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環境教育の教材に役立つ情報とは?
こんばんは。 30年の間アジア19カ国で井戸を掘り続けている国際NGOのボランティア活動として、新しく作るホームページを作ることになりました。 >この団体の活動の一つです:http://www.jafs.or.jp/ とても経験豊富でアジアの国の生活、文化、切実な環境問題を身近なところから 活動している団体なので、小・中学校の先生方の環境教育にも役立っていただけ るような情報にまとめて、提供させていただきたい!という目標を持っているん ですが。 実際に年間のカリキュラムが決まっている先生方に実務的に役立てていただける ようなものが作れるかどうか不安です。 先生や教育関係者の方、良いアドバイス・コツがあれば、教えていただけません でしょうか?
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- jgoodall
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私はアジアの環境についてはあまり知識がないのですが、アフリカやヨーロッパ諸国の環境問題を取材した経験がありますので、一言コメントさせて下さい。 それらの取材をとおして個人的に感じたことは、途上国は戦後の日本などと同様に西側諸国ような物質主義的な豊かさを求めて努力していると言うことです。 森林伐採や環境汚染と引き換えに少しでも多くの外貨を稼ごうとします。 私たち日本人はアメリカと同様な豊かさを求めて今まで努力してきましたし、それによって経済大国になりました。しかし、それによって失ったものは何なのでしょうか。 伝統的な価値観や豊かな自然と引き換えにアスファルトの地面と高層ビルとお金で買える幸せを手に入れました。 それはそれで、慣れれば快適な生活です。休暇には自然豊かな土地に行ってゆっくり過ごせば良いのです。 しかし、休暇で過ごす自然豊かな国が日本と同じ先進国(この場合はG7国に限らず生活水準を基準として)だったとしたら、日本という国は何なのでしょうか。 北欧に行った時に少し考えさせられました。 フィンランドは自然豊かな国です。 それぞれの都市の規模は小さいけれども市民の生活は豊かです。 人々の森林を守ろうとする意識は高く、多くの人はそれを必要としています。 森林があることによって自分たちの生活がより豊かになると認識しています。 経済発展と環境問題を両立させようとする取り組みには見習うべき点が多々ありました。 環境問題を盾とした原発推進論という問題点も存在しているのも事実です。 しかし、それを差し引いても国民の自然環境を守ろうとする姿勢には感心させられます。 それは、今、先進国が取り組まなければならない地球環境問題と経済の両立をどのように両立させえていくかという課題のヒントでもあります。 これから発展してゆく国には資本主義の良い面ばかりではなくマイナス面も参考にして、豊かな国づくりを実践してもらえればどんなに素晴らしいことでしょうか。 話はおもいっきりずれてしまてっいますが、「環境先進国」がこれからのキーワードになるのではないかと思うのと、途上国に関しては伝統や文化と引き換えに経済的豊かさをだけを追い求めるのは、結局は先進諸国の負の遺産を引く継ぐことになるのではないかと思っています。
アジアで環境問題というと,日本人の木材需要による,森林伐採の問題,それに伴う洪水の被害,現地の人たちの木を切らなくてはいけない経済状況の現実が,最初に頭に浮かびました。環境教育を扱う教科は,理科,社会,総合的な学習の時間ではないかと思われます。まず,製作されるHPでなるべく現地の人の生の声が反映されており,より身近に現状を把握できるようなサイトであればいいのではないかと思います。できれば英文での掲示板,もしくはメールに交流ができるようになれば素晴らしいのではないかと思います。データや画像の情報提供だけではなく,双方向の情報交流,人と人との交流ができるようなサイトがいいと思います。平成14年度より全学校にインターネットによる学習が可能となるので,このようなサイトが今後どんどん増えていくと生徒の情報活用能力を伸ばしていくきっかけになると思います。がんばってください。
お礼
yo_shiさん、 とても具体的なアドバイスありがとうございます。 アジア19カ国で事業を行うNGOにとって、今後はインターネットを通じて よりリアルで安全な交流が実現されることが目標であり、課題になって きそうですね。 この質問コーナーは、もう少し置いておいて、プロジェクトのご報告を しながら、がんばって参ります。 HPができましたら、ご意見をきかせていただけたらうれしいです。 どうぞよろしくお願いいたします。