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XRDについて

XRD(エックス線回折)のデータを見たのですが、ちょっとよく分かりませんでした。 横軸はθ(シータ)で、縦軸は強さのデータです。 ピークのでたシータによって、距離が分かるんですよね。 でも、どのピークがどの面をみているのかとかってどうやって知るのですか? また、縦軸の『強さ』から何が分かるのでしょうか? ちょっと初歩的な質問でスミマセン。

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noname#21649
noname#21649
回答No.2

>どのピークがどの面をみているのかとかってどうやって知るのですか 角度は.原子間距離しか示しませんので.直接どの面かを知ることは出来ません。複数のピークの組み合わせから.いくつかの原子間距離(面間距離)がわかり.この中の一つを結晶X線回折でどの面かを特定して.作成されたのがASTMカード(現在は別の名称になっているはず)です。粉末法ではわからないことはないのですが(説明を聞いたが忘却)省略します。ASTMカードの内容が多くの場合に回折装置のコンピューターに記憶されていますので.ぶしつ名が特定できれば面の番号がわかります。 >縦軸の『強さ』から何が分かるのでしょうか? 結晶法の場合には.結晶の向きがわかります。 粉末法の場合には. 各ピークの大きさの割合がカードの大きさと異なっていた場合(精度計算をサボらないでしてください。さもなくば.nを無限大に発散しているとみなせる(計量統計処理が使用可能になる)ような十分な数を計数してください)にはいこうがあるわけで.粉末資料の作り方が悪かったことがわかります。逆に粉砕しないで直接測っているような場合(圧延鉄板をそのまま等)の場合には資料の製法から粒子のはいこう性がわかります。 (人名忘却)分布のピークになるはずですから.形に歪みが合った場合には複数のピークが重なっていることが見当つきます。 ピークの形状が緩やかであった場合は留径が小さいことが.逆に鋭い場合には結晶がきれいな大きな状態にある事が分かります。

ikaros
質問者

お礼

本当に御丁寧な説明、本当にありがとうございました! 助かります!

その他の回答 (1)

回答No.1

こんばんわ。 ピークがどの結晶面をあらわしているのか・・・ これは、専用のデータベースがあります。 最近はパソコンと接続されてる形態のものが普通なので、 データベースもパソコンから取り出せます。

ikaros
質問者

お礼

専用のデータベースがあるのですか。 どうもありがとうございました

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