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大統領制とは
韓国のノムヒョン大統領が支持率確保の為に反日を強調していますが、「実際ここまで支持率が急落したら普通であれば職を辞するのに、そうしないというのは大統領制のデメリットである。」と聞いたのですがこの場合、大統領制というのは自ら辞めることが出来ないのでしょうか? ぜひお教えくださいませ。
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大統領制において「自ら辞める」ことは可能ですよ。米国で、ウォーターゲート事件でリチャード・ニクソンが辞任したことは、貴殿もご存知ですよね。 議院内閣制の場合は、議会の不信任と、それに対抗する内閣の議会解散があるのですが、大統領制の場合、通常、そうした仕組みはありません。米国の場合でも、「大統領不信任」や「議会解散」はないのです。ただし、「大統領弾劾」は有り得ます。不信任と弾劾の違いは、不信任の場合は「政治がけしからん」、弾劾の場合は「法律違反、犯罪」という違いです。ニクソンの場合は、弾劾されそうになったために、自ら辞任したのです。 韓国の場合は、大統領の末路が哀れなのですね。初代大統領のイスンマンは亡命先のハワイで客死。パクチョンヒは暗殺。チョンドファンやノテウは有罪判決などなど。このため、ノムヒョンも大統領の地位にしがみつくしかありません。韓国歴代最低最悪の大統領ですけどね。
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- phj
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大統領制というのは、内閣制と少し違い、大統領は直接選挙で選ばれた行政府の長であるということです。 ですので、日本の総理大臣などとは違い、議会や政党に直接縛られません。(与党が無いと国会運営が難しいとうのは別の話です) 日本のように、与党の長(自民党総裁など)が総理大臣になる場合は、立法府の支持率、つまり国会議員の選挙にどう影響するかで、責任を取らされたりします。 大統領は直接選挙ですから、支持率が落ちたことで、自分が所属する政党がやめさせようと思っても、やめさせることが出来ません。 もちろん大統領制もいい面があります。それは強力なリーダーシップを発揮できるということです。しかしそれが弱みににもなります。ノムヒョンやブッシュなど支持率が下がれば、レイムダック化していくのです。
- naoeshinjo
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辞めることは出来ますよ。但し、自己都合で辞めると二度と大統領に選ばれる事は難しいと思います。 韓国の場合は、ちょっと特殊で大統領を経験した人の大半がロクな余生を送っていません。暗殺とか投獄とか・・・キムデジュンは政治取引で難を逃れましたが、先送りにしただけでしょう。