弁護士に着手金を返還してもらいたい
先ず、私は当事者ではありません。内容は全て母からの伝聞であることを断っておきます。
母が詐欺にあってしまい、六日前に弁護士と契約し、着手金を支払いました。(金額に問題はありません)
本日までの弁護士の対応が、不信感を持つ内容であったため、任意契約を終了したいと思います。
委任契約書には、「解任、辞任等の理由により中途終了した場合には、受領済みの費用の請求ができる(一部省略)」とあります。以下に詳細を述べますので、この場合どの程度の請求ができるのか、そもそも請求ができるのか、をご教授お願いします。
0.事件の概要
投資詐欺に分類されると思います。信用のある金融会社を装い、金融商品を勧められ、購入しました。
事件は訪問で受けた説明と、契約書の内容がまったく違っていたため発覚しました。急ぎで弁護士と契約し、なんとか母・弁護士・詐欺師の3者で話をする機会を設けましたが、その対談で詐欺師は「詐欺ではない。返金はできない。」の一点張りでした。法律上拘束することもできないのでしょう、そのまま何も進展が無く対談は終わり、詐欺師は帰って行きました。
あとは弁護士に任せるということで、現在に至ります。
1.弁護士が行ったこと
・ 3者対談に参加
具体的には、相手が詐欺師だという弁護士側の理解と、相手の出方、詐欺会社側との通話
「契約は無効なので、返金してください。」と相手側に伝えたが断られました。
・ 銀行口座の凍結
銀行にファックスで書面を送って凍結させたとのこと。
・ 差し押さえ(?)の手続きについての説明
この手続きをすれば、交渉が有利に進むとのことでしたが
追加で費用がかかるとのことで、辞退しました。
あとは、「粛々と法律に則り対応します。」とのことで、具体的に何をしているか伺っていません。
2.弁護士に不信感を抱いた理由
・ 人物の印象
知り合いの弁護士から紹介されました。
契約時に、十分な説明を受けていない状態(差し押さえの追加費用は聞いていなかった)で、「着手金を払わないならこれ以上時間は裂けない。」と言い、高圧的な印象を持ちました。時間が勝負と言われたのと、他に頼る弁護士がいなかったため契約を決めました。
・ 3者面談での対応
具体的な交渉を行っていませんでした。相手側と連絡が取れなくなる可能性が高いのにも関わらず、相手側が返金を行わない場合の話をしなかった。また、相手の身元確認に免許書を目視で確認したのみで、控えをとりませんでした。
・ なかなか連絡がつかない
携帯電話の番号を聞いても断られ、事務所経由で連絡を取ろうとしてもなかなか連絡がつきません。
「この案件はスピードが鍵です。」と説明を受けたのに、連絡が取れないため話が進みません。
具体的には、面談後の5日間で2回電話が繋がったのみ。
・ 本当に銀行口座を凍結させたのか
「書面1枚で凍結できます。すでにファックスで送りました。」と聞いているが、本当に凍結できたのかわからない。銀行側に聞いてみた所、「警察の要請がない限り凍結はできない」との回答。ここで、被害届を出さなければならないことを知りました。
・ こちら側に指示がない
あとは弁護士側で処理するとのことで、被害届についての話も全く聞いていなかった。交渉の材料に使うのかもしれないが、出さないようにという指示もなかった。詐欺にあい、人間不信になりやすい心境であることを考えた対応をしてほしかった。
長くなりましたが、以上となります。母は、「詐欺で盗られた分の返還は諦めた。弁護士に不信感が増すばかりだから契約を解除したい。」と言っています。不信感という理由で契約を終了するのも勝手だと思いますが、着手金が戻ってきたら、そのお金を使って気分を切り替えたいそうなので何とか応援したいと思います。そのため、私が母に付き添って弁護士と交渉することになっていますので、お力添えをお願いします。
お礼
弁護士には勝てないということですね。ヘンな事をしたら潰されますね。 委任解除して書類を取ってきます。ダメモトで一応請求してみます。 又 弁護士を探さないと大変です。誰か司法業界を改革してくれませんかね? ご回答ありがとうございました。