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薬の一般名が同じ商品での違い
色々参考にさせてもらっています。薬に関して素人です。 薬の情報を検索していると「一般名」「商品名」の違いにぶつかり、このサイトで調べて以下の事が分かりました。 QNo.901997:薬の種類 『なんとか系っていうのはクスリの分類の仕方でいろいろあります。主に化学的な構造で分類されています。ピリン系とは一般名が「~ピリン」(スルピリン、とかアンチピリンとか)で構造的にはピラゾロン骨格を含んでいます。化学式を知らないと難しいですが、形が似ていると思ってください。』 QNo.680048:ボルタレン・サポとジフェナック坐剤について幾つかの質問 『◆成分名(一般名) 薬の成分の名前。化学構造式によって決められている。1つの成分につき、1つ。 ◆商品名 製薬会社が独自につけた名前。』 (例) 一般名:ドンペリドン 商品名:ナウゼリン、コバペリドン、ミオナゼリン、ハドドリン等 もし薬の効き方が同じなら安い薬をお医者さんでもらえれば安く済むのではないかと単純に思いました。 そこで質問なのですが、「一般名」が同じ「商品」は具体的に何が違うのでしょうか? 化学的な構造が、同じなら同じ製品になる気がするのですが。 また、こうした事が分かるサイト(「くすりの110番」「Yahoo!ヘルスケア - お薬検索」は知っているのですが。)等あれば、ぜひ教えて頂きたいと思います。 ※的外れな例かもしれませんが、例えば「コーヒー」は全て「カフェイン」を含んでいるので、 カフェイン →「一般名」に相当? ○社の缶コーヒー→「商品名」に相当? という事かな?
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>「一般名」が同じ「商品」は具体的に何が違うのでしょうか? 販売会社が違うのです。有効成分については全く一緒です。しいていえば微量な添加剤(コーティング剤とか腑形剤とか)に違いがあるかも知れない。 たとえば、「牛乳」にしても「十勝牛乳」「メグミルク」など、商品名がちがっても、本質はかわりませんよね。 薬の値段については、大きく分けて先発品とジェネリック医薬品があります。 同成分の薬ならジェネリックの方が安いです。でも、厳密に言えば効果が違うという話もあるし、自分たちで研究開発したわけではないので文献等が少ないといったことがあります。 何百億というお金をかけて開発してくれた先発メーカーがあるから、私たちも薬の恩恵にあやかることができるのです。
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- kame-chan
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>せっかく回答を頂いて、このような質問をするのは失礼かもしれませんが同じ薬の場合、お医者さんはどのような基準でお薬を出されるのでしょうか? No.10さんがおっしゃるように併売品の同時採用は稀だと思います。なので、採用時の薬事審議委員の医師・薬剤師の判断になると思います。 判断材料は、 No.11さんが挙げられているとおりだと思います。 ちなみに以前勤務していた病院で、容量違いで2種類が同時採用されていました。 (アムロジン(2.5)とノルバスク(5)) 基本的には必要量で判断してました。
- papachin
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>せっかく回答を頂いて、このような質問をするのは失礼かもしれませんが同じ薬の場合、お医者さんはどのような基準でお薬を出されるのでしょうか? それは、いろいろありますよ!(たくさん) ・○○薬品の方が製品情報がきちんとしているから ・○○薬品の会社の方が信頼できるから ・○○薬品の担当者が熱心だから ・○○薬品の方が、納入価が安いから ・○○薬品の担当者しか、宣伝に来なかったから ・○○薬品の担当者に接待してもらったから などなど
お礼
回答ありがとうございます。 そうですね。「お薬」「お医者さん」という事で、特別なイメージを持っていましたが、私達が物を選ぶのと同じ判断なのですね。
No.2のyunalescaです。 >せっかく回答を頂いて、このような質問をするのは失礼かもしれませんが同じ薬の場合、お医者さんはどのような基準でお薬を出されるのでしょうか? 調剤薬局で勤務した経験からすると、おそらく、ほとんどの病院には「採用医薬品」というのがあります。 そして、併売しているものを両方とも採用しているというケースはおそらくまれだと思います。では、どうして、どちらかのメーカーに決められるかというと、病院の内部事情でしょうね。きっと、いろいろなデータなどを参考に決めているのでしょうね。 併売している薬は、どちらも先発メーカーで販売しているので、どちらが処方されたとしても、それなりに広域の処方せんを応需している薬局でしたら、たいていの薬局では在庫していると思います。
お礼
回答ありがとうございます。 薬局では、お医者さん次第と言う事ですね。
- kame-chan
- ベストアンサー率64% (96/148)
医師です。処方する立場から回答を。 これまでの方が、ジェネリックについては説明されているので、それ以外の例をあげます。 ジェネリックは特許期間の切れた薬を、公開された化学式をもとに開発された薬なので、「一般名」は同じですが、コーティング剤などの添加物が異なるケースがあるので全く同じとは限りません。 これとは別に、「併売」というケースがあります。 これは、開発した会社が自分たちで販売するのと同時に、他のメーカーにも販売を委託することがあります。 これはジェネリックと異なり、全く同じ薬と考えられます。 例 一般名:ベシル酸アムロジピン 商品名:ノルバスク(ファイザー) アムロジン(大日本住友) 一般名:モンテルカストナトリウム 商品名:シングレア(萬有製薬) キプレス(杏林製薬) 最近は、併売でも「商品名」は会社ごとで変えない方が多いように思いますが…。このケースの事情について製薬メーカーの方で追加コメントもらえませんか?
補足
回答ありがとうございます。 >これとは別に、「併売」というケースがあります。 同じ薬で販売元が違うから名前が変わって別商品になるわけですか、全く知りませんでした。 せっかく回答を頂いて、このような質問をするのは失礼かもしれませんが同じ薬の場合、お医者さんはどのような基準でお薬を出されるのでしょうか?
- papachin
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「一般名」が同じで「商品」の具体的な違いは、 1.賦形剤等(錠剤などを形作るものなど、また、溶けやすくする物質を加えるなど=体内での吸収に差があったりすることも) 2.価格、薬価を見てもらえばわかりますが、医療用医薬品の場合、同じ薬でも、薬価が、3段階以上に分かれているものもあります。例)一般名:ロキソプロフェンナトリウム、商品名:ロキソニン錠(三共)=25.2円、リンゲリーズ錠(陽進堂)=13.4円、ロルフェナミン錠(日医工)=7.0円などあります。 3.品質、一流メーカーと三流メーカーでは、品質が違うと思います(これは一般論)。 4.情報、一般の人には理解しにくいところですが、情報のしっかりしているメーカーは、その薬を適切に使ってもらうための情報を医療関係者にしています。つまり、情報がしっかりしていないメーカーの薬を使っている医療機関の薬は、ひょっとしたら、重要な情報を知らずに(メーカーに聞かずに)使用しているかもしれません。 5.有効成分の物性、これが違うケースは少ないのですがときにあります。たとえば、同じ一般名でも物質の結晶が違う場合があり、結晶が小さい方が吸収率がよい物質もなかにはあります。 6.のみやすさ、口のなかで、サッと解け、水なしで飲めるように工夫した製品など いろいろありますね。ほかにも考えればもっとあるでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 >4. そういった、薬自体以外にも違いがあると言う事ですね。 >5. 稀とはいえ、一般名が同じでもあるのですね。 「一般名」が同じで「商品」の具体的な内容で、大変参考になりました。
- Yamatogirl
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問題を整理しましょう。 まず、医師が処方する処方薬についてです。 これは、病院を受診しないと普通手に入りません。 院内処方の場合、病院で受け取ります。院外処方の場合、調剤薬局に行って受け取ることになります。 ジェネリック薬品というのは、この処方薬の中に含まれます。 他の方の回答にある通り、成分は先発品(数百億以上の開発費がかかっています)と同じものです。 成分・含量が同じでも効果が同じとは限りません。賦形剤・コーティング等の影響、またその原薬の分子的形状(一分子づつ独立しているのか重合しているのかなど)も大きく影響しているようです。 そういったことを勘案して病院では採用薬を決定していると思います。 調剤薬局では、医師の合意が有れば、同じ成分のジェネリック(以下、後発品)に変更可能です。当然、支払いは安くなります。効果があるかどうかは薬剤師にアドヴァイスを受けながら、患者自身が選択することになります。 次に薬局で購入する一般販売薬です。例えばガ○タ○10等です。 これは、処方薬と同じ成分ですが、医師は普通20mg成分の錠剤を処方します。(10mg成分の錠剤も有ります)当然、処方薬が効果が高いです。 バ○ァ○ンについていえば、一般販売薬はバ○ァ○ンAという名称ですが、成分は全く変わりません。効果も同じです。(小児用など有りますので名称を良く確認してください) 質問者様の例にある缶コーヒーですが、例えとして良いとは思いませんが、当てはめると、目的とする美味しさ・眠気覚ましの効果が得られれば安くても良いですよね。 つまり、薬も効いて副作用が先発品と同等で有れば後発品を選択して良いということです。ただ、この証明は、服用して頂いて(後発品は数社から出ていることが多いので)確認して頂くことになります。 因みに、後発品の注射薬が結晶が析出し易いとして問題になったことがあります。 以上、長文になりましたが、回答になりましたでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。 言葉の定義・意味を整理して頂いてとても分かり易かったです。
- kazu_kun1203
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>もし薬の効き方が同じなら安い薬をお医者さんでもらえれば安く済むのではないかと単純に思いました。 その通りです。 一般名が同じで安い製品をジェネリック医薬品と言います。 >そこで質問なのですが、「一般名」が同じ「商品」は具体的に何が違うのでしょうか? 違いはありません。理論的には。 ただ、薬はその物質だけで構成されておりません。50mgとか100mgっていう規格があると思いますが、原料は耳掻き一杯にも満たない量です。それを飲みやすくするために添加物を加えます。「賦形剤」と呼ばれます。また、錠剤を固めるたのものや、粉薬をサラサラ にするための添加物も加えます。 当然その配合度合い、固め方等によって胃の中での溶け方が違ってきますし、効果の現れ方にも差があります。 一応、ジェネリックメーカーはこれらの違いは殆どないように設計しますが、100%同等ではないと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 >原料は耳掻き一杯にも満たない量です。 そんな量でも薬としての効果があるのですね。 >錠剤を固めるたのものや、粉薬をサラサラにするための添加物も加えます。 確かに錠剤として固まっているからには、そういった成分も含まれているわけで、言われてみればその通りです。
- simakawa
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一般名はある単一の薬の世界共通の名前です. これを使って各会社が製品化した時の名前が,商品名となります. 各会社は添加剤等を使って,この成分の吸収をよくしたり,効果を永くさせたり,飲み易くしたり,味を良くしたり,苦味を消したり,安定性をよくしたりとかそれぞれ製剤に工夫を加えます. 勿論殆ど殆ど同じものもあったり,違うものもある訳です. 「一般名」が同じ「商品」は具体的に何が違うのでしょうか? を一般的に説明はしにくいというかできないです. 最後の例が正に答えでしょう.各会社によって味,香り,量などそれぞれ違うようなものです. 尚,薬局の薬成分と病院で貰う薬成分が同じなら,同じ効果を示します.価格は病院の方が安いです.
お礼
回答ありがとうございます。 >最後の例が正に答えでしょう.各会社によって味,香り,量などそれぞれ違うようなものです. そうですか、変な例えだと思いましたが、大体のイメージになりました。
- narijun
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ジェネリック薬品という言葉をお聞きになったことがありますか? 最近、CMなどででもおなじみですが・・・ あれは同じ成分、同じ薬効のものを違った製品名で販売しているのです(商標登録)。しかし、薬価が安いので処方される時も当然、負担金も安いのが特徴です。 新薬の販売には通常、莫大な資金と膨大な時間を費やします。苦労して認可を受けた新薬は(厳密に言うと違いますが)特許のようなもので一定期間保護され、パテントも発生するのです。。 その期間が終了すると同じ薬が様々な製薬会社からこぞって名前を変えて世に出てくるわけです。 それらを一般的にジェネリックと言い、診察を受けた際にそれらの処方を希望することも当然できます。 蛇足ですが、処方薬と薬局などで買える売薬とはたとえ名前が同じであっても同じ薬効とは限りません。 前の方のお答えにもあったように、売薬で認可される成分量の範囲内という事になるわけです。
お礼
回答ありがとうございます。 当然、普通の薬局で買える薬とお医者さんが出す薬にはそれなりに違いがないと確かに困りますね。なるほど、なるほど。
- chie65536
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一般に「ジェネリック医薬品」と言われる薬があって、成分、効能が他と同じなのに安い薬があります。 これは、他社が開発した薬の中で特許が切れた物と同じ物を製造して販売しています。 安く出来る理由は「特許料が要らない」「開発費が要らない」「臨床試験が不要で試験費用が要らない」などです。 これは、成分的な違いは無く、違うのは「他社が開発した」「新薬と違い特許が切れている」「開発時期がちょっと古く、もっと効く新薬が他にある場合がある」「他社が新薬として開発した際に臨床試験を済ませているので、改めての臨床試験をしていない」などです。 院外処方箋薬局の場合、親切な薬局であれば「ジェネリック医薬品と言うのがあって、処方箋に書かれた薬と中身は同じで安いですよ。どうします?変えます?これじゃなきゃ嫌だと言うなら処方箋のままお出ししますけど」と聞いて来たりします。 なお、このような「ジェネリック医薬品」は、処方箋調剤医薬品のほか、市販薬にもあって「中身は一緒でかなり安い」です。薬屋さんで市販薬を買う際にも「ジェネリック医薬品」があるなら、そっちを買った方がお徳です。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに薬を調べて形状が同じ(錠かシロップ)だと値段の違いは、「後発」が付いているいないかでした。
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お礼
回答ありがとうございます。 >たとえば、「牛乳」にしても「十勝牛乳」「メグミルク」など、商品名がちがっても、本質はかわりませんよね。 大まかに言うと「牛乳」という成分(乳脂肪分・無脂乳固形分)が、「一般名」ということですね。なるほど、なるほど。