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レガシーマイグレーションとは何のことなのでしょうか?
ふとお客様との会話で聞きかじり、どうにも自分でわからない言葉だったので調べていますが、IT用語(?)に特に詳しくないため、よく理解できません。 参照してみたサイト http://www.keyman.or.jp/search/kikan2/30000691_1.html http://e-words.jp/w/E383ACE382ACE382B7E383BCE3839EE382A4E382B0E383ACE383BCE382B7E383A7E383B3.html もし、どなたか噛み砕いて教えていただけないかと思い質問させていただきました。 よろしくお願いします。
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まず、メインフレームとは NEC:PXシリーズ/IPXシリーズ(ACOS2、ACOS4) FUJITSU:FACOM HITACHI:HiTECH(?) というようなコンピュータのことで、汎用機とも呼んでいます。 汎用機は、1つのCPUやメインメモリ、ディスクを数台~数十台の専用端末で共有できるシステムです。 この専用端末にはCPUもメモリも搭載されていません。画面の表示とキーボードからの入力をCPUと受け渡ししているだけです。したがって、端末だけではなにも出来ません。 反面、パソコンは1台1台にCPU、メモリ、ディスクが搭載されておりスタンドアロンでも使用できます。 汎用機での標準プログラミング言語はCOBOLで、役所や企業内の基幹業務システムで使用されていました。(財務会計や税計算、給与計算等々) そんな中、WindowsNT3.51あたりから安い機器、安いソフト、安い保守料からあらゆる面でコストのかかる汎用機からパソコンなどのオープンシステムにシステムが移行しており、汎用機での新規開発は今は殆どないでしょう。 (確かこのころは、レガシーマイグレーションではなく別の言葉を使っていたはずですが忘れてしまいました(笑) そこで、汎用機の既存システムプログラムを再プログラミングせずオープン系に移行するための変換システムが登場してきました。中には、Javaに変換するものもあります。(形態としてはC/S型もあり) 「legacy migration」を直訳すると、「遺産を移行する」となり、昔から使用されているアーキテクチャの異なるシステムを新しいものに移行する。簡単に言うとこんな所でしょうか? 私は仕事で未だに汎用機を現役で使っています。 給与計算や税計算を汎用機で計算しており、Windowsに移行する開発費を節約するためにレガシーシステムを使用し、帳票や画面照会はWindowsで行っています。 こんな所でどうでしょうか?
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- mac_res
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30年ほど前まで、会社の基幹業務はIBM、富士通、日立などの大型電子計算機で行われていました。OSはMVSが主でJCLでバッチ処理や、TSS端末から専用のオペレータが操作していました。プログラミングは主にCOBOLが用いられ、出力は132桁のラインプリンタに印字されていた時代です。 時代は変わり、ワークステーションやパーソナルコンピュータがどんどん高性能になり、今では前の時代の大型計算機を上回る性能のものまで個人でも使えるようになりました。 しかし会社の基幹業務を移行させるのは容易ではありません。 異なるOS、開発言語の壁を乗り越え専用のオペレータでなくとも安定にシステムを稼動できるよう環境を整える必要があります。 この乗り換え作業のことをレガシーマイグレーションといいます。
お礼
せっかく回答をいただいておきながら、私の能力では、まだまだmac_resさんのレベルには達しておりませんで、省略表記の意味がよくわかりませんでした。 先に、今回2番手にご回答いただきました方の説明で内容を理解できました。 そのうえで、mac_resさんの回答を読むことで、ローマ字で省略表記されていた部分の意味がなんとなくわかった(かもしれません)。 基幹業務を受注していた(手がけていた)企業が3社に集約されることがわかったのは嬉しい情報でした。ありがとうございました。
- Bonjin
- ベストアンサー率43% (418/971)
要は古いものから新しいものに乗り換えるということです。
お礼
大変丁寧なご説明をありがとうございました。 カタカナ用語で悩んでいた部分も細くされていて、判らないところが一気に氷解しました。 本当にありがとうございました。