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工場の見える化について
どなたかご指導下さい。 今年の4月より、勤務先の製造工場で管理スタッフとして異動することになりました。 製造品種は月約10~20種で数量は計50~100台程度の多品種少量の中小工場ですが、現在ほぼ受注生産状態といえば聞こえは良いのですが、実際は営業からの出荷指定日に煽られて日々の流れで製造しているだけで全くの無管理状態です。そこで最低減、製造工場として管理しなくてはいけない項目については”見える化”による管理を実施したいと考えているのですが、管理項目は多々ありどこから絞って”見える化”をスタートすれば良いかわかりません。 出来れば生産管理に従事されている方おららましたらご指導頂きたい次第です。 宜しくお願い致します。
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「見える化」したい事項は多々あると思いますが、何のために「見える化」したいのか(目的)を考える事が重要だと思います。目的が決まれば、何が「見え」ればいいのかが判ります。 ご質問にある「営業からの出荷指定日に煽られて」と#1さんへのお礼にある「作業進捗・スタッフの作業状況が把握できる」という事から推定すると、まずは「出荷指定日を遵守するために現在の工程進捗を管理する」事が目的という事でしょうか。 様々なアプローチがあると思いますが、例えば、 1.各製造品種の工場受付~出荷までの作業工程表を作り、個々の工程間の標準的なリードタイム/必要リソースを設定する。(実績が無い場合は、データを取るか、ベテランの作業者に聞く) 2.1.で作った工程表のメッシュに合わせて、作業進捗実績を取る。(従って、1.の工程表は実績が取れるポイントで工程を分割している必要があります) 3.出荷指定日から標準リードタイムで逆算した日付と実績の進捗状況を照らし合わせて、進捗状況を把握する。 という様な事をやれば、とりあえず「見える」ようにはなると思います。 但し、生産管理として重要なのは、「見えた」事に対してどの様な手を打つかだと思います。営業納期に対して工程遅延が発生している時に、リソースシフトができるのか、シフトした場合に他の製品に遅れが発生しないか、そもそも実行可能な計画だったのか、等々見るべき所は多々あると思います。従って、工程遅延の対策が打てるようにするには、何が「見える」様になればよいかを検討していきます。 「見える化」は一朝一夕には行きませんが、できる事から取組んで、徐々に範囲を広げていく事が大切です。また、コンサルタントを入れて、検討/実行の時間を買うのも一つの方法だと思います。 長文になりましたが、ご参考になればと思います。
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- Acianty
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製造業向けのコンサルティング会社に勤めています(コンサルタントではないけど)。大切なのはモノがどういうふうに流れているのかを把握することだと思います。トヨタ風にいえば1個流しですが、1個を管理するのは超ムツカシイです。だから、製造されているロットが今どこにあるのか、しかかりになっていないかなどを工程管理版などで表示することが良いかと思います。いわゆるカンバンに似たものです。あとは、基本的ですが2Sで現場を綺麗にといったところだとおもいます
- gc-arashi
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半導体の最終工程で働いています。 工程管理板という物があり、品種・ロットが今どのよ うな工程の状態にあるのかを小さなカードで管理して います。 縦に製品がかかっている装置の号機を表示し、横に品 種のカードを並べ、どの工程にあるのかを「見える」 ようにして生産の状態を把握するようにしています。 なお、カードは生産の状況に応じ、作業者が動かしま す。 あとは生産に特に必要なルールをしかるべき場所に表 示するとか、製造に必要な部品の管理も必要ですね。 いろいろあるのでとてもここには書ききれません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうですよね。書ききれないほど管理すべき項目はありますからね。 私の勤務先では機械・設備がメインとなる作業はないので 縦軸はスタッフ名に、横に品種となるでしょうか?。 第一段階としては、作業進捗・スタッフの作業状況が把握できる見える化を行いたいので検討してみます。