- ベストアンサー
フーリエ変換とは?
- フーリエ変換についての基本的な説明です。
- フーリエ変換可能な関数の表現方法についての疑問です。
- フーリエ変換の振幅と位相についての疑問です。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
f(t) = 1 (|t|<1) , 0 (|t|>1) なんていう波形ができてくるのが納得いかなかったんです: 1<Tとしf[T](t) = Σ(n=-∞~∞)・f(t-n・T)とすれば f[T](t)はフーリエ級数で表現できますね T→∞とするとf[T](t)→f(t)となり「フーリエ級数」→「逆フーリエ変換」となるのです 位相が同じとは限らない、ということがミソなんでしょうか: 「位相が違う」というよりも「角周波数が実数軸上ちょう密」ということが味噌です 位相が同じとは限らない振幅無限小の波(余弦波) をたーくさん(無限に)重ね重ね合わせていくと、 元の波形を復元できる、というイメージは正しいですか: フーリエ級数も一般には位相の違う無数の角周波数の余弦波を重ね合わせていますね ただしその無数はと「びとびの無数」であり「ちょう密の無数」ではありません 例えば0・ω0,1・ω0,2・ω0,3・ω0,4・ω0,・・・というように ただしω0は正の実数 フーリエ変換は一般には位相の違うちょう密無数の角周波数の余弦波を重ね合わせています ωはとびとびではなく実数軸上べったり(ちょう密)です
その他の回答 (3)
- nuubou
- ベストアンサー率18% (28/153)
{A(ω)・cos(ω・t + θ(ω))|ω∈R}の要素全てを重ねていったらf(t)の波形ができてくるということでいいんでしょうか? f(t)=∫dω・A(ω)・cos(ω・t+θ(ω))はそのことをまさに式で表しているとは思いませんか? f(t) = ∫[-∞ to ∞] F(ω)・exp(iωt)dω/(2π) の右辺の虚部を0とおけば、提示の式を導けるんですね? F(ω)=∫dt・f(t)・exp(-i・ω・t)とし f(t)=∫dω・F(ω)・exp(i・ω・t)/(2・π)とし A(ω)=|F(ω)|/(2・π)とし θ(ω)=arg(F(ω))とし R(ω)=∫dτ・f(τ)・cos(ω・τ)とし I(ω)=∫dτ・f(τ)・sin(ω・τ)とすれば F(ω)=R(ω)-i・I(ω)であり、 |F(ω)|=(R(ω)^2+I(ω)^2)^0.5である よって (2・π)・f(t)=∫dω・(R(ω)-i・I(ω))・(cos(ω・t)+i・sin(ω・t)) 上式の実部をXとし虚部をYとすると X=∫dω・(R(ω)・cos(ω・t)+I(ω)・sin(ω・t))・・・(*) Y=∫dω・(R(ω)・sin(ω・t)-I(ω)・cos(ω・t)) =∫dτ・f(τ)・∫dω・sin(ω・(t-τ))=0 というのは lim(W→0)∫(|ω|≦W)dω・sin(ω・(t-τ))=0 というのは積分の中身は奇関数なので積分値が常に0になるから (左辺が実数だから通常は虚部=0は当たり前と見なしますが) だから虚部は0にするではなく0になるのです 従って f(t)=X/(2・π)=∫dω・A(ω)・cos(ω・t+θ(ω)) (*)式から上式への変形はできるでしょうね? 何でこの式かいてないんだろ? expを用いた方式の方が便利だからです 実際に科学技術の分野ではexpの方ばかり使ってます ややこしい三角関数の公式を使わないで済み簡単な指数の性質だけを使えばいいのだから フーリエ級数にもexpを使う手法が有るでしょう そっちの方が技術者科学者数学者には便利なのですよ この式の意味のうまい説明の仕方はないでしょうか? フーリエ級数は周期が有るでしょう その周期を大きくしていくとフーリエ級数が逆フーリエ変換になるのですよ だから実は同じものです 角周波数ω~(ω+dω)に振幅A(ω)・dω位相θ(ω)の余弦波が存在するではどうでしょうか? Σ(|ω|<∞)・A(ω)・dω・cos(ω・t+θ(ω))と見なすことができるから ところであなたは大学生ですか? 質問内容から説明のレベルを判断できない場合には学部学科学年が提示されていれば説明のレベルをあわせやすいので載せていた方がいいですよ
補足
>振幅A(ω)・dω つまり、位相が同じとは限らない振幅無限小の波(余弦波) をたーくさん(無限に)重ね重ね合わせていくと、 元の波形を復元できる、というイメージは正しいですか? どうも、周期的な余弦波が重なり重なっていって、例えば、 f(t) = 1 (|t|<1) , 0 (|t|>1) なんていう波形ができてくるのが納得いかなかったんです。 フーリエ級数が周期波形を復元するというのなら納得いきますけど… 位相が同じとは限らない、ということがミソなんでしょうか。 上に書いた、 >つまり、位相が同じとは限らない振幅無限小の波(余弦波) >をたーくさん(無限に)重ね重ね合わせていくと、 >元の波形を復元できる、というイメージは正しいですか? の部分、とりあえず 自分では正しいと思いますけど、自分が正しいと思うからって、 ホントにそれがいつも正しいとは限りませんので、 そういうときにもぼくは質問します。 すいません。ぼかぁ、近所でも物分り悪くて有名ですので。 よろしくおねがいします。 もちろん、イヤだったら結構ですけど…
- nuubou
- ベストアンサー率18% (28/153)
fを実関数とし F(ω)=∫dt・f(t)・exp(-i・ω・t)とし A(ω)=|F(ω)|/(2・π)とし θ(ω)=arg(F(ω))+π/2としたとき f(t)=∫dω・F(ω)・exp(i・ω・t)/(2・π)であるならば f(t)=∫dω・A(ω)・sin(ω・t+θ(ω))である
- nuubou
- ベストアンサー率18% (28/153)
見直さない性格なんでよく間違えるんですよ fのフーリエ級数が収束してもfのフーリエ級数がfに一致するとは限りません fのフーリエ級数がfに一致するための必要十分条件は簡単に表現できていません fのフーリエ級数がfに一致するための十分条件には簡単なものがあります 例えば「fが連続微分可能(C^1級)であること」です まーおおざっぱに言えばなめらかな関数ならば大丈夫です またfがフーリエ変換が可能であってもfのフーリエ変換の逆フーリエ変換がfになるとは限りません 超関数の範囲ではほとんどの場合fのフーリエ変換の逆フーリエ変換がfになりますが fのフーリエ変換の逆フーリエ変換がfになるとき F(ω)=∫dt・f(t)・exp(-i・ω・t)とし A(ω)=|F(ω)|/(2・π)とし θ(ω)=arg(F(ω))としたとき f(t)=∫dω・A(ω)・cos(ω・t+θ(ω))である sinでもできるけどやや複雑になるのでcosにしました
お礼
回答ありがとうございました。 >f(t)=∫dω・A(ω)・cos(ω・t+θ(ω))である f(t) = ∫[-∞ to ∞] F(ω)・exp(iωt)dω/(2π) の右辺の虚部を0とおけば、提示の式を導けるんですね。 (何でこの式かいてないんだろ…ぼくの教科書…) それで、この式の意味ですけど、 {A(ω)cos(ωt + θ(ω)) | ω∈R }の要素全てを 重ねていったらf(t)の波形ができてくる、 ということでいいんでしょうか?フーリエ級数のときみたいに。
補足
※お礼の欄の後に書きました。 お礼の欄に書いたことですけど、 (重ねていけばf(t)を復元できるんですか?というようなこと) やっぱり違いますね… フーリエ級数のときは和だけれど、 フーリエ変換のときは積分だから… >f(t)=∫dω・A(ω)・cos(ω・t+θ(ω)) この式の意味のうまい説明の仕方はないでしょうか? フーリエ級数の説明みたいに。
お礼
お礼が遅れてしまってごめんなさいです。 PCが動かなくなってしまって…。 >位相が同じとは限らない、ということがミソなんでしょうか: 「位相が違う」というよりも「角周波数が実数軸上ちょう密」ということが味噌です ちょっと勘違いしていました。 f(t) = a_0/2 + Σ{a_n・sin(nωx) + b_n・cos(nωx)} (フーリエ級数) という式を見て、「位相は全部同じ」と思い込んでいたみたいです。(ハズカシイ…) 上の式で、三角関数の合成をすれば、 f(t) = a_0/2 + ΣA_n・sin(nωt + θ_n) というようなカッコウになって、 θ_nがあるから位相が違ってきますね、フーリエ級数でも。 >「角周波数が実数軸上ちょう密」ということが味噌です これは一応は理解していましたが、 nuubouさんの回答で、自分が何が分かっていないのかが分かってきました。 この質問は古くなってしまったので、(ぼくのせいですが) 新たに質問を立ち上げようと思います。ありがとうございました。