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退職した社員が、現社員の引き抜きおよび顧客へ営業しています。

都内で昔ながらの問屋を営む者です。既存の質問を参照させて頂きましたが、法律に疎く、不明な点も多かったため質問させていただきます。 現状としましては、我が社を退職した3人が集まり同業を営んでいます。自社の顧客を、ばっさりと持って良かれ、現社員にも引く抜きの働きかけをを行っています。(昨年12月に、新たに一人の社員がうちを辞めてそこに転職すると申してきています。) 以上を踏まえた上で、 1.引き抜きそのものの行為と、及び引き抜かれてすぐ競合他社への就職が許されるのか 2.顧客情報を使って営業をかけることを規制できるのか(会社の情報を使って営業しているだろうと元社員に問い詰めましたところ、客観的証拠はあるのかとぎゃくにいわれてしまいました) 3.また2に関して損害請求は出来るのか。 の質問をさせて頂きたいと思います。零細企業にとって顧客奪われることは死活問題であり、大変困っております。法律と絡めた回答をしていただければたいへんありがたいです。宜しくお願いいたします。

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  • setamaru
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回答No.3

「競業禁止」するには就業規則や労働契約書等で規定しておくことも必要です。それだけでは十分でなく、それ以外に何らかの「競業禁止」する代償措置を前もって与えることが必要になります。また「職業選択の自由」を制限することが有効かどうか、という点も判断しなければなりません。  顧客名簿の持ち出しを客観的に証明できれば、告発できますが、顧客の数との関係で旧社員の頭の中に記憶していたものに基づいてアプローチしていた場合などですと、差し止めできない場合もあります。  なにか、やめた社員キーマンとの間で、経営方針上のトラブルなどがあったのでしょうか?そこに至るまでの経緯から、相手にも言い分があるかもしれません。たとえば、最近問題になつているホテルチェーンのようなワンマン経営であったとか。

dcba
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 そもそも顧客先に元社員が営業しているのを私が知ったのは、その顧客から聞いたからであり客観的な証明は難しいと思います。 客観的な証明は、リースしているコピー機に記録が残ってるかどうか調べるくらいしかありません。 経営方針についておそらく、温度差があったのだと思います。性善説を信じているわけでは有りませんが、そういった堅苦しい書類を作らなくても信頼関係があれば大丈夫と時代遅れの経営をしていた私と、何事もきちっとやらねば気が済まない元社員との間に、ギャップがあったのだと思います。

その他の回答 (4)

noname#16707
noname#16707
回答No.5

No4です。 私の会社も40年近く前に先代が問屋としてスタートさせましたが、商品によってはメーカーになったり小売りになったりと、立場が複雑になりました。そのおかげでメーカー、問屋、小売りの各立場が理解でき、各々の問題点や改善余地が見えてくるようになりました。 残念ながら既存の暗黙の了解があっても、今回のように新規参入組がかきまわすことはあるわけですし、実際には顧客の移動もあるわけです。 最近はメーカーから見た問屋、小売りから見た問屋の役割や存在価値がどの業界でも問われつつあります。宅配便の普及や代引きの利用により、混載による少量発注や代金回収機能といった問屋のメリットが薄れつつありますし、インターネットを使い、まったく問屋の営業と小売りが相対しないし価格交渉もないというような手法も盛んになりつつあります。今は大丈夫、うちの業界は関係ない、と思っても、いつそういった新しい手法を持ち込むライバルが出てこないとも限りません。 やるやらないは別として、新しい手法や新しい考え方については常にアンテナを張り、負けないように対策だけは考えておかれる必要があるのではないかと思います。お書きになられた「経営方針についての温度差」には、恐らくそういう事も含まれているのではないかと推測します。

noname#16707
noname#16707
回答No.4

法律上は難しいようですね。お気持ちお察し致します。 >穴の無い就業規則を作りたいと思います。 それも重要だとは思いますが、私自身経営者の端くれとして失礼を承知で書かせていただくと、重要なのは顧客名簿を持って行かれた事ではなくて、顧客が向こうに行ってしまった事自体ではないでしょうか。 顧客が逃げてしまう何らかの要因があったとすれば、元社員だけでなく今後同業他社にも顧客を取られてしまう可能性があるわけですし、そのあたりも一度お考えになられてはいかがかと思います。 失礼とは思いましたが、起きてしまった問題をどうするかよりも、今後同じ問題が起きないようにするためには、あらゆる要因をつぶしておくことが重要ではないかと思う次第です。

dcba
質問者

お礼

>顧客が逃げてしまう何らかの要因があったとすれば、元社員だけでなく今後同業他社にも顧客を取られてし まう可能性があるわけですし 私のいる業界は、競合他社があからさまに顧客を奪い取るということがほとんどない業界なのです。 経営者同士も仲が良かったり、また狭い業界のためか、暗黙の了解でそういったことはしないのことが多いのです。 しかし、確かに顧客が減ったのは、顧客の意志が大きく関係していることは否めません。今後はその点も考慮したいと思います。

  • neKo_deux
  • ベストアンサー率44% (5541/12319)
回答No.2

こういった事を避けるためには、就業規則で「競業禁止」「競業避止」の条項を設定しておく事が重要です。 あすなろ経営管理事務所 - 就業規則-退職後の競業禁止は可能か? http://www.asunaro-as.net/service/kisoku-2.html 労働相談Q&A - 競業避止 http://www7a.biglobe.ne.jp/~tsudax99/tebiki/taisyoku/kyogyo_kinshi.htm そういう事態を予想しておらず、そのための準備も無いとかですと、対抗するのは厳しいです。

参考URL:
http://www.asunaro-as.net/service/kisoku-2.html, http://www7a.biglobe.ne.jp/~tsudax99/tebiki/taisyoku/kyogyo_kinshi.htm
dcba
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 やはり就業規則等が必要なのですね。 今後は社労士さんとも相談し、穴の無い就業規則を作りたいと思います。

回答No.1

1.について 引き抜きそのものは規制できないでしょう。 また、同業他社へ転職する場合も妨害することはできませんが、退職金を通常の退職者の半額にする等の措置はできます。 ただし、就業規則にその旨が記載されていなければなりません。 2.について 顧客名簿などを勝手に持ち出したことが証明されれば、刑事告発することもできるでしょう。

dcba
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。大変助かりました。 就業規則については、社労士に作成して頂いたのですが、本日確認しましたところ、同業他社へ転職する際の規制は定めていないようです。 また、名簿の持ち出しなどについても客観的な証明は難しいと思います。

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