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写真スキャン→フォトショップ調整→拡大印刷(長文)
写真の一部分をスキャンしJPEG保存したものをPhotoshop7で拡大したものをインクジェットプリンタなどで印刷していますが、やり方次第ではもっと画質が良くなるのではと思い現在勉強しているところです。 まず、写真の24mm×30mmくらいの範囲をスキャンし約10倍のサイズに拡大するという前提があります。 で、こういった場合プリンタ環境によりスキャンする解像度も決まってくると思いますので、プリンタ解像度の観点からするとEPSONインクジェットの最高画質である「2880dpi×1440dpi」の設定で印刷することになりますが、インクジェットは一つのドットに1色しかのせることが出来ないので中間色の場合そのプリンタのインク使用数(8色)で割ると360dpi×180dpiとなり印刷に必要な解像度は「360dpi」という一つの基準が生まれます。 この基準からスキャニングに必要な解像度を考えると360dpiの10倍である「3600dpi」という結論に達しました。 ただし、24mm×30mmを3600dpiでスキャンすると3400×4250ピクセルとなりデータ容量で言うと41.3MB。 当然、フォトショップで上での操作ではそれだけ負荷もかかることになるので、あとは使用するPCのスペックなど考慮しながらどこまで妥協出来るかといったところでしょうか? ちなみに、理論値では3600dpiでのスキャンが良いと思う中でスキャナには「光学解像度」というのがあって例えば主走査:600dpi、副走査:1200dpiのスキャナであればやはり600dpiが基準となるのでしょうか? おそらく光学解像度を超える解像度に関しては補間して擬似でその解像度にしているのではないかと考えますし、そうすると何かの文献でも読みましたがスキャナの基本解像度を超える解像度でのスキャンは逆に画質を悪くしてしまうことがあるとのことで、ハード面から考えると3600dpiは適切でないという結論になる気もしますし、どうなんでしょう?
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- p-p
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>ただし、24mm×30mmを3600dpiでスキャンすると3400×4250ピクセルとなりデータ容量で言うと41.3MB。 ●24x30mmの10倍つまり 24x30cmの大きさで 原寸で300dpiなら 40MB程度になるのは 当然ですよ 普通のことです(これはJPGにしてもTHIFにしても同じです ソフトで処理するときには 画像が圧縮された状態から展開されますので 結果的に保存データ時には大きさが違っててもソフト処理時には そのピクセル数で正確に展開されますから) >あと、スキャナの8bitのところがいまいち難しくて、例えば仕様に「各色16bit入力/8bit出力」と書かれてあった場合とかでスキャンに必要な解像度はどのように計算したら良いのでしょう? ●すいません 余計に 頭がごちゃごちゃに鳴ったかもですね 入力時にbit数とスキャン解像度は関係ありません 出力時には関係ありますけど ちなみに 出力原寸の画像の解像度は200dpiもあれば十分ですよ(プリンターの解像度ではありません) ちなみに 質問者さんの理論を適用したら 2880÷256(8bitなので)=11.25dpiになります^ ^ 複雑なのは 画像解像度は画像のきめ細かさで階調数のbitとは別物なのですが インクジェットのプリント出力にも解像度を表記している点です インクジェットの意味する解像度と スキャンの解像度は別物なので 同軸の計算をしない方が良いです ちなみに スキャン画像は 1ビットで256階調もっていますから インクジェットの解像度と同軸にするなら理論上なら最大で 入力解像度360dpi x 256=92160dpiのプリンタが必要になります 実際には 写真自体も1bitで256階調すべての色を使っているわけではありませんから そんな計算は必要ありませんが・・ ですから プリンタは最高の解像度設定で! スキャンは 原寸で 350dpiで覚えておいてください それ以上になると プリンタが表現しきれないので意味無いです(上記計算のように)
- fukkyse
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解像度とは別の観点から >やり方次第ではもっと画質が良くなるのではと >スキャンしJPEG保存したものを スキャンしたものを「JPEG」保存は良くないのでは?JPEG圧縮によりこの時点で劣化していると思われます。JPEGは非可逆圧縮で、繰り返せば繰り返すほど劣化してしまうので、作業途中にJPEG保存はしないほうが良いと思います。 PhotoShopにて読み込み→スキャナ。いったん保存が必要な場合は、BTM保存のほうが良いように思います。 取り込んでから以降はPSD保存で…。
お礼
早速のお返事有難うございます。 劣化についてはもちろんJEPGの特性も理解していますし、承知のうえで行っています。 と言うのもスキャンする場所と印刷する場所は同じであってもいったんそのデータを離れた場所にメール等で送る必要があるのです。 ですから、転送効率を考えJPEGを選択している次第です。
- p-p
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● おっしゃる通りです スキャナの光学解像度の最大値よりも大きい数値で スキャンすることに大きな意味はありません 質問者さんの持っているスキャナの光学解像度が600dpiであれば 600dpi以上に設定することはデータが大きくなるだけですね!(ただし でーた補間によりジャギーが出にくくなるという効果はありますが・・) >最高画質である「2880dpi×1440dpi」の設定で印刷することになりますが、インクジェットは一つのドットに1色しかのせることが出来ないので中間色の場合そのプリンタのインク使用数(8色)で割ると360dpi×180dpiとなり印刷に必要な解像度は「360dpi」という一つの基準が生まれます。 この部分ですが 半分は正解ですが 半分は誤解ですね スキャン画像は 1ドットごとに8bitとかの階調を持ちます(スキャナの性能や設定によりますが12bitや16bitの場合もあります) つまりインクジェットは1ドットで1bitの表現ですが スキャン画像は 8bitつまり256階調になります だからインクの色数の8で割ると言うのは勘違いです ですが 出力解像度が原寸で 360dpiという数値的にはまちがいではありません 大抵の印刷屋が印刷するとききれいに出すときの最高解像度が350dpiですから
お礼
早速のお返事有難うございます。 概ねで自分の考えがあっていたことでまずは安心しました。 この後、モニタや印刷部分でも勉強していく予定ですが、入口の部分で方向性間違っていたら話にならないですから、ちょっと不安でした。 ちなみに、光学解像度以上でのスキャンはデータが肥大化するだけで現実的ではないかと思いますが、理屈から言ったら画質的にプラスになることはあってもマイナスになることは無いと考えて良いですよね? 図式で言うと 光学の限界値600dpiでのスキャン < 2400dpiや3600dpiでのスキャン ただ、それが割りにあわないというかデータ容量に対しての画質メリットが少ないといったところでしょうか? あと、印刷解像度でデファクトスタンダード(業界標準)となっているのが350dpiであり結果的に近い数値である360dpiは間違いではないということだと思いますが、そもそも350dpiという数値はどこから来たのでしょう? また、わずかの違いですが360dpiではなく350dpiを印刷の基準と考えた方が良かったりしますか? あと、スキャナの8bitのところがいまいち難しくて、例えば仕様に「各色16bit入力/8bit出力」と書かれてあった場合とかでスキャンに必要な解像度はどのように計算したら良いのでしょう?
お礼
再びお返事有難うございます。 「出力原寸の画像の解像度は200dpiもあれば十分」というところで質問があります。 今までは自分の中で「240×300mmのJPEGを150dpiで印刷」という理念があって1600dpiでスキャンしそれを拡大し150dpiで印刷かけてましたが、今回学んだことを踏まえて3200dpiスキャンの300dpi印刷もしくは3600dpiスキャンの350dpi印刷などを試して見ました。(もちろん10倍に拡大してます) ですが、結果にその差が全くと言っていいくらい反映されず正直どの印刷物がどれと区別出来るレベルではありませんでした。 理屈から言えば3200dpiなり3600dpiでスキャンし従来からすれば倍以上の解像度で印刷しているので少なからず画質の向上があっても良いと思うのですが、何か勘違いしているのでしょうか? それとも、写真(データ)によってはこのような結果になることもあるのでしょうか?