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北海道で無落雪屋根(フラット)は危険?

北海道でハウスメーカーによる立替予定中です。 無落雪屋根で陸屋根(フラット)を勧められていますが、今年のような大雪の場合大丈夫でしょうか。 先日このカテで似たようなご質問を拝見して、雪を落とすスペースがあるのなら落雪屋根の方が理想なのかと思っているところです。 家は北半分が2階建て。南半分が1階建ての予定です。 北側と東側が一般道路に面していて、屋根をそちらに傾斜させることはないと思います。 南側は隣家との距離が4~5メートルあります。 西側は境界ギリギリまで隣家の駐車場の柵があり、距離が90cmほどしかありません。 質問1:西側に傾斜させて落雪屋根(片流れ)にした場合、90cmの幅を超えて隣家駐車場に雪が落下する可能性はどのぐらいあるでしょうか。 質問2:南側に傾斜させて落雪屋根(片流れ)にした場合、2階からの落雪によって1階の屋根がダメージを受けることはないでしょうか。 質問3:無落雪屋根(フラット)と、落雪屋根(片流れ)では施工費用に差が生じるものでしょうか。 また、他に何かアドバイスございましたら是非教えていただきたいと思います。

質問者が選んだベストアンサー

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  • alias3
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回答No.1

札幌在住です。 ご質問者様が北海道のどちらにお住まいかわかりませんが、札幌市の「確認申請の手引き」では、落雪屋根の場合は後退距離(隣地から軒先の離れ)は、 ★屋根勾配3/10未満:平屋部分1m、2階部分2m ★屋根勾配3/10以上:平屋部分1.5m、2階部分2.5m それぞれの数値以上離すようになっており、この数値以下の場合は雪止めを付けるように指導されています。 片流れにした場合、屋根勾配は3/10未満となるでしょうから、2階軒先から隣地までの距離は2m以上確保しなければ、屋根にスノーストッパーを施工しない限り、確認申請がそもそも下りません。 そのような問題の発生しない地区と想定してご回答させていただきます。 A1)屋根勾配と積雪量にもよりますが、90cmを超えて落下する可能性は非常に高いと思います。 直接落ちなくとも、堆積すれば90cmの幅など直ぐ超えてしまうのは目に見えています。 A2)これもあり得ます。南北方向に玄関があれば片流れの場合、通常は東西方向に屋根を傾斜させます。雪の落下により、1階部分への損傷を防ぐためであり、ご質問のような屋根の被せ方は通常しません。 A3)無落雪屋根(耐雪屋根)の場合、屋根の上に雪が積もっても、屋根や壁がその加重で潰されない様、強度計算をする必要があります。 必要な強度を出すためには、耐力壁を余計に設けたり、筋交いを増設したりする場合があります。 また、フラット(M字)屋根の場合、凍結防止のため雪樋(縦樋)を屋内に引き込んだりする必要もあります。 こういった面で落雪屋根に比べ、無落雪屋根のほうが費用がかさむ場合が多いですが、落雪屋根の場合でも施工面積や形状、屋根材のグレード、スノーストッパーの有無により大きくコストが変わってきますので、一概に無落雪が高いとは言い切れません。 隣地と、ご自宅の軒先の距離が1mも無いようであれば、落雪の何らかのトラブルが発生する可能性は高いですので、無落雪屋根をお勧めします。 その際は、しっかりした構造計算、およびそれに基づく施工のできる信頼できるHMをお選びになることをお勧めします。 最後に、無落雪屋根の関係でのご質問で、良回答を頂いたものがありますので、参考URLに掲載しておきます。

参考URL:
http://oshiete.homes.co.jp/kotaeru.php3?q=1911731
hakobulu
質問者

お礼

丁寧な回答をいただきまして誠にありがとうございます。 参考URLも拝見しました。 以前スノーダクトの融雪屋根にしていたのですが、雨漏りが生じて全面葺き替えした経験があり、これはどうしても避けたいと思ってしまいます。 一階の屋根に雪を落とすことも良くないとすれば、2階の屋根は陸屋根にするか、雪止め付きの片流れ屋根を90cmの幅がある西側に傾斜させるしかないということでしょうか。 落雪の処理労力や危険性を考えると、メーカーも保障していることですし屋根に雪を溜めておいた方がいいのかとも思うのですが、屋根に雪を溜めたまま一冬越すのは建物に負担がかかりすぎるという説もあるようで、悩んでいます。

hakobulu
質問者

補足

陸屋根(フラット)にする場合と、雪止めを付けて片流れにする場合で、どのような相違点があるでしょうか。

その他の回答 (1)

  • chie65536
  • ベストアンサー率41% (2512/6032)
回答No.2

無落雪屋根で陸屋根(フラット)は、居住を開始してからお金がかかります。 1.暖房の熱をワザと屋根に逃がして融雪してダクトに流す構造なので、毎冬の暖房費が嵩みます。 2.毎年2回、初冬と春先に屋根に登ってダクト掃除が要ります。業者に頼むなら費用が要ります。 掃除をしないと、初冬に枯葉がダクトに詰まる、春先に解けた雪の泥(雪の核の微粒子が集まったヘドロ状物質)がダクトに詰まる、と言う問題が起き、屋根がプール状態になって防水が耐えられなくなった瞬間に   屋根裏で華厳の滝が流れているのを見る(実例あり) と言う怖い事が起きます。

hakobulu
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 以前融雪屋根でおっしゃるようなことが実際あり、葺き替えで無駄金を使ってしまいました。 しかし、単なる施工ミスだったかもしれず、素人としては何がいいのか確認する術もなく実際悩むところです。

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