• ベストアンサー

デュアルコア色々

昨今、デュアルコアがだいぶ普及しつつありますが、気になることがあります。 ・デュアルコアが普及しなかった原因 今まで、数は少なかれど一応出ていたとは聞いているのですが、性能がいいのに何故普及しなかったのですか? ・デュアルコアPCとデュアルプロセッサPCの違い 前者が1CPUに2つのコアが入っている、後者は2つCPUを使っているとか、メモリが分散か共有とかくらいはわかるのですが 具体的に何がどう違うのでしょうか? デュアルプロセッサの場合、同じPC内でもやはり分散メモリゆえに通信速度の問題云々が発生するのですか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • cooci
  • ベストアンサー率29% (1394/4779)
回答No.4

デュアルコアCPUが普及しなかった原因のひとつはCore2 Duo発売の影響でAthlon64 X2やPentium Dが大幅に値下げされるまでの比較的高価だったからです。 パソコン用CPUの大部分はパソコンメーカーに納入されるものです。 パソコンメーカーにとって多少性能で上回ることより1,000円安いということの方が重要になってきますので。 原因のふたつめはデュアルコアCPUを生かせる状況が今の環境では限定的だからというのもあります。 それ単体でデュアルコアCPUにすることによって大幅に高速化されるアプリケーションは非常に少なく、何かをしながら別の何かをするというながら仕事は高速化されるのですが、一般の人がするようなながら仕事ではデュアルCPUでなくとも余裕でこなしてしまうようなものがおおいです。 他の理由もあるでしょうが大きなのはこの2つです。 あと、デュアルコアCPUはデュアルCPUの簡易版ではありません。 サーバー向けのCPUもデュアルコアCPUへの移行がすすんでおり、デュアルコアCPUでデュアルCPUなどの環境を構築することが可能になっています。 デュアルコアCPUとデュアルCPUの違いはデュアルコアCPUはCPU内部でコア同士の連携ができます(Pentium Dのような例外もあり)がデュアルCPUは外部を通さないと連携がとれません。 当然効率がよいのはデュアルCPUの方です。 近い将来にはクアッドコアCPUなども登場する予定です。 AMDはコプロプロセッサを統合するなどの方向に進むようですが。

Akatsukin
質問者

補足

詳しい回答ありがとうございます。 >デュアルコアCPUとデュアルCPUの違いはデュアルコアCPUはCPU内部でコア同士の連携ができます(Pentium Dのような例外もあり)がデュアルCPUは外部を通さないと連携がとれません。 >当然効率がよいのはデュアルCPUの方です。 えと、よく分からないのですが…外部を通すデュアルCPUのほうが優秀なんですか? あと、「コア同士の連携」というのは、具体的にどういったことなのでしょうか。

その他の回答 (4)

  • cooci
  • ベストアンサー率29% (1394/4779)
回答No.5

失礼しました。 効率がよいのはデュアルコアのほうです。 書いているうちに間違えたようです。

Akatsukin
質問者

補足

なるほど、大変参考になりました。

  • tojyo
  • ベストアンサー率10% (117/1066)
回答No.3

AMD系のCPUはわかりませんが・・・。 >デュアルコアが普及しなかった原因 デュアルコアCPUやシングルコアのデュアルCPUが復旧しなかったのは、それを活用するだけのソフトが存在しなかったから。 単純にコアが二つあれば2倍処理できるように思うけど、完全にコアを独立して稼動させるにはソフト側の協力が不可欠。 >デュアルコアPCとデュアルプロセッサPCの違い Core Duo,Core 2 Duo以外のintel系のデュアルコアCPUは、基本的にシングルコアのデュアルCPUとまったく同じです。シングルコアを同じダイに乗せただけです。 >デュアルプロセッサの場合、同じPC内でもやはり分散メモリゆえに通信速度の問題云々が発生するのですか? デュアルコアCPUで問題になるのは2次キャッシュの問題です。 同期が必要である上、片方のコアの2次キャッシュがいっぱいになれば、もう一方のコアの2次キャッシュがスカスカでもメインメモリや外部記憶へのアクセスが発生します。Core 2 Duoは2次キャッシュを供してこの問題を回避しているし、AMD系はクロスバスを採用することで、互いの2次キャッシュにアクセスできるようになっているはずです。

noname#78947
noname#78947
回答No.2

>・デュアルコアが普及しなかった原因 メーカー製のパソコンはほぼ全てIntel製のCPUを搭載しているがPentiumDは費用対効果が悪かったためだと思います。AMDに対抗するためにPentium4のコアを2つ搭載した間に合わせ的なCPUなのでデュアルコアを選んだ場合の差額分ほど性能差が感じられなかった。しかも消費電力と発熱量ばかり大きい、クロック数=性能という先入観と手頃な価格帯のCPUのクロックがPentium4より低かったなどの理由が合わさって。IntelがCPU市場の6~7割ぐらいを占めているのでIntel製のCPUが広がらない=普及しないという感じになったんだと思います。一般のパソコンに詳しくない人はCPU=Intelと思っている人が多いですし、クロック数=性能と思いこんでいる人が多いのでより高性能でもクロック数の低いAMD製のCPUは広がりませんでした。 >・デュアルコアPCとデュアルプロセッサPCの違い どちらもほとんど同じで2つのコアで処理を分担することで性能を向上しています。2つの違いは下記の通りです。 デュアルコア ・1CPUにコアが2つ ・2次キャッシュが共有の場合が多い ・ソフト的な不具合が起こるとフリーズする デュアルプロセッサ ・CPU自体が2つある ・各CPUに2次キャッシュを内蔵 ・片方のCPUがソフト的な不具合で動作不良になってもフリーズしにくい また、どちらの場合もOSが対応している必要があります。サーバーなどは機能が停止状態にならないことが重要なのでデュアルプロセッサ、それ以外では簡易版のデュアルコアを採用しているのだと思います。

  • yui_o
  • ベストアンサー率38% (1217/3131)
回答No.1

デュアルコアが普及しなかった理由は簡単です。 費用対効果が見合わないから。 性能はそこそこ良いのですが、デュアルコアを100%使いきれるアプリケーションなんて滅多にありません。 ワードやエクセル、インターネットなどを行うのならばデュアルコアなんて必要ありません。 動画をPC上で編集したりすればそこそこの効果は望めるのですが・・・ 処理性能がいくら高くても、それらを使いこなさなければ宝の持ち腐れの上に値段が上がります。 日本国内のエンドユーザは性能よりも価格を重視している部分がたかいしね デュアルコアとデュアルプロセッサの違いは 端折って説明すれば デュアルコアは、一つの調理場に二人の調理師がいる デュアルプロセッサは、二つの調理場に二人の調理師がいる と言う説明になるかと思います。 デュアルコアの場合は、一つの調理場に二人の調理師がいるのでもしも似たような作業をした場合、作業する場所が一つしかないのでその部分で処理が遅くなります。 まったく違う作業をしていれば、あいているスペースを上手く使えるので作業の効率化は図れます。 デュアルCPUの場合は 二つの調理場に、二人の調理師がいるのでまったく同じ作業を同時並行に処理できるので作業自体の効率が高いのです。

関連するQ&A