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日本が中国に謝罪した回数と謝罪の程度
中国の人は掲示板などでほとんど必ずといっていいほど、「日本政府は戦争中に行ってきた残虐行為・侵略行為を一度も謝罪してこなかった」と書いています。「謝罪した」と書いた中国の人を一度も掲示板で見たことがありません。 実際はどうなのでしょうか?ウィキペディアの日本語版では日本政府は10回以上も政府要人が謝罪したと書いています。ですが、英国人もアメリカ人も、中国人のその主張を信じている人が多いようです。あるアメリカ人はこう書いています。「日本政府は韓国政府には謝罪したが、中国人には謝罪していない」。 また、中国人はよく「日本政府が国民を加害者とは思わせないようにマインドコントロールしている」と書いています。本当にそうなのでしょうか?それはともかく、一番知りたいことは、1.日本政府が中国政府ないし国民に謝罪した回数、2.どこまで謝罪したのか(南京事件は?)3.賠償金は?ということです。よろしくお願いします。
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質問者様ご質問の件について >中国の人は掲示板などでほとんど必ずといっていいほど、 >「日本政府は戦争中に行ってきた残虐行為・侵略行為を一度も謝罪してこなかった」 >と書いています。 >あるアメリカ人はこう書いています。 >「日本政府は韓国政府には謝罪したが、中国人には謝罪していない」。 >中国人はよく >「日本政府が国民を加害者とは思わせないようにマインドコントロールしている」 >と書いています。本当にそうなのでしょうか >それはともかく、一番知りたいことは、 >1.日本政府が中国政府ないし国民に謝罪した回数、 >2.どこまで謝罪したのか(南京事件は?) >3.賠償金は?ということです。よろしくお願いします。 1972年に田中首相が中国を訪問し、周恩来首相、毛沢東主席と会談し、 日本政府が過去の中国に対する戦争を謝罪し、中華人民共和国を承認し、 日中共同声明を発表し、日中が国交を回復して以後、 歴代の日本政府は1972年の日中共同声明を順守して、 過去の戦争および戦争により様々な被害を受けた人々に謝罪し、 日本は再び侵略戦争をすることなく、諸外国と共存共栄関係を築くことを表明しています。 中華人民共和国政府も中華民国政府も日本に対する戦争賠償については放棄していますが、 日本政府は中国に対する経済開発協力の形で資金援助してきた。 以下に参考となる日本政府のサイトのリンクを示し、リンク先の資料の一部を引用します。 外務省>各国・地域情勢>アジア>戦後60周年 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/index.html 外務省>各国・地域情勢>アジア>戦後60周年>歴史問題Q&A http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/qa/index.html 外務省>各国・地域情勢>アジア>戦後60周年>歴史問題Q&A >Q.1 先の大戦に対して、日本政府はどのような歴史認識を持っていますか。 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/qa/01.html 外務省>各国・地域情勢>アジア>戦後60周年>歴史問題Q&A >Q.2 日本は、戦争で被害を受けたアジア諸国に対して公式に謝罪していないのではありませんか。 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/qa/02.html 外務省>各国・地域情勢>アジア>戦後60周年>歴史問題Q&A >Q.3 日本は先の戦争で被害を受けた国や人々に対し、どのように賠償したのですか。 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/qa/03.html 外務省>各国・地域情勢>アジア>戦後60周年>歴史問題Q&A >Q.5 「従軍慰安婦問題」に対して、日本政府はどのように考えていますか。 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/qa/05.html 外務省>各国・地域情勢>アジア>戦後60周年>1972年の日中共同声明 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/nc_seimei.html 上記の共同声明の一部を引用して下記に示す >日中両国は、一衣帯水の間にある隣国であり、長い伝統的友好の歴史を有する。 >両国国民は、両国間にこれまで存在していた >不正常な状態に終止符を打つことを切望している。 >戦争状態の終結と日中国交の正常化という両国国民の願望の実現は、 >両国関係の歴史に新たな一頁を開くこととなろう。 >日本側は、過去において日本国が戦争を通じて >中国国民に重大な損害を与えたことについての責任を痛感し、深く反省する。 >また、日本側は、中華人民共和国政府が提起した「復交三原則」を >十分理解する立場に立って国交正常化の実現をはかるという見解を再確認する。 外務省>各国・地域情勢>アジア>中華人民共和国>基礎データ http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/data.html 上記の外務省の資料から引用 >1974年 貿易協定 >1974年 航空協定 >1975年 海運協定 >1978年 商標保護協定 >1978年 日中平和友好条約 >1979年 文化交流協定 >1980年 科技協定 >1981年 渡り鳥保護協定 >1984年 租税協定 >1986年 原子力協定 >1989年 投資保護協定 >1994年 環境保護協力協定 >1997年 漁業協定 >2006年 税関相互支援協定 >日本の中国に対する2005年度までの経済協力 >(1)有償資金協力(E/Nベース)約3兆1331億円 >(2)無償資金協力(E/Nベース)約1472億円 >(3)技術協力実績(JICAベース)約1505億円 外務省>各国・地域情勢>アジア>戦後60周年 >内閣総理大臣その他の国務大臣による靖国神社公式参拝に関する後藤田内閣官房長官談話(1986年) http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/gotouda.html 外務省>各国・地域情勢>アジア>戦後60周年 >朝鮮半島出身者のいわゆる従軍慰安婦問題に関する加藤内閣官房長官発表(1992年) http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/kato.html 上記の談話の一部を引用して下記に示す >政府としては、国籍、出身地の如何を問わず、 >いわゆる従軍慰安婦として筆舌に尽くし難い辛苦をなめられた全ての方々に対し、 >改めて衷心よりお詫びと反省の気持ちを申し上げたい。 >また、このような過ちを決して繰り返してはならないという深い反省と決意の下に立って、 >平和国家としての立場を堅持するとともに、 >未架に向けて新しい日韓関係及びその他のアジア諸国、 >地域との関係を構築すべく努力していきたい。 外務省>各国・地域情勢>アジア>戦後60周年 >慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話(1993年) http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/kono.html 上記の談話の一部を引用して下記に示す >本件は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題である。 >政府は、この機会に、改めて、その出身地のいかんを問わず、 >いわゆる従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、 >心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し >心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる。 >また、そのような気持ちを我が国としてどのように表すかということについては、 >有識者のご意見なども徴しつつ、今後とも真剣に検討すべきものと考える。 >われわれはこのような歴史の真実を回避することなく、 >むしろこれを歴史の教訓として直視していきたい。 >われわれは、歴史研究、歴史教育を通じて、このような問題を永く記憶にとどめ、 >同じ過ちを決して繰り返さないという固い決意を改めて表明する。 外務省>各国・地域情勢>アジア>戦後60周年 >村山首相による「女性のためのアジア平和国民基金」発足のご挨拶(1995年) http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/kono.html 上記の挨拶の一部を引用して下記に示す >今年は、内外の多くの人々が大きな苦しみと悲しみを経験した >戦争が終わってからちょうど50年になります。 >その間、私たちは、アジア近隣諸国等との友好関係を >一歩一歩深めるよう努めてまいりましたが、 >その一方で、戦争の傷痕はこれらの国々に今なお深く残っています。 >いわゆる従軍慰安婦の問題もそのひとつです。 >この問題は、旧日本軍が関与して多くの女性の名誉と尊厳を深く傷つけたものであり、 >とうてい許されるものではありません。 >私は、従軍慰安婦として心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対して、 >深くおわびを申し上げたいと思います。 >このたび発足する「女性のためのアジア平和国民基金」は、 >政府と国民がともに協力しながら、これらの方々に対する >国民的な償いや医療、福祉の事業の支援などに取り組もうというものです。 >呼びかけ人の方々の趣意書にも明記されているとおり、 >政府としても、この基金が所期の目的を達成できるよう、 >責任を持って最善の努力を行ってまいります。 >同時に、二度とこのような問題が起こることのないよう、 >政府は、過去の従軍慰安婦の歴史資料も整えて、歴史の教訓としてまいります。 外務省>各国・地域情勢>アジア>戦後60周年 >平和と発展のための友好協力パートナーシップの構築に関する日中共同宣言(1998年) http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/nc_sengen.html 外務省>各国・地域情勢>アジア>戦後50年の村山首相の談話 http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/07/dmu_0815.html 上記の談話の一部を引用して下記に示す >私たちは過去のあやまちを2度と繰り返すことのないよう、 >戦争の悲惨さを若い世代に語り伝えていかなければなりません。 >とくに近隣諸国の人々と手を携えて、 >アジア太平洋地域ひいては世界の平和を確かなものとしていくためには、 >なによりも、これらの諸国との間に深い理解と信頼にもとづいた関係を >培っていくことが不可欠と考えます。 >戦後50周年の節目に当たり、われわれが銘記すべきことは、 >来し方を訪ねて歴史の教訓に学び、未来を望んで、 >人類社会の平和と繁栄への道を誤らないことであります。 >わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、 >戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、 >多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。 >私は、未来に誤ち無からしめんとするが故に、 >疑うべくもないこの歴史の事実を謙虚に受け止め、 >ここにあらためて痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ちを表明いたします。 >また、この歴史がもたらした内外すべての犠牲者に深い哀悼の念を捧げます。 >敗戦の日から50周年を迎えた今日、わが国は、深い反省に立ち、 >独善的なナショナリズムを排し、責任ある国際社会の一員として国際協調を促進し、 >それを通じて、平和の理念と民主主義とを押し広めていかなければなりません。 首相官邸>小泉首相の演説・記者会見等>靖国神社参拝に関する小泉内閣総理大臣の談話(2001年) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2001/0813danwa.html 外務省>各国・地域情勢>アジア>戦後60周年 >いわゆる従軍慰安婦問題に対する日本政府の施策(2001年) http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/ianfu.html 外務省>各国・地域情勢>アジア>戦後60周年>元慰安婦の方々に対する小泉首相の手紙(2005年) http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/letter.html 上記の手紙の一部を引用して下記に示す >いわゆる従軍慰安婦問題は、当時の軍の関与の下に、 >多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題でございました。 >私は、日本国の内閣総理大臣として改めて、 >いわゆる従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、 >心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し、 >心からおわびと反省の気持ちを申し上げます。 >我々は、過去の重みからも未来への責任からも逃げるわけにはまいりません。 >わが国としては、道義的な責任を痛感しつつ、おわびと反省の気持ちを踏まえ、 >過去の歴史を直視し、正しくこれを後世に伝えるとともに、 >いわれなき暴力など女性の名誉と尊厳に関わる諸問題にも >積極的に取り組んでいかなければならないと考えております。 外務省>各国・地域情勢>アジア>戦後60周年 >靖国神社参拝に関する政府の基本的立場(2005年) http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/yasukuni/tachiba.html 外務省>各国・地域情勢>アジア>戦後60周年 >2005年アジア・アフリカ首脳会議における小泉首相の談話 http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/17/ekoi_0422.html 外務省>各国・地域情勢>アジア>戦後60周年 >2005年アジア・アフリカ首脳会議における小泉首相の談話の中国語版 http://www.cn.emb-japan.go.jp/bilateral/j-c050425.htm 外務省>各国・地域情勢>アジア>戦後60周年 >2005年アジア・アフリカ首脳会議における小泉首相の談話の英語版 http://www.mofa.go.jp/region/asia-paci/meet0504/speech.html 外務省>各国・地域情勢>アジア>戦後60周年>戦後60年の小泉首相の談話 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2005/08/15danwa.html 在北京日本大使館>戦後60年の小泉首相の談話の中国語版 http://www.cn.emb-japan.go.jp/bilateral/bunken_2005danwa.htm 外務省>各国・地域情勢>アジア>戦後60周年>戦後60年の小泉首相の談話のハングル版 http://www.kr.emb-japan.go.jp/diplo/d_news/pMini_050815.htm 外務省>各国・地域情勢>アジア>戦後60周年>戦後60年の小泉首相の談話の英語版 http://www.mofa.go.jp/announce/announce/2005/8/0815.html 上記の談話の一部を引用して下記に示す >我が国は、かつて植民地支配と侵略によって、多くの国々、 >とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。 >こうした歴史の事実を謙虚に受け止め、 >改めて痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明するとともに、 >先の大戦における内外のすべての犠牲者に謹んで哀悼の意を表します。 >悲惨な戦争の教訓を風化させず、 >二度と戦火を交えることなく世界の平和と繁栄に貢献していく決意です。 >戦後我が国は、国民の不断の努力と多くの国々の支援により廃墟から立ち上がり、 >サンフランシスコ平和条約を受け入れて国際社会への復帰の第一歩を踏み出しました。 >いかなる問題も武力によらず平和的に解決するとの立場を貫き、 >ODAや国連平和維持活動などを通じて世界の平和と繁栄のため >物的・人的両面から積極的に貢献してまいりました。 >我が国の戦後の歴史は、まさに戦争への反省を行動で示した平和の六十年であります。 >アジア諸国との間でもかつてないほど経済、文化等幅広い分野での交流が深まっています。 >とりわけ一衣帯水の間にある中国や韓国をはじめとするアジア諸国とは、 >ともに手を携えてこの地域の平和を維持し、発展を目指すことが必要だと考えます。 >過去を直視して、歴史を正しく認識し、アジア諸国との相互理解と >信頼に基づいた未来志向の協力関係を構築していきたいと考えています。
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- amoti
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>3.賠償金は? 何かの番組で中国のとある教師が「日本が経済成長したのは中国が戦後賠償を放棄したから」と発言していました。 ですが日本は中国に対してODAという形で約3兆円ものお金を払ってきました(戦後賠償でもここまで払った国はない)。 そもそも日本と戦争したのは国民党政権下の中華民国であり、現在の共産党政権下の中華人民共和国ではない(つまり戦争をした当事国どうしではない)ので、賠償権は発生しません。 あと、中共は情報統制をしいるので上記のODAも謝罪のことも国民はほとんど知らないのではないでしょうか。
お礼
情報をすべて党の統制化に置いている国はこわいですね。ありがとうございました
お礼
じっくり読むための時間がまだ取れていませんが、これだけリサーチするだけのエネルギーと熱意に感謝します!