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ポット上げについて
種まきを始めた初心者です。 発芽し、本葉(双葉)が出てきて、ポット上げをするということなのですが、 やり方について教えてください。 1。ポットに土を入れ、指などで穴を空け、 そこに苗を入れて上の部分を押さえる 2。鉢に苗を植えるときのようにポットの中程にまで土を入れ 苗を置き回りから土を入れ上部を軽く押さえる どちらの方法が良いのでしょうか。 また、このときポットの土は湿らせておいた方が良いですか? 植えた後に水をあげた方が良いですか? 根が短い物などは植えた後に水をあげたら浮いてしまったことがあります。 土は培養土と赤玉土を半々に混ぜた物を使っています。 それで良いでしょうか。 ポット上げをすると半分以上ダメにしてしまいます。 よろしくお願いします。
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ポット上げをすると半分以上ダメ?と聴いては捨て置けません。 私は野菜と樹木で発芽ー移植1ー移植2ー定植をします。考えてみるとまだ移植ではひどい失敗経験がありませんが、やってみていろいろ得心したことがあります。定植ではナメクジや鳥、黴にやられが経験がありますが。長文ですが、お読みくださいますと幸甚です。 植物の種類や時期にもよりますが、どんな移植でも必ず根を傷めます。 上手にそっとやらないと、あちこちの細かな根切れが起こったり、また、根の表面が傷つきまです。 移植1の時に、根の性質のひとつががわかりますね。引っ張りに強いの弱いの。脆いのしなやかなの。野菜などのポット撒きで作ってできた苗の太い巻きひげ根っこなどは脆いですね。 傷はそこから病原体に侵されるので、移植1、2は無菌(かそれに近い)用土にいたします。市販のものは、雑菌の少ないものですが、自家土は定植と同じで菌や黴があります。自家土の場合はそれなりの薬剤を処理をご考慮ください(銅水和剤や抗生物質:ベンレートなど)。 1.の”ポットに土を入れ、指などで穴を空け、そこに苗を入れて上の部分を押さえる”方法は根が弱いと痛みます。発芽したて小さな双葉で根が小さければこれでもOKです。私は、マニアックかもしれませんが、スプーンのようなもの(お好み焼きの”起こし”の真ん中の少しへこんだような形など)で発芽床から(床ごと)そろりと掬い上げて、湿潤させた低雑菌用土をポットに用意しておいて根(床材つき)を寝かせ、その上から、根が覆われるように、用土をかぶせます。土いじりでなく清潔な実験室作業的といったほうがいいかもしれません。手洗いと器具荒いしてから作業します。赤玉土は使いませんが酸が好きな植物(ブルーベリーなど)によっては妙案かもしれません。なお古新聞などは使ってはなりません。低雑菌用土にはいくつかの種まき培土を愛用しています。肥料成分なしの用土は、傷ついた根にやさしいのが長所なのですが、上のスプーンの方法なら、傷も少ないので、手間を省いて最初から肥料成分入りでやっています。(発芽では失敗しても)移植では失敗がありません。スペースが助かりますね。 2.根が結構出ているときは、先の方の説明のように、さらにやさしくしないと、結構でた根が、傷だらけになります。黴菌や黴にさらに弱いわけですが、傷つけないように移植すると、当然、こっちのほうが、養分を吸い取る力が強いので、ぐんぐん大きくなります。 発芽床や移植用土は、結局、ピートモス入りのものが、割安ですね。もちらん細かなペレット粒状のゴールデンなんとかも非常に扱いやすく、ピートモスに比べると、吸湿は抜群で、最初の湿潤作業は楽チンでしたが、根はりしたあとのピートモス用土は根によく掴まっているのに対して、ペレット粒状用土からの移植は根が傷みやすいです。ペレット粒状用土は最終の地ですかね。 植物は人間のように白血球や免疫細胞がありません。殺菌力のある成分は、普通には、わずかの銅(クロロフィルの核)ぐらいです。虫にも弱くポット苗の植物ごときにphytoncidなんてありません。(ところで野菜にphytoncidの遺伝子を導入すれば農薬いらなくなりますね) 肥料・潅水・温度・日光 ポット苗植物の肥料はきれいなものをお使いください(ボカシなど禁)。化成肥料を最初から混和しておく、あるいは成長を見ながら液体(窒素燐酸カリの)の毎週散布がよいです。ポットは乾きに弱いので水遣りが必要ですが、水をあげたら浮くような苗は、根も浅く、日陰か遮光覆いで、過度の乾燥にあわないように、また、室温はあがっても平気なのが多いですが、干からびると困りますので、大きな角トレイを敷いてポットを上に並べて、水を保つ・肥料を逃がさなど、工夫など適宜追加してください。強い日光は普通不要です。インパチェンスなど、水が命の奴に、去年は大変苦労しました。葉っぱの強くない種類は、シャワーでも機嫌損ねますので噴霧散水器をつけましたョ(これはトホホ)。 長文お読みくださりありがとうございました。
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私は両方の方法をとっています。 私の場合(素人ですがこの方法で結構成功しています) 1の方法は、根が短い時に。 2は根が結構出ているときに。 ポットの土は、赤玉土と腐葉土で最初は無肥料にします。4~5日おいて落ち着いてから液肥を与えます。 土は(手が汚れるけど)湿らせてから植えます。理由は、以前培養土(ピートモスが入っている)を使った時、完全に乾いていると水が浸透しにくく土の表面にたまってしまい、植え替えた小苗が埋まってしまったり傾いてしまったりしたからです。濡れていると、最後に水をかけたときスーっと浸透していきます。 あと、苗には、根を少しいじめたほうがいいもの(植えかえして強くなるもの)と根を動かさないほうが良いもの(移植を嫌うもの)があるので、その植物にあった方法が必要です。
お礼
根の長さで植え方を変えるというのはとても参考になりました。 小さな穴を空けて根の張っている物もギューギューに入れていて これで良いのかな?と疑問に思って質問させて頂いたので。 肥料の与え方のアドバイスも頂きありがとうございました。 回答ありがとうございました。
- toshihisakasiwa
- ベストアンサー率62% (226/359)
まず最初の鉢上げ(最初の移植)は1の方法で移植してください。2の方法は一回り大きい鉢に移植するときに使いますから両方とも正解です移植時には鉢いれした用土には前日に充分潅水しておきます。移植した後にも根と土をなじませるため少量の潅水をします。土は培養土と赤玉土を混ぜて使っているようですが培養土だけの方がいいと思います赤玉土は酸性が強いため培用土と混ぜると酸性になり野菜の苗の育苗には適しません。酸性のために苗がかけることも充分考えられます。
お礼
専門家の方からのご意見とても参考になり心強いです。 ありがとうございました。 どちらのやり方も間違いではないと教えて頂きホッとしました。 野菜は作っておらず主にお花の種まきです。 赤玉でと書いてある物やバーミキュライトなど書いてある物があり 土の酸性、アルカリ性など良く分かりません。 種まきに適した土、ポット上げに適した土とは どういう基準で選んだらよいのでしょうか。 回答ありがとうございました。
- soraoba
- ベストアンサー率46% (66/142)
(1)ビニルポットに土を入れて (2)湿らせて少し水が切れたところに、 (3)箸などで深く穴を開けて、 (4)そこに植えます (5)苗の周りの空間に、周囲の湿った土をチョイチョイと寄せて完了です。 園芸の本によって色々と流派があるようです。 また、植替えを嫌う種類がありますので、種によっても違います。 最近は『趣味の園芸』で憶えた方法が、手軽で気に入っています。 (1)発砲スチロールなどの大きな容器に、土を入れたビニルポットをズラーと並べて (2)このポットに、直接種を蒔き (3)発砲スチロールに水を張って、下から冠水させます (4)芽が出るまで、新聞紙をかけて、土が乾くのを防ぎます (5)発砲スチロールの水が無くならないよう、注意していると、10日~2週間で芽がでます。 (6)芽が出たら、新聞を外して排水し、通常通りの管理をします (7)ポット1つに沢山芽が出た時は、間引いて、その苗を新しいポットに植えます。 (8)10日に1回程度、薄い液肥を水遣り代わりにかけます 試行錯誤しながら、色々試すのも園芸の醍醐味ですよね。
お礼
発泡スチロールを使った種の撒き方を教えて頂きありがとうございました。 早速ジニアなどの種まきをやってみました。 発芽が楽しみです。 新聞史を書けるのは土が乾かないようにとのことですが、 土をかぶせない好光性の物の場合はどのようにしたらよいでしょうか。 アドバイス頂けるとうれしいです。 回答ありがとうございました。
- nitto3
- ベストアンサー率21% (2656/12205)
普通はポットに種まきし、それを定植するのですけどね。 発芽したばかりのものは上部より、根の方がうんと長いです。 そこらを考えると分ると思いますが。 今日もキャベツを定植してきましたが本葉一枚のもので根は10Cm位ありましたよ。 深く掘り出した苗をポットの中心で軽く手にぶら下げて、 湿らせた培養度を入れていきます、後でまた水をしっかりあげた方がいいです。 でも水浸しというより静かに如雨露などでゆっくり与えます。
お礼
本などで箱蒔きすると書かれている物の ポット上げで質問させて頂きました。 野菜は直接ポットに種まきするんですね。 回答ありがとうございました。
お礼
パスワードを忘れてしまい、ログインできず、お礼が遅くなって申し訳ありませんでした。 詳しい説明を頂きありがとうございます。 じっくり読ませて頂きました。 用具の有効な使い方、土、灌水、日光 知りたいことがすべて書かれていたので、 本当に勉強になりました。ありがとうございました。