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アナログエンジニアの皆さん、勉強方法のアドバイスお願いします。
現在半導体業界のエンジニアをしています。作られたICをテスト評価する職種です。 オームの法則と一口に言っても奥が深いですね。 抵抗、コンデンサ、コイル、ダイオード、トランジスタ、オペアンプ・・・。 トランジスタを勉強しようと思えば、オームの法則をしっかり理解していないとなかなか、理解できず、インピーダンスという言葉出てくれば、交流回路を理解しないといけないなど、結局先に進むことができず、本屋に行けば電気の参考書はたくさんあり、ゆくゆくは難しい本もすっと理解できないといけないと思います。 みなさんはどうやって勉強を始めて、どうすればそこままでばりばり仕事ができるのですか? 勉強の方法に途方にくれて早一年。今からが本当のエンジニアらしい仕事があるのですが・・・。 アドバイスお願いします。 すぐに電気回路入門の本に戻ってしまいます。
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質問者の気持ち、よく解ります。自分も最初はそうでした。 オームの法則やインピーダンスの真の重要性が見えている時点で、既に第一関門は突破できたと言っていいでしょう。 インピーダンス設計を制するものがアナログ設計を制するのです!(おおげさ?) さて、勉強方法ですが、難しい理論書よりまずシンプルな原理原則を スマートに応用できるようになるセンスの方が最初は重要と思います。 お気づきのとおり、オームの法則は良い例ですねぇ。 社会人になったら電気回路入門の本を見てはいけないということでは ないですから、変にしったかぶるより、机の中に常備しておくぐらいの 方が、「おっ、こいつ伸びるかも」とできる先輩は思うはずです。 ・数字を実際の物に結び付けて考えるクセをつける たとえば、光が1nsで進む距離を体で表すと? 電子系の設計ではたとえば1mΩとか10MΩとかいう数字が どれぐらい現実には取り扱いの難しいものか、というのを具体的に イメージできるセンスは何かと役に立つと思います。 このセンスが無いと、例えば、パソコンのシミュレーションで ちょっとした見落としの為にとんでもない結果になっていても 気が付かないで大恥をかく・・・なんてことになりがちです。 ・エネルギーも忘れずに 微小な電圧や電流ばかり扱っているとエネルギーのことを意識しない ことが多くなってしまいますが、「エネルギーの総量は不変」 という法則が、電子設計で使ういろいろな原理・法則と矛盾しない、 という事は、色々な場面で助け舟になります。 解っている人には当たり前の話ですが、これが解ってない人は いつまで経っても見当違いな話ばかり、ということになります。 意外と忘れてる人が多いのですが、これは大事なヒントですよ。
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- ewyr-05
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問題は、自分の技術をどう使うか? これです。 >すぐに電気回路入門の本に戻ってしまいます。 それは、自分が設計、製作、完成に至るまでの技術力を持っていないからです。 これは、アマチュア無線の自作派の方に、 専門家が、「違うでしょ。こうです。」 と、私的を受けるのと同じです。 それはそうです。 毎日1流メーカーの設計士と同じ事をしているのですから、 並みの経験者、自称プロが太刀打ち出来る訳がない。 目的。 この技術を、 趣味、勉強、教育、自分の仕事(独立)に生かせるかどうか? 何を作るか、作れるのか? また、つくりたいか? 全ての材料を揃える店舗を知っているか? 計測器は万全か? 工作機器は万全か? トランジスタにしろ、 電流増幅率などのチェック項目が多いです。 まず、やってみる事なのではないでしょうか?