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デザインだけじゃダメなの?

洋服のオリジナルブランドを立ち上げるときにどんなにデザイン能力がよくてもそのブランドを立ち上げる人が洋裁などをできなかったらダメ(成功できない)なのでしょうか? 服の制作は縫製工場などに依頼して自分はデザインだけ書くというのでは成功しないのでしょうか?

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noname#155689
noname#155689
回答No.4

> 自分はデザインだけ書く > 服の制作は縫製工場などに依頼 それだけでは(デザイン画を持って縫製工場に行っても)服は出来ません。 デザインから縫製(生産)までの間に大きな作業として ●材料(布など)選び/購入 ●パターン(型紙)づくり があります。 この作業は誰が担当しますか? まあ、材料選びはデザイナーさんがやるでしょうが デザイナーさんにパターンづくりの技術がない場合 パタンナーさんにパターンづくりを依頼しないといけません。 パターンというのは平面のデザイン画から立体の服のカタチをつくり (たいていシーチングという生成りの安価な木綿を使います) それを平面の設計図に落とす作業で 服づくりで一番大事な/難しい作業だと言っても過言ではないでしょう。 ともあれ、デザイン画を書く。 布やらボタンやら材料を買い揃える。 フリーのパタンナーさんなどに依頼してパターンをつくってもらう。 パターン、材料、縫い方の指定、縫製代金を用意して 縫製工場へ行けば一応服は出来ます。 プリントのことなどを省いてますし 他にも本当はもっと細かい作業がいろいろあるんですが まあ、非常に大雑把に言って服は出来上がってきます。 ところで、その服はどうやって売るのでしょう? 売り方が決まって、少なくとも売り場に並ぶまで つくった服は在庫になります。 在庫はどこに置きますか? 倉庫とか借りると、結構お金かかります。 逆に言えば、お金があれば出来ます。 (成功するか否か?は置いておいて)ブランドは立ち上げられます。 日本のデザイナーズ・ブランドでいえばアトウが近いケースです。 つまり、それなりの開店資金を準備し、パターンと生産は外注 ショップも自前で開店、そこから始めてそれなりに成功を治めているブランドです。 http://www.tsushin.tv/brand/tokyo/ato.html アンダーカバーは既製品のTシャツを買ってきて そこにオリジナルのプリントをしたものを商品として やはり自前でショップを開店し、そこから始めて成功を治めたブランドです。 http://www.tsushin.tv/brand/tokyo/uncover.html 最近元気がありませんが、90年代後半にブームを生んだビューティービーストも 布を買ってきて、いきなり切り刻んでミシンで縫った「1点もの」の 路上販売から始まったブランドです。 (これは量産を前提としないから出来る、荒業です。) http://www.tsushin.tv/brand/tokyo/beautybe.html だから、全く可能性がない、とはいえませんが アトウは財力があったし、アンダーカバーはネットワークがあった。 ビューティービーストは賞をとった(バックアップを得た)。 自分はデザインだけ書く、だけでは厳しいのではないでしょうか。 最後に。 仮に素人でもデザイン能力があれば 瞬間的に作って売るだけなら出来なくはない ただ、ブランドを維持し続けるというのは デザイン能力だけでは出来ない、といいます。

その他の回答 (3)

  • itisan
  • ベストアンサー率29% (7/24)
回答No.3

紙の上でどんなに素晴らしいデザインでも、 それを形に出来なければ服は出来上がりません。 そして縫製工場などに頼んだとしても、自分のイメージ通りの物はまず出来ないと思った方が良いです。 「言われてみればデザイン通り」程度だと思います。 しかしそれは縫製会社側の問題ではなく、必要な情報(サンプル品や型紙等々)がないためです。 布の質感(厚みや伸縮の具合等)、ダーツの入れかた、縫い方ひとつで服の形は変わってきます。 また当然、脱いだり着たり出来るボタンやファスナーの位置、長さも関わってきます。 そのためにも最低型紙は必要だと思います。 それでも、もし縫製の出来る仲間(それも技術のある)を見つけられれば、成功もあり得なくはないと思います。 頑張ってください。

  • uuing
  • ベストアンサー率25% (53/206)
回答No.2

服のデザインは,カワイイとか綺麗とかいった,いわゆる「デザイン」とは違って,車やビルを作るような,「設計」の範疇に入るものです。 例えば,複数の生地を使った場合,それぞれの布で,洗濯したときの縮み量が大きく違うと,かたくずれします。 それを防ぐには,生地の膨張率や収縮率,あるいは繊維の方向などを考える必要があります。 また,縫製の仕方でも,強度が出たり出なかったり,やわらかくなったりしっかりした着心地になったりもします。 そのようなことを知らないデザイナーは,まず成功しません。 なぜなら,工場の人がいちいち「この生地の組み合わせはまずいよ」とか「これじゃ一回洗濯したら破れるよ」なんて教えていたら,商売になりませんから。

  • vespero
  • ベストアンサー率11% (2/17)
回答No.1

デザインして工場で作ってもらった洋服たちは、どこかで売ることを目的にしているのですよね? だったら縫製の技術や知識はもっておくべきだと思います。 というのは、たとえばですが このデザインにするには生地は2メーター必要で止め具は最低3個必要だから材料費はこれくらい。ちょっと高いなあ、じゃあ止め具を2個でいいように型紙をちょこっと変えよう とかいう事を考えて、買ってくれるお客様のためにコストダウンをしていくことは自分でできますか? そもそもデザイン画だけ持っていけば工場は「はい分かりました」って作ってくれるんですか?

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