明ですね。 直接コンサルティング会社に就職してはいかがですか?コンサルティング会社で出世しようと考えるのなら、監査法人は遠回りのように思います。めちゃくちゃ働かされる厳しい世界ですよ。 もっとも、会計士を持っているとコンサルへの転職も簡単ですし、今サルでなくともある程度実務経験さえ積めば食いぱぐれはまずありません。 監査法人で給料が頭打ちで不安などというのは会計士試験に受かっただけで口をあけていればお金が入ってくると考えている人が抱える不安です。 質問者様は外資系コンサルで働こうと思っているなら、問題ありません。自分の能力で世間を渡る覚悟をお持ちということなのですから。 それにこの業界はお金を稼げる仕事がごろごろ転がっている業界です。監査法人を離れると、よく分かります。 今、会計士が足りなくてみんな必死に人材を確保したがっています。 一、公認会計士という資格は経営コンサルタントという職業にどれくらい役に立つのか? コンサルティングは会計士の監査経験は有効でもあります。さまざまな会社を見るという経験から得られるものは決して意義は小さくありません。実際、私も監査法人を退職したばかりなのですが、監査っぽい仕事は特技のようなものとして、今のコンサルティングでも使っています。 とはいえ、大手外資系コンサルティングは、きっちりとしたメソッドが確立されそれを習得する必要があるので、ずっとやっていくつもりなら始めるのは早ければ早いほどいいでしょうね。 一、自分は、監査法人を勤めあげるのに比べて、外資系の企業に就く方が収入が見込めると考えています。実際問題どうなのでしょう?どちらがどれくらい高いなどと具体的にお願いしたいです。もちろん個人差等は重々承知です。一般論で構いません。 職種にもよりますが、何でこの程度の人がこんなにもらっているのか、というくらいには外資系はもらっているのが一般的です。金融ならめまいがするほど収入差があります。 稼ぎたいのなら、外資系でこき使われたらいかがでしょうか。私は外人のために働きたいと思わないので、あまり考えたことはありませんが。 一、外資系コンサルタント会社に勤めたとして、英語能力はどれくらい必要か?(自分はTOEIC800程は取れます。ただし、英会話はからきしダメ。やはり英会話重視だとは思うのですが…。就職後に勉強する予定。) TOEICは入り口ですので、採用されやすいとは思いますが、結局求められるのは仕事で使われる英語が出来るかどうかです。 とはいえ、これくらい取れる方なら、訓練しだいで何とでもなるでしょうから、気にしなくていいです。やる気と環境の問題です。
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- tetsu1982
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監査法人は、すでにマネージャー予備軍が多くいると思いますし、 今後は試験合格者もかなり増えていきますので、競争は激しくなりますよ。 あと、下記URLに、外資系コンサルタント会社へのリンクがあるページを 紹介しておきますので、参考にしてみてください。 ボストンコンサルティングには、著名なコンサルタントの方々がいろいろな本を 書かれているので、それを読んでみるといいかもしれません。 監査法人にしても、外資系コンサルタントにしても競争は激しいと思いますが、 満足のいく進路選択ができるといいですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 参考URLもとても参考になります。 競争が激しい分もっともっと頑張らなきゃと気合が入りました。
- tetsu1982
- ベストアンサー率33% (1/3)
「大手監査法人に入れたとしても、10年程で給与増が頭打ちになる」とのことですが、 確かにそういう面があります。頭打ちになった後は、マネージャー(管理職)になれるかどうかで、 収入が大きく変わるようです。 (下記のリンクをご覧ください。監査法人で働くケースの(3)がスタッフ(一般社員)の年収の上限、 (4)がマネージャー(管理職)になれた場合の年収ぐらいにあたると思います。) あと、経営コンサルタントについてですが、コンサルタントといっても 戦略系、会計系(会計+IT)、人事系など数多くあります。 質問者さんはどのコンサルタントになりたいのでしょうか。 「社内統制等の分野や会計的な面から企業の無駄を省く」仕事、つまり 会計系のコンサルタントになりたいと考えているのであれば、会計士の 資格は強力な武器になりますが、その他のコンサルタントになるのであれば、 会計士の資格は「ないよりはあったほうがいい」ぐらいの評価だと思います。 英語に関しては、TOEIC800点あれば、ひとまず問題ないのではないでしょうか。 会話に苦手意識があるのなら、会話を勉強しましょう。
お礼
ご回答感謝です。 今は、マネージャー予備軍が一杯いるらしいです…。狭き道っぽいですね。 コンサルタントについてはもう少し勉強してみます。
- hirokazu5
- ベストアンサー率16% (308/1836)
たとえば顧問弁護士とかだったら30歳くらいでも引き入れてくれる会社はあるかもしれません。 しかし、経営コンサルタントとなると、50歳くらいの社会経験豊富&成功実績豊富な人でないと、問題外なのでは…。 経営には、少なからず投資という感覚が必要ですが、それは公認会計士の得意な分野とは違うはずです。 なお、TOEIC800点も取れるなら、「英会話はからきしダメ」というのは謙遜でしょう。 TOEIC800点なら、ネイティブ発音が聞き取れるという証です。 なにも貴方の側がネイティブ発音で話さなければいけないということではないのですから。 「ネイティブ発音でないと、ネイティブに通じないよ」というのは、英会話学校のイジワルな先生だけです。
お礼
素早いご回答感謝です。 また、回答を受けたことで疑問点が増えました。再び見てくださることがあれば、是非回答お願いしたいです。
補足
「経営コンサルタント」という職業に関して、この職はもちろん企業の経営を助けるものですが、その中には、社内統制等の分野もあるはずです。会計的な面から企業の無駄を省く等といったことも業務に含まれるのではないでしょうか。そのような面で会計士の資格を生かせると考えていたもので。 また、会計士の資格を有し、業務訓練も積んでいるというだけでは、転職の際に有利に働くことはないのでしょうか?
お礼
御回答ありがとうございます。とても詳しくてわかりやすいです。 自分は何のために会計士資格を取るか…。正直食いっぱぐれがないようにするためだけです。会計士として事務所を開くということも考えてないわけではありません。大学にも弁護士事務所と一緒にしてやらないか、などと誘ってくれる友人もいます。 外資系コンサルに行きたいのは、自分の能力を試したい、という気持ちがあるからです。自分でもまだ安定を取るのか競争を取るのか葛藤している状態で…。 自分の感想が大部分になってしまいました。将来のことは一段落させて、1年間遊んでしまった大学生活を取り戻すべく、勉学に励んでみようと思います。