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テスト前。中学国語教えてください。言葉の単位の中の単語。
単語とは文節を、意味が無くならない程度にできるだけ小さく区切った一つ一つの言葉を言う。 と、教科書にありますが、たとえば、以下の単語の区切りに自信がありません。あっていますか。 「やりませんでした」 僕 は 宿題 を やり ませ ん でし た。 分解→やる+ます+助動詞「ぬ」の転+です+過去の助動詞「た」 「しようと」 テスト 勉強 し よう と 考え た。 分解→動詞の「する」+意思の助動詞「よう」+接続助詞の「と」 「それじゃ」 それ じゃ 分けて いる 事 に なっ て しまう わ。 分解→それ+「では」の変形+わける+いる+こと+に+なる+上の動詞補助の接続助詞「て」+補助動詞の「しまう」+係助詞の「わ」 「なくっちゃならないんだな」 もっと 小さく なくっ ちゃ なら ないん だ な。 分解→もっと+小さい+助動詞「ない」+?+なる+助動詞「ない」+助動詞「だ」+念押しの終助詞「な」 「くれるのかな」 来て くれる の か な。 分解→くる+くれる+疑問の終助詞「の」+疑問の終助詞「か」+念押しの終助詞「な」 「よくわからんのでなあ」 よく わから ん ので なあ。 分解→よく+わかる+助動詞「ぬ」の転+接続助詞「ので」+詠嘆の終助詞「なあ」 「あるんだ」 ところで、ほか に も いくつ か ある ん だ。 分解→接続詞「ところで」+ほか+対象の格助詞「に」+同種の係助詞「も」+いくつ+不確実の副助詞「か」+ある+推量の助動詞「む」の転+助動詞「だ」 「しちゃおうよ」 あ、そうか。じゃあ、学習 し ちゃおう よ。 分解→あ+副詞の「そう」+詠嘆の終助詞「か」+「では」の転?+学習+する+?+呼びかけの終助詞「よ」 教えてください。
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みんな/おたがい/を/鏡/に/し/て/そこ/に/じぶん/を/映す/わけ/だ わたしがやってみると、8番目の単語は 「そこ」 になりました。 「おたがい」 は、手元の広辞苑、新明解国語辞典(3版)には出ていませんでした。 「お」 は、おっしゃるとおり接頭語です。 「ご飯」 や 「お礼」 を1単語とみなすのと同じように、 「おたがい」 で1単語の名詞になると思います。 「し/て」 は、もとの形が 「(鏡に)する」 なので、どうしても分けなくてはならないところです。 「して、テストの首尾はどうだった?」 (接続詞) 「労多くして益少なし」 (接続助詞 ― 漢文調のきまり文句) などの 「して」 とは、区別ができるはずです。 テストが 「惨敗」 だったとおっしゃいますが、okwebige さんのレベルはとても高いと思います。いまは中学生なのでしょうが、大学での勉強に通じるような勉強のしかたをなさっていると感じました。ただし、高校受験や大学受験では、本質的とは思えない些細なところで点数稼ぎをしなくてはならないのもたしかです。 「問題がわるい」 などとはおっしゃらずに、その上をいってください。 okwebige さんならできると思います。要は、2回目からは同じまちがいをしないことにきめて、問題のパターンをひと通り以上こなすということです。 さて、格助詞 「の」 についてのご質問です。 (4)、(5)、(7) の用法は、例外というわけではありません。 格助詞は、体言および 「体言に準ずるもの」 に接続します。辞書に 「体言に準ずるもの」 についての説明があるかどうか、もう一度確認してみてください。 副詞やほかの格助詞などに接続することもあります。 「しばらくの別れ」 「友だちからの便り」 体言とは何かという問題は難しくて、文法学者の間でも意見が一致していません。しかし、名詞が体言の代表だということはたしかです。さらに、 「体言に準ずるもの」 として、活用語の連体形 (動詞・形容詞・形容動詞・助動詞) があります。たとえば、 「負けるが勝ち」 「あきらめるよりほかにない」 では、格助詞の 「が」、 「より」 が、動詞の連体形 (準体言) に接続しています。 動詞や形容詞は終止形と連体形が同じなのでまぎらわしいのですが、形容動詞を 「の」 につなげてみてください。連体形になるでしょう? 「× きれいだのがいい」 「○ きれいなのがいい」 さて、 (4) 小さくなくてはならないのだ (5) 来てくれるのか (7) いくつかあるのだ これらの 「の」 は、いずれも助動詞や動詞の連体形に接続した格助詞です。さらにこれらの 「の」 の意味は、 「返事をするのが遅い」 「遊ぶのにも厭きた」 など、 「もの」 や 「こと」 をあらわして名詞のかわり (体言代用) に用いられる格助詞 「の」 の用法と、もともとは同じでした。それに断定の助動詞 「だ」 や疑問の終助詞 「か」 がついているのです。 以上、わからなければまた質問してくださってもかまいませんが、急いで全部理解しなくてはならないようなことでもないので、あせる必要はありません。むしろ大切なのは、okwebige さんのように、辞書でたしかめながら、納得できないことは納得できないとする態度だと思います。 国語辞典の文法の説明についていえば、何種類かの辞書をひいてみてもよくわからないことがあります。それは、もしかすると辞書をつくった人たちもよくわかってはいないかもしれないのです。日本語の文法はまだ完全には解明されておらず、学校で教える文法はあいまいなところを上手にごまかしているようなところもあるんですよ。
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- shiremono
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接頭語の「お」について。 かんじんなことを書き忘れました。まず文節にわけてから、単語を分析すべきです。 みんな/おたがいを/鏡に/して/そこに/じぶんを/映す/わけだ。 文節にわけるほうが、単語にわけるよりやさしいはずです。 学校の文法には、ひとつの文節についてかならず自立語がひとつあるという、大原則があります。さらに、文節の頭にある単語は、かならず自立語です。 接頭語 「お」 だけの文節では意味不明なので、 「お」 は後につづく (名詞などの) 自立語の一部になります。 すなわち、辞書に接頭語つきの単語がのっているかどうか、という問題ではありません。接頭語も接尾語も、単語ではなく、単語の構成要素です。わたしの書き方もよくありませんでした。ごめんなさい。これで、接頭語 「お」 の問題は解決ですね? 格助詞についてきちんとやるのは、高校の古文をはじめてからでも十分だと思います。そして、古文を読もうとすると、文法の大切さを思い知ることになります。 日常生活で文法がわからなくて困ることなど、めったにありません。正しい敬語の使い方くらいでしょうか。 わたしは大人になってから古文が読みたくなり、文法にも興味をもつようになりました。中、高時代はチンプンカンプン、大学では遊び呆けていましたヨ。 okwebige さんが少しうらやましいです。がんばってください。
お礼
えっ、接頭語は単語ではない?ですか。ほっとしました。 今後、「お」の付いた状態を単語と思えばいいわけですね。 ありがとうございました。 これで失礼します。
- shiremono
- ベストアンサー率70% (187/267)
No.2 の訂正。 (2) テスト勉強し よう と 考え た。 「テスト勉強する」 で1語。 失礼しました。
お礼
ありがとうございました。
- shiremono
- ベストアンサー率70% (187/267)
いくつか気がついた点です。 (2) テスト 勉強し よう と 考え た。 「勉強する」 で1語。 (3) それ じゃ 分け て いる 事 に なっ て しまう わ。 「では (じゃ)」 は、格助詞 「で」 + 副助詞 「は」。 「分けて」 は、 「分ける」+ 接続助詞 「て」 (4) もっと 小さく なくっ ちゃ なら ない ん だ な。 「ちゃ」 は、 「ては」 の転で、接続助詞 「て」+ 副助詞 「は」。 「ないん」 は、「ない」 + 格助詞 「の」 の転 「ん」。 (5) 来 て くれる の か な。 「の」 は、格助詞。 (7) ところで、ほか に も いくつ か ある ん だ。 「ん」 は、格助詞 「の」 の転。 (8) あ、そう か。じゃあ、学習し ちゃお う よ。 「学習する」 で1語。 「ちゃう」 は、 「てしまう」 の転で、 「ちゃお」 + 助動詞 「う」 中学生だとすればとても優秀だとおどろきました。 指摘した箇所を国語辞典などで確認してみてください。 「~する」 については、参考URL をごらんください。
お礼
質問は長い時間辞書を見ながらやりました。 親切な回答で勉強になりました。 もう一度調べた中で、気になるのは、 (4)格助詞 「の」 の転 「ん」。(5)「の」 は、格助詞。(7)「ん」 は、格助詞 「の」 の転。 とありますが、格助詞は体言の下に続くと書かれていました。 例外もあるのでしょうか。 ありがとうございました。
補足
本日のテストで惨敗でしたが、問題がわるいと思います。 何時間も勉強したのに、どっちとも取れる単語を出すのはどうかと思います。 みんなおたがいを鏡にしてそこにじぶんを映すわけだ。 の8番目の単語を抜き出しなさい。という問題です。 辞書で調べて見ると、接頭語の「お」+「互い」の2単語もあるし、 「お互い」という単語もありました。 また、「し」+「て」もあれば、接続詞、格助詞、接続助詞の「して」 もありました。 愚痴を言って済みませんでした。
- n34156
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よく出来ていると思いました。?の所ですが、「ちゃ」は「ては」の転用、「じゃあ」は「では」の転用です。ところで何故、単語という概念があるかと言うと、物事を細かく論理的にみる力を養うためだと考えてください。したがって、話ことばを単語に細かく分ける意義はあまりありません。書きことばをのみ、考えていくべきだと私は考えています。
お礼
確かにテストに出るのは書き言葉のようです。ありがとうございました。
お礼
答え合わせが出ました。「そこ」が正解でした。さすがですね。 「おたがい」が納得いかないので旺文社国語辞典第9版で調べました。 A.単語してのっていたもの おかあさん、お返し、おかわり、おにぎり、お歳暮、 B.単語として載っていなかったもの お友達、お祝い、お土産、お弁当、おすし、お財布、お味噌汁、お茶碗 shiremono先生はよくAと分かりましたね。AとBをより分けるのは今後も自信がないです。 また、「して」は「する」の連用形+接続助詞。 これは「勉強しよう」の「勉強する」+「よう」、「学習しちゃおう」の「学習する」+「て」のところで教えてもらったのに、応用ができませんでした。 格助詞を調べると「体言に準ずるもの」は旺文社国語辞典第9版には載っていませんでした。教科書の付録には「主に体言」と書かれていました。広辞苑では「体言に準ずるもの」も書かれていました。 ほんとに分かりづらいです。 たくさんの説明をほんとにありがとうございました。