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老人福祉施設におけるリスクマネジメント
福祉は今や選ばれる時代になっており、施設においての介護サービスの質を問われるのは、もちろんのことであります。 よって、サービスの質を問われるが故に、介護に関連した事故、施設運営上の防災、等については責任問題に至るケースが当然に考えられます。 リスクマネジメントの考え方を福祉の中に取り入れることの必要性は、誰しも疑うとこるではありません。介護とリスクマネジメントとの関係については、日々の目前の業務として意識化されやすく、よく議論の対象にもなります。 しかし、防災とリスクマネジメントとの関係については、ややもすれば置きざれにされかねません。そこで、高齢者の特性をも考慮にいれた上で、その防災とリスクマネジメントとの関係について、少し整理してみたいと思っております。 どなたかアドバイスをいただけたら幸いでございます。
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- kikky-Tokku
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回答No.1
質問されている方が施設関係者でないことを前提に現状について羅列します。 ○福祉施設は、万一の事故を補償するため賠償責任保険に加入しています。 ○防火については東京都某老人ホームの火災以来、基準が強化されています。 ○消防署の指導による訓練も実施されています。(実際、消防無線を聞いていると、機械の誤報や小規模な検知でも、甘くみることなく、マニュアル通り消防署に通報しているようです) ○現在もいろいろな裁判が係争中です。(これは施設よりも在宅サービスの方が多い) ○介護上の事故を防ぐために、介護員は研修を受けています。また、ホームヘルパー・施設介護員の講習会用テキストによって体系化されています。さらに、施設長もリスクマネジメントの研修を受けています。(都道府県社会福祉協議会が実施していることが多いようです)
お礼
お礼を言うのが遅くなり、申し訳ありません。 明快な回答で、非常に解りやすくて参考になりました。ご指摘いただいたことを参考にしながら、リスクマネジメントについての学習を深めていきたいと考えております。 kikky-Tokkuさん有難うございました。