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文系大学生が建築家を目指したい

私は、今年大学一年生になった者です。 経済や金融に興味があったために文系で受験勉強をし、大学に入学しました。しかし、生活が落ち着いて進路を今一度考えてみると、建築家に対する漠然とした憧れをいまだに自分が抱いていることに気づきました。 その動機は、小さいころから工作や絵画などの創作が好きで、その創作が世に残ればよいなぁという、これまた漠然とした憧れです。そんなわけで、なりたいのは設計事務所に入って構造計算をして終わる建築士ではなく建築家です。おそらく、その建築家になるには下積みとして建築士としての庶務が不可欠なのでしょうが。また思い通りのデザインをつくるには、構造的な制約を考慮しながら設計しなければならないという話も聞きます。 長くなりましたが、最後に質問を簡単にかきますと、建築家と呼ばれる存在になるには、どの程度建築士としての素養(物理学や数学や構造計算…)が必要なのか?ということです。 よろしくおねがいします。

みんなの回答

回答No.7

 日本の建築士は技術者の資格で、建築家は職能だということがいわれます。  でも、そのいずれもを育成する美術・芸術系の建築系学科には、高校の文系クラスから入学する人が多く、しかも、現実に美術・芸術系の建築系学科を卒業して建築家になっている方も多いので、素養という点では高校まで文系でもなんとかなるでしょうね。  構造設計は構造の専門家にやってもらう意匠設計者(建築家と呼べるのは、そのなかでも一部ですが)は多いです。そのときにある程度話が通じるくらいの知識ないしセンスを専門教育の中で身につけられるかどうかだと思います。  これから、ダブルスクールで専門学校等で学ばれるのか、はたまた、転部・編入を考えておられるのか、アトリエ等でアルバイトをされるのか、わかりませんが、がんばってください。

  • tomo410
  • ベストアンサー率54% (19/35)
回答No.6

私は商業高校を卒業して、設計の仕事をしています。 (建築の専門学校には行きましたが。) 同じように、絵を描くことが大好きで関連する仕事は?と思い設計を選びました。無の空間に自分で考えた建物が出来上がり、それを利用する人がいる。とても素晴らしい仕事だと思っています。 建築家に成る事の基準なんてありません。(建築士免許が無くても良いわけですし) それは、自称であり、他人がそう呼ぶだけに過ぎないのではないでしょうか。絵画と同じですよ。作品が世間に認められれば、自然と『建築家』と呼ばれる存在になるでしょう。 私は建築士として人に信頼される存在に成りたいと思っています。それには、意匠・構造・設備等の最低限(1級建築士試験)の知識は必要ですし、プラス、土地に関すること、環境に関すること、歴史に関することetc 一生勉強漬けになりそうな感じです。 人に質問されて、『分かりません』では建築士として恥ずかしいでしょう? 建築家と呼ばれるかどうかは、その後で周りが決めることであって本来は自分で名乗るものでは無いと私は思っていますよ。 建築士として恥ずかしくない知識を持つことが、素敵な建築家への第一歩だと思います。

noname#65504
noname#65504
回答No.5

#4です。 ちなみに、建築士資格のない人(建築デザイナー)が建築設計を行っていると、建築基準法違反として、以下のような扱いを受けることもあります。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060418-00000101-yom-soci http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060417-00000015-san-soci

monblant_2006
質問者

お礼

ありがとうございます。よく考えて進路を考えたいと思います。また質問の際にはよろしくお願いします。

noname#65504
noname#65504
回答No.4

建築家というのははっきり言ってしまえば自称に過ぎません。 建築士というのは建築の設計・監理などを特別に国から許可された人です。 但し職業として建築設計などを行うには、建築士を持っているだけではだめで、建築設計事務所登録をしたところで働く必要があります。 一般に建築家という人は建築(意匠)設計事務所を代表する人のことを言います。 建築設計事務所は登録が必要です。そのためには建築士の有資格者が必要です。但し事務所の開設者が建築士である必要はなく、有資格者を雇えば事務所を開設することはできます。 すなわち経営者としての素質があれば、建築家として名乗ることは可能です。もちろんそれなりの意匠センスも必要ですが。 世界的に有名な建築家・丹○氏と構造の大家の坪井先生の構造に関してやりとりを、建築家の磯崎新氏と構造設計者の横山氏が異なる立場からみた状況をそれぞれの著書(書名は忘れました)で語っていますが、それを比較すると丹○氏が構造にかなり疎かったことがみとれますので、優秀なスタッフや構造設計者を捕まえておけば、建築家には必ずしも必要はないものと思います。 ただし、建築基準法に基づく設計図書に記名・捺印するのは建築士の資格が必要ですので、有資格者でなければ役所提出書類上は自分の作品としてし出すことはできません。 また、最近あった偽造問題で明らかなように、構造設計を偽造した本人だけでなく、それを依頼した設計事務所や元請の建築士も取り消しなどを受けていますので、素養があろうとなかろうと、できあがった構造設計に対して設計事務所及び建築士は責任を負う必要はあります。 今回の事件により、建築を意匠・構造など専門分化をするという意見と、専門分化などせずに建築士の責任を強化するという2つの意見が出ています。 建築士会などは前者を推進していますが、建築法規に詳しい人の意見の多くは、責任の明確化の意味合いから後者を支持する人が多いので、今後法律は責任強化の方向に向かうのではないかと思います。 さらに、昨今は免震などの新技術の登場により、昔は構造設計者でも知る必要のなかった動的理論などについての知見も求められるようになってきています。 そのため建築士は定期的に構造関連の講習などを受ける必要が出てくるものと思います(多分そういう方向で法律が改正されると思います)。 以上まとめますと、意匠的なセンスと経営能力があれば建築家を名乗ることはできますが、法的な図面上の設計を行うには建築士になる必要があり、建築士である以上は構造に対しても責任を負う必要があることから、直接計算できる技術はなくとも、結果が正しそうかどうかを判断する程度の素養・センスは必要で、それらの素養は偽造事件や技術革新により今以上に必要になっていくものと思います。

  • ipa222
  • ベストアンサー率20% (903/4455)
回答No.3

>また質問なんですが、やはり建築学科への編入が不可欠ですよね? 建築の専門教育を受けず、建築家になるには、猛烈な苦労が必要です。 建築学科に編入するのが一番スムーズだと思いますよ。 建築技術は体系化された専門知識が必要です。自習でできるほど甘くはないです。 安藤さんは、相当な努力をしている人ですし、若い頃から優秀なスタッフを抱えて仕事をするというスタイルをしています。若い頃は関西の三奇人の一人として奇人扱いされていました。 極めて珍しいから話題になっているわけで、安易に真似ができるほど世の中は甘くありません。

noname#17702
noname#17702
回答No.2

建築デザインなら資格も構造計算も必要ないですよ。事務所に資格を持った人が誰かしらいるでしょう。 むしろ工学的な知識なんて無い方が豊かな発想が生まれます。一人でやるなら工学のみならず材料学、建築史、法規、心理学などおよそ全ての要素が必要ですが。 確か、世界的に有名な安藤忠男さんはボクサーから独学で建築家に転身されたのでは?

  • ipa222
  • ベストアンサー率20% (903/4455)
回答No.1

建築家は、一つの建物をつくるための、総合的な指揮をする役割だと思ったらいいですね。 映画監督など近いと思います。 建築を設計したり、施工したりするメンバーを束ねて、一つの目標にゴールする要の役です。 理系の素養は必要ですが、まるで理系のセンスがなくても、つとまりますよ。 東京芸大の建築科出身の人たちは、理系は0に近い教育しか受けていませんが、みなさん非常に活躍しています。 みんなを引きつける能力と、みんなを動かす行動力があればできるでしょう。 工作が好きなら大丈夫だと思いますよ。

monblant_2006
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 また質問なんですが、やはり建築学科への編入が不可欠ですよね?

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