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タイガー(ティーガー)戦車の操縦者の窓はどうなってるの?
映画「プライベートライアン」でのクライマックスシーンで、ふと疑問に思ったのですが、映画の中でミラー大尉が短機関銃をタイガー(もどき)戦車の操縦士用運転窓から、中に向けて発砲してました。 外からあの窓を通して車内に撃てるのですか? もし、そうだとしたら小銃一つでやられてしまうのはあまりにも(大戦末期に出てきた)戦車としては、脆くないですか? あんなに簡単に操縦士がやられたら、戦車は動かなくなります。 移動中ならともかく、(鏡を使ったスコープを使用するとか等の)戦闘中はなんらかの防御物は無かったのでしょうか? 気になります。
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結論から申しますと、映画の描写と前述の皆様の回答共に間違っています。あの場所にサブマシンガンの銃身を突っ込んで撃ち込むなど不可能です。 ティーガーやそれ以前のドイツ戦車の直視バイザー(乗員用の覗き窓)には全て防弾ガラスが入っています。これは、通常のライフル弾や短機関銃・拳銃弾では貫通不可能、対戦車ライフル以上でないと一発で破壊することは不可能です。いちおうこの防弾ガラスは取り外して交換可能なので、外したまま戦場に出てきてうかつにもやられた、とも解釈できますが、単なる考証ミスでしょう。(そもそも、普通戦闘中はこの部分の装甲シャッターを下ろしているものです) あと、「泥の中の虎」での戦車長キューポラの防弾ガラス破壊の描写は、直視型ではないティーガー中期型以降のペリスコープ(潜望鏡)型ですので、ここを撃ち抜かれても乗員を直撃しません。これは、以前の直視型がソ連の強力な14.5mm対戦車ライフルの標的となり、被害が出た結果の改良です。 余談ですが、大戦中の日本戦車の場合、防弾ガラスは無く細い隙間が空いているだけでした。
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- caesar-x2
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考証無視じゃないですよ。 ミラー大尉は動けないし逃げられないから 駄目もとで撃っているだけで だからムスタングが爆弾を落として ティーガーが爆発すると”まさか”と驚くわけ。 その後、飛行機の爆音とともに通り過ぎて ミラクルショットではなかったとわかるという 半分ジョークのようなシーンですが、 全般的に「プライベートライアン」は 武器とか装備面はかなり忠実に近くがんばってやってます。 問題はストーリーのほうで、全然、ありえねえ話だからね。 「バンド・オブ・ブラザーズ」のほうがまだいい。 「プライベートライアン」は最初のノルマンディ上陸のシーンを 撮りたいがために作った映画といわれていて、 その意味では前半以外のシーンは映画会社を満足させ 商業ベースにのせるためのものなので、 あんまり深くは考えられていないんだろうけど。
お礼
caesar-x2さんがおっしゃっているのは、ラスト近くの負傷したミラー大尉が拳銃を向かってくるタイガーに撃っているシーンですね? 私の質問は、ライアン二等兵の仲間達とまだ負傷していないミラー大尉がもう1台のタイガーをやっつけるときに、マシンガンを運転窓から撃ち込んでいるシーンですが・・・。 でも、確かにあの映画はよく出来ていました。 戦場での臨場感は、今まで映画には無いリアリティさがありました。 でもストーリーは、太平洋戦争の実話をベースにしているとはいえフィクションさがいっぱいでしたけど。
えーっと、宮崎 駿氏が書いた「泥沼の・・・」なんだっけな?(苦笑 まあ結論から言うと銃弾を打ち込む事は可能でした。 ドイツの戦車隊を指揮していた有名な将校(←これも名前忘れた)は、窓に防弾ガラスをはめ込んでいました。 しかも戦車は搭乗していると見通しが悪いため、ハッチを開けて双眼鏡で確認していると狙撃ライフルで打ち抜かれるという事もしばしば。 市街戦の歩兵掃討などは軽戦車などが普通ですし。 図体の大きい戦車が市街に入ると砲塔は回らないし、身動きは取れないし、援護がなければいい的です。 プライベートライアン観た事あるんですが、どういう内容だったか・・・。
お礼
ご回答ありがとうございます。 可能というご意見ですね。市街戦は戦車の墓場という話をどこかで聞いた事があります。
- ramoke
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窓から撃たれれば操縦士は死にますね。 そんなものです。 覗き窓に過剰な防護をつけるより当たるはずが無い的考えでしょうか
お礼
ご回答ありがとうございます。 撃たれた操縦士は、どんなことになってしまったのでしょう。 「プライベートライアン」は、色々痛い映画でした。
- caesar-x2
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ラストシーンですよね? ティーガーIは設計が古い戦車で 市街戦は不向きとされます。 1942年と大戦の前半に登場しています。 前面装甲の中では運転窓は一番の弱点で トンプソンで撃って何らかの効果がでるとしたら 唯一、可能性のある部分です。 ただ現実的には細い隙間に撃ちこむのは ほとんど不可能で、 中から窓を閉じることもできるので 小銃ひとつでやられるということはまずありません。 大戦初期は対戦車ライフルなんてものもあって 運転窓を狙い撃ちしてたんで、 絶対に起こりえないとまではいいませんが。 ミラーは運転手用のは左側面に向いたものがハッチにあるだけで 運転手が前方を見えない場合は、 車長が砲塔上部の丸いところから周囲を見て 運転手に指示するということになると思います。 だいたいが運転窓の視界は悪いので 普段も車長の指示を仰ぎますし。
お礼
ご回答ありがとうございました。 やはりあの映画のあの部分は、考証無視だったんですね。
お礼
ご回答ありがとうございました。 ずばっとご回答いただき、「なるほど!」「やっぱり!」という気持ちです。 現実にはありえない話なんですね。 ただ、スピルバーグを擁護するなら 1、実は、前の戦闘で防弾ガラスが破壊され装甲シャッターがおりなかった。 2、ミラー大尉は防弾ガラスに気づかず撃ち込んでいて、途中効き目が ないことに気づいた。 3、実はタイガー戦車ではなく、捕獲したT-34を改造した後世のマニア にも知られていない希少な戦車だった。 と、このいずれかで考えてあげましょう。 ともかく、貴重なお話ありがとうございました。