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旧仮名文字に拘っている俳句の流派はありますか。
昔、明治生まれのある先生が「俳句は旧仮名づかいで書くものだ」とおっしゃるのを聞き、そのお弟子さんたちは戦後の新仮名遣いで生まれ育っているのに一生懸命旧仮名遣いを勉強されていました。今でもこのように旧仮名づかいにこだわっている俳句流派はあるんでしょうか。また、和歌・短歌の世界はどうなんでしょうか。旧仮名遣いに拘るのは、文学の敷居を高くしているだけだと思いますが、いかがなものでしょうか。
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noname#15872
回答No.1
俳句は、旧仮名遣いで文語文法のきまりに従うと、私も習いました。これを堅持しているのは、結社(流派と書かれたのは、結社のことと推測しました。)にかかわらず、俳句界全体であろうと思います。私も楽しんでいる、集団遊戯的某ネット句会には、旧仮名遣いにこだわらない投句も散見されるが、少数派ですね。旧仮名遣いにこだわるのは、文学の敷居を高くしているとは思いません。小説でも随筆でも短詩系文学でも、一定のきまりがあり品格も求められるから、それぞれのジャンルにおける「敷居」を越えて楽しむべきだと思います。
お礼
ありがとうございました。俳句界全体がそうなんですか。最近の中学・高校では、古文にあてる授業時間が減って旧仮名で書かれていると読めない生徒が多いそうですね。森鴎外の「舞姫」なんかを授業でやるとなかなか大変らしいですよ。