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ピアノ小品~美しい曲、あなたの好きな曲~
こんにちわ ピアノを弾いているのですが、最近マンネリ化してきてどの曲も中途半端な出来で終わってしまっています。 どなたか、美しい小品のピアノ曲を教えていただけないでしょうか? もちろん、美しいだけでなく楽しい、悲しい、陰鬱などでもかまいません、みなさんがお好きな曲を教えていただければ幸いです。 マイナーな曲、盲点的な曲は特に歓迎です。 今の現状を打破すべくとりあえず一曲を仕上げたい気持ちでいます。 よろしくお願いします
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- mannequinkatze
- ベストアンサー率26% (51/196)
ジャック・デュフリー(Jacques Duphly)という日本ではあまり知られていない(オントモが2002年に出した新編音楽中辞典に記載なし)十八世紀フランスのチェンバリストの作品をお奨めします。楽譜はここでDLできるようです(私は大枚はたいて現代版を買いましたが。昔だったので)。 http://jacques.duphly.free.fr/ この人は四冊の楽譜を遺しました。第三巻のシャコンヌ、第四巻のラ・ドゥ・ヴォカンソン、第二巻のラ・フェリクスなど、甘い哀感を伴う美しい佳作として愛玩しております。 クラヴィーア用の曲と言えば村治佳織の『シンフォニア』というCDはご存知ですか。参考URLをご覧ください。原曲は大半が鍵盤曲、それも易しいのばかりです。ギタリストの挑戦をここはピアノ弾きとして受けて立ってください。スカルラッティなんかはたいてい図書館に行けば楽譜が手に入りますね。オントモの全集本に収録されているから。ただし音符は間違いだらけだけど。 もひとつ行くなら大バッハの『ゴルトベルク変奏曲』なんかもいいと思います。ぜんぶ弾き通せば一時間半くらいはかかりますけど、一つ一つの変奏はちっぽけなもんですから。どれも一曲として、また一曲の半分としてもエンドレスな作りになっているので練習もやめられないとまらないのエビセン状態に陥るのもよいところ。 やっぱりピアノ用に書かれたものでなくちゃ、ってことならアルベニスの陳腐ながら美しい旋律を持つ『タンゴ』をゴドフスキーが華麗に編曲したもの。ゴ氏のものとしては易しい部類に入ります。五頁かそこらですが、たいへん濃密な作りで、やさしい光を帯びた宝石がねっとりと溶けてゆくような美しさ。すんばらしい傑作です。右手だけで二対三のクロスリズムとかやらされますけど。と言ってもテンポがゆっくりだからどうということはありません。楽譜は分厚い高価なやつしか今はないと思う。 片手の二対三と言えば、スクリャービンが十五歳のときに書いたとかいうエチュードOp.2-1にもちょろっと出てきますな。これはでも、べつに難しい曲ではない。そして世に言うロシア的憂愁の煮〆みたいなしろものです。むわーん、むわーん、と分厚い和音の連続から悲しみが匂い立つ。たったの二頁。 この小曲はホロビッツが数十年ぶりのロシア公演を決意したとき、真っ先にプログラムに入れることにしたという話がありまして。こいつは外せない、と言い出したホロビッツにワンダがなにげなく、弾いたことないくせに、と言ったもんだからホ氏の怒るまいことか。この俺がこの曲を知らんだと! 生まれたときから知ってんだよ! と喚きながらピアノにすっ飛んでいってワワワワワワワーワ、と完璧に弾いてみせたとか。 でもどうせスクリャービンを弾くなら、エチュードOp.42-5に挑戦するべきでしょう。これは本当に美しい曲です。美しいという言葉はこの曲のためにあると言いたいくらい。ただめっちゃ難しいです。超人ラフマニノフさえ難しいとぼやいたという伝説がある。でもたったの六頁ですから、頑張ればきっとなんとかなります。
- megumi1
- ベストアンサー率28% (57/200)
そんなに長くないと思うのですが… ベートーベン 「月光」 美しい曲で大好きです。
お礼
お返事ありがとうございます 月光は以前弾いたのですが私の好きな曲です。 紹介していただきありがとうございました。
- cyabin
- ベストアンサー率31% (553/1779)
こんにちは。 ピアノが弾けて羨ましいです。私はピアノを子供の時に習いましたが、今は弾けません。もしも弾けるなら「歌の翼に(Auf Flugeln des Gesanges Op.34-2)」(F.メンデルスゾーン)が弾きたいです。 私はピアノ事はあまり知らないので、有名かどうかは知りませんが、高校の音楽の教科書に載っていた曲です。友達に弾いてもらおうと楽譜を取り寄せましたが、引越しなど色々あって、弾いてもらえなかったです。でも、自分で弾くには、ちょっと難しすぎます。
お礼
お返事ありがとうございます メンデルスゾーンは普段あまり聞かないので、教えていただいた曲は存じておりませんでした。 早速あたってみます。 ありがとうございました
- jupitan
- ベストアンサー率36% (227/616)
では、失礼いたしまして・・・ 1.「きみを愛す」Op.41-3(グリーグ) 2.「思い出」(ブルックナー) 3.「アルバムの一葉~M侯爵夫人のアルバムに寄せて」(ワーグナー) これらの曲は各3分弱のショート・ピースです。 レスリー・ハワード(Pf)の「ピアノ・アンコール秘曲集」というCDに収められています。大作曲家の小品ですが、どれもロマンチックで憧れや叙情性といった様なものが含まれたような美しい曲です。
お礼
お返事ありがとうございます レスリーハワードといえばリストのピアノ作品全集を出したピアニストというのは知っておりましたが、そのようなCDがあるのは存じておりませんでした。 ブルックナーとワーグナーの作品は全く知らなかったです。 早速あたってみます。 非常に参考になりましたありがとうございます。
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お礼
お返事ありがとうございます わ~マイナー作曲家ですね。 ジャック・デュフリー、知りませんでした(私が無知なだけかもしれませんが)。 早速教えていただいたところでDLして弾いてみます。 スクリャービンは私の大好きな作曲家です。op.2-1は弾いたことがあります。 op.42-5は今年なんとか弾けるようになりました。 美しい曲ですよね、この曲は。 特に第二主題のところはうっとりしてきます。 スクリャービン、美しい、といえば私は彼のピアノコンチェルトop.20の第二楽章も負けず劣らず美しいと思います。 アルベニスのタンゴは原曲はちょっとだけ触ったことはあるのですが、ゴド氏編曲のものは知りませんでした。 早速あたってみます。 村治香織はhmvやamazonでよく名前を見かけるので名前だけは知っているのですが、実際の内容は全く知りません。 ギタリストなんですね。 今度聞いてみたいと思います。 非常に参考になりました。 ありがとうございます