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良い税理士さんって?
- 小さい会社を経営する父について、税理士についての疑問があります。
- 現在の税理士さんは親身になって相談に乗ってくれるのか不明です。
- 税理士さんの役割や優れた税理士を選ぶポイントについて教えてください。
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kio818さん、こんばんは。一概にお答えしにくい難問ですが、思うところを書かせて頂きますと・・・ (1)顧問契約の価値判断について 帳簿チェック「だけ」の業務サービスしか受けていないのであれば、この顧問料は高い?!かも知れません。 帳簿チェックは、どこの税理士事務所でもやっている基本業務だから特徴がないのです。 税理士事務所に月次報酬を払う意味の一つに、「付加価値のあるサービスの提供があるか」 だと思うのです。 具体的には・・・ ・会社の実情を斟酌した資金繰りアドバイス ・会社の実情を斟酌した労務アドバイス ・会社の実情を斟酌した経営・会計管理システム合理化助言とシステム導入支援 ・機動的な税務相談対応 などなど・・・ 他にも、税理士事務所の付加サービスとして考えられるものはたくさんあります。 御社が、そうしたサービスを求めるか・帳面チェックだけでよいのか、御社自身のニーズ分析を行ってから、税理士報酬と付加サービスとのバランスを検討すべきだと思います。 帳面だけして欲しい!というお望みなら、今やネットで検索すれば、いくらでも低価格戦略を重点にしている税理士事務所はあります。 要は、貴社が「税理士に何を望むか」です。 (2)社内での事務について 社内の財務・経理・税務を自己管理できるかどうか・・・ これは、社内の管理体制や能力レベルなど、複雑な判定要素がありますので、お答えしにくい質問です。 財務・経理は単純ですか? ご自身のなさっている経理事務は、特段の税務判断を要するような取引がないレベルですか? 売掛・買掛・未払・社会保険・源泉・特徴市民税・労働保険・などなど、社内で管理できるヴォリュームですか? こうしたベーシックな会計処理を、外部チェックを必要とせずに社内管理できているなら、決算申告のみを年一回で税理士事務所に依頼するスタイルを検討してもよいかも知れません。 ただし、年一回の税理士関与だけでは、上述した付加サービスは期待しにくいと思います。 (3)相談窓口について 多くの税理士事務所は、「初回相談無料」というスタイルの初期サービスを提供しています。 これを徹底活用して、他の税理士事務所のサービス内容と税理士の素顔に触れてみるべきです。 税理士事務所は、担当する「人」によって大半のサービス品質が決定されてくる人的要素が極めて強い業務分野で仕事をしています。 それだけに、どんな「人」なのか、多くの税理士事務所と触れることで比較検討することが重要だと思います。 よくある「税理士紹介サービス」の利用が、最適の判断とは思いません。その税理士紹介会社が、本当に貴社の実情を深く理解して税理士紹介を行うかどうかは未知数だからです。 (4)帳簿をチェックするだけが税理士か・顧問料は? そんなベーシックなサービスしか提供しないような税理士事務所なら、低額の顧問料であるべきです。 一例として、一月200仕訳程度・年間売上が3000万程度といった事業規模で、年額40万円の税理士報酬は、ちょっと高額かも。 逆に、ある程度の税務会計サービスを受けていて、この顧問料であれば、割安な部類の顧問料です。 ある統計によると、税理士の顧問料は、平均して3万円~5万円/月に集中しています。 業務規模が大きくなると、月30万円・決算料300万円なんていう事例もあり、千差万別です。 貴社の事業経営のよきアドバイザーとなる税理士像をイメージなさって、よき税理士との出会いがあることを祈念いたしております。
お礼
大変遅くなり申し訳ありません。身近に相談する人もいなく、丁寧なアドバイスありがとうございました。会社の規模は小さいのですが、私に知識がないためにやはり税理士の継続をしなければならないようです。田舎なもので、報酬料も他と比べ、高いのかも安いのかもわかりません。又、質問をまとめ、相談したいのでその時は宜しくお願いします。