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「伊藤みどり」のライバル選手について。
先日あの天才スケーター・伊藤みどりについてネットで調べていて疑問に思ったので質問したいと思います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E8%97%A4%E3%81%BF%E3%81%A9%E3%82%8Aに 【ライバル選手からの圧力】 ・カタリーナビット ・ラティティア・ユベール ・スルヤ・ボナリー とありましたが、 カタリーナビット 、ユベールは http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E8%97%A4%E3%81%BF%E3%81%A9%E3%82%8A を読めば分かりましたが、 スルヤ・ボナリーはどのような意味で伊藤みどりに圧力をかけたのでしょうか? あとユベールが伊藤みどりと衝突したのは同国出場のボナリーを有利にさせるために意図的にやったのではないか?、みたいなことも他のページに載ってましたが、この真相についてはどうなのでしょうか? どなたか分かる方、ご回答お願いします。
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スルヤ・ボナリー選手(Surya BONALY)は5歳の時にテレビで見た伊藤みどり選手の演技に夢中になったと自身のホームページに書いています。伊藤みどりさんは彼女が子供の頃から憧れた選手だったのです。どちらかと言うと、ウィキに掲載されているカタリーナ・ビット選手の「圧力をかけた」というエピソードとは別の、違う意味のニュアンスで書かれているのではないのでしょうか。 以下は私見ですが、それは彼女の一番の魅力、男子選手顔負けの迫力あるジャンプが伊藤みどり選手と同じ種類の選手像を想起させる、つまり「あんなゴム鞠のようにジャンプばかりの演技はフィギュアスケートではない」と発言したカタリーナ・ビット選手(Katarina WITT)とは反対の、フィギュアスケートの優美さ、芸術性という点で当時頂点に君臨した彼女の対極にある、スポーツとしてのフィギュアスケート、現在の高技術、高難度のフィギュアスケートのムーブメントを起こした伊藤みどり選手の側に存在したのがスルヤ・ボナリー選手なのだと思います。高いジャンプ、素晴しい瞬発力とバランスの良さを持つ彼女は、ジャンプを得意とした伊藤みどり選手にとってもライバルであったのではないでしょうか。そんな意味で「圧力をかけた」と表現されているのではないかと思います。 彼女は1992年のアルベールビルオリンピックで4回転に挑戦しています。残念ながら4回転と認定されませんでしたが、このアルベールビルオリンピックで女性選手初のトリプルアクセルを成功させた伊藤みどり選手にとっては、ジャンプで負けられないライバルの一人だったのだと推察します。 ……閑話休題。 上記の私の勝手な推察とは別に、アルベールビルオリンピックの公式練習の際に、確かスルヤ・ボナリー選手が伊藤みどり選手の近くバックフリップを行なったため驚いた伊藤みどり選手が転倒する事件が起きて、やはり練習中だったカタリーナ・ビット選手の抗議によってISUの中で問題になった事があったと記憶しています。もしかしたら「圧力をかけた」とは、この辺を指しているの「かも」しれないですね。 *バックフリップはいわゆる「とんぼ返り」、バク転の事を指しています。これはスルヤ・ボナリー選手の得意技でしたが、危険だと言う理由でISUは公式競技(SP/FS)での演技を禁止しています。なおエキシビジョンではOKです。 もう一人、ラティティア・ユベール選手(Laetitia HUBERT)についての91年のアクシデントについての真相は存じません。彼女についての私の印象は競技中の転倒が多かった…という以外にあまり記憶がないのですが、大変自己主張の強い、気の強い選手だったらしい...という記事を何かで読んだような記憶がうっすらあります。(←定かではありません)現在はISUだったかフランス連盟だったかで技術役員をしてらっしゃるようですね。 【スルヤ・ボナリー選手 公式HP】*「Profile」と「Fun Facts」で伊藤みどり選手に対して言及しています。 http://www.skateradio.net/Skaters/Bonaly/Main.asp
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- lillehammer
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ここに挙げられている人物のライバルというのは切磋琢磨しあうというのではなく足を引っ張られる、イメージではないでしょうか。 カタリナ・ビット選手は現役時、当時社会主義国家であった祖国に家族を人質同然に取られ、結果を求められていたのでそうした生活環境の厳しさと、自らがジャンプを不得意だったことからも伊藤みどり選手の登場と採点傾向の変化に危機感を覚え、追い込まれて中傷的発言をしてしまったようです。本来はお互い尊敬しあう仲で、引退後は解説などとして会場入りした際にビットはみどり選手の応援に駆けつけたりしていた姿が何度となく見かけられています。またボナリーの妨害の時にも抗議に立ち上がるほどですからね。 問題なのは下の二人です。ユベールは91年の世界選手権の際にルッツジャンプの体制に入り回避不可能なみどり選手めがけて“前向き”の体制で突っ込んでいきました。もちろん本人が認めるはずもないですが、これは明らかにみどり選手に対する狙い撃ちの攻撃です。ぶつかられた伊藤選手はスケート靴のつま先に穴があくほどのもので、けがの影響でつけていたサポーターがなければ皮膚まで刃は達しているところでした。また、あまりの衝撃に呼吸困難に陥り、一晩中痛さで眠りにつくこともできない最悪のコンディションでしたが、オリンピック出場枠がかかっていた大会だったため日本スケート連盟なのど手前棄権することもできず、衝突直後にオリジナルプログラムへの出場(アクシデントの影響でパニックのあまり、ジャンプの転倒でリンクの外へ飛び出してしまうハプニング)、翌日のロングプログラムにも出場(ジャンプが絶不調)せざるを得ませんでした。 ボナリー選手も定期的に曲がけの練習などでも優先される選手のジャンプの進路を妨害したり、下の方が書いておられる通りのバックフリップ脅迫などもしています。 ボナリー選手は身体能力が高く、アルベールビル時には4回転トゥループにもチャレンジするなど地元での金メダルの期待もあったため、特にその当時ジャンプを武器に突出していたみどり選手がライバルの目の敵にされた事実は否めません。 またアルベールビルの公式練習では日本とフランス選手が同じリンクで練習するハメになり、ボナリー・ユベールがそれぞれ伊藤選手、さらには佐藤有香選手の練習までも妨害していたという話もあります。これは当時の日本という国がフィギュア界でまだまだ弱い立場にあったということで世界と渡り合うにはそういう嫌がらせを超えていかなければならなかったということもあると思います。 そういう意味で日本の期待だけでなく、こうした海外選手の嫉妬・妨害の圧力の中で良く銀メダルを獲得したと思います。私はクリスティ・ヤマグチ選手も大好きですが、伊藤みどり選手は好きというだけでなく心から尊敬してしまう存在です。こういう経緯があるからこそやはり金メダルが取れなかったことと、世界殿堂入りなどでヤマグチ選手より遅れてしまったことなどで世界的な評価がどうしても金メダリスト偏重になってしまうことを残念に思っています。 コーエンについてですが、トリノ五輪の時に荒川選手と接触した映像がありましたが、彼女も若干妨害する傾向にあるようです。けれども上の二人ほどの悪意に満ちているというよりは、相手に優先権があろうが自分はどかないというどちらかというと独善的な感じだと思います。
お礼
お返事どうもありがとうございます(返事遅れてすみません)。 ユベールのはやはり意図的なものだったのですか・・・ ちなみに 「ジャンプの転倒でリンクの外へ飛び出してしまうハプニング」 というのは以前特集か何かで見たことがありましたが、これは衝突の影響でこうなったんですね、知りませんでした。 >これは当時の日本という国がフィギュア界でまだまだ弱い立場にあった それに比べ今はすごいですよね、荒川選手の金メダル、天才・浅田真央の快挙などなど。。 >コーエンについてですが、トリノ五輪の時に荒川選手と接触した映像がありましたが、彼女も若干妨害する傾向にあるようです。 そうだったんですか・・・コーエンって結構良い人っぽいイメージがあったんですが、意外と気が強いんですね。 丁寧な説明どうもありがとうございました。
- tanabata0707
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初めまして kirailla様がきちんとした回答されたので 必要ないかと思いますので 私の感想だけを述べさせてくださいね みどりちゃんは規定が苦手で現在のように規定がなければ もっと何回も表彰台のっていたでしょう カルガリーも3位だったと思います カタリーナ・ビットはショートフリーしかないNHK杯では 「みどりは強敵だった」と言ってました 91年の世界選手権の練習中 普通公式練習の時それぞれの選手の音楽が流れます リンクには何人かの選手が滑っているのですが その音楽が流れている時選手の踊り、すべりを じゃましないので礼儀となってます しかしユーベル選手はそんな事おかまいなしに 滑ってジャンプの滑走のためバックで 滑ってきたみどりちゃんと激突しました 当時新鋭だった若きユーベルは 世界のみどりにぶつかり、しかも怪我を させたという事でかなり動揺してガクガク していたそうです 演技も動揺してボロボロでした ユーベルもそうですがジャンプの跳べる選手を 妬んでなのか練習中ジャンプを 飛ぼうとするとわざとその前を横切って タイミング崩そうとする選手がいます 以前のサーシャ・コーエンもそうでした みどりちゃんはジャンプ跳べたので 外人選手にはよくそういった嫌がらせされてました ボナリー選手は90年か91年の世界選手権で 4回転に挑戦しました 一見成功したように見えましたが 回転不足でした。 当時ボナリーが4回転ジャンプ着氷後嬉しさのあまり 興奮してリンクに前向きに倒れたコントのような 様子に驚きました... ボナリー選手は私は好きな選手でしたが気が強くて みどりちゃんの公式練習のジャンプを 邪魔するのはしょっちゅうでした ボナリーはアルベールビル五輪ではメダルを 期待され選手宣誓をしました またクリスチャン・ラクロワの デザインしたゴージャスな衣装を着て試合に登場して 話題になりました みどりちゃんの一番のライバルは クリスティ・ヤマグチでした みどりちゃんが89年世界一になった時 「今後のライバルは?」と質問された時 まだ新鋭で世界ランキングの低い クリステイ・ヤマグチの名前を出しました みどりちゃんの存在でジャンプが跳べると 記憶されてませんが、あの当時でも トリプルルッツ、3回転-3回転のコンビが 跳べるすごい選手でした 質問の回答になっていなくて申しわけありません もしフィギュアに関して何か質問あれば 是非聞いてください それでは
お礼
お返事どうもありがとうございます。 >質問の回答になっていなくて申しわけありません いえいえとんでもないです、貴重な情報ありがとうございます。 >もしフィギュアに関して何か質問あれば是非聞いてください 是非質問したいと思います。 >リンクには何人かの選手が滑っているのですがその音楽が流れている時選手の踊り、すべりをじゃましないので礼儀となってます。しかしユーベル選手はそんな事おかまいなしに さすが気の強い選手だけありますね。。 >ボナリー選手は私は好きな選手でしたが気が強くて ですね、銀メダルを辞退したのを今でも覚えてます。 >みどりちゃんの公式練習のジャンプを邪魔するのはしょっちゅうでした このような意味でも圧力をかけた選手として言われているのかもしれませんね。 >みどりちゃんの一番のライバルはクリスティ・ヤマグチでした そうだったんですか、てっきりケリガンや(3回転半ということもあって)ハーディング辺りかと思ってました。。 >みどりちゃんはジャンプ跳べたので外人選手にはよくそういった嫌がらせされてました ボナリー以外ではどんな選手がみどりに嫌がらせをしていたのでしょうか?? 有名なとこでケリガン、ハーディング、ビット、クリスティー山口とかどうだったんでしょうか? (ハーディングとかいかにもしてそうな気がしますが・・・) >以前のサーシャ・コーエンもそうでした これはコーエンが嫌がらせをやられていた、と言う意味ですよね?それとも逆にコーエンが嫌がらせをしていたという意味の方でしょうか?
お礼
お返事どうもありがとうございます。 >高いジャンプ、素晴しい瞬発力とバランスの良さを持つ彼女は、ジャンプを得意とした伊藤みどり選手にとってもライバルであったのではないでしょうか。 なるほどそういう意味でライバルと表現されていたんですね。 >彼女は1992年のアルベールビルオリンピックで4回転に挑戦しています。 そうだったんですか、知りませんでした。 四回転と言えば安藤や浅田真央が先駆けだと思ってました。。 >アルベールビルオリンピックの公式練習の際に、確かスルヤ・ボナリー選手が伊藤みどり選手の近くバックフリップを行なったため驚いた伊藤みどり選手が転倒する事件が起きて、やはり練習中だったカタリーナ・ビット選手の抗議によってISUの中で問題になった そうだったんですか、これも初耳です。 >大変自己主張の強い、気の強い選手だったらしい... そうだったんですか、ちなみにユベール、ソルトレイク五輪にも出場してたような気がします(伊藤みどりの頃からいたのにまだ頑張ってるのか~と感心した記憶があります)。 ちなみにプロフィールを拝見したら「長野オリンピックやワールドカップの組織委員会」等に関わっておられたとはすごいですね。そのような方の意見をもらえて光栄です。