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中国で儲かっている日本企業は無い?
昨日の「報道ステーション」に石原都知事が出演し、 「中国に進出した日本企業は、全部赤字で、どんどん撤退している」 みたいな事を発言していました、が本当ですか? 私の知識では、確かに2000年頃まではそうでしたが、現在もそうなのでしょうか? ちなみに、私が働く会社も中国に進出して、赤字で撤退しました。 理由は、会社の運営(合弁会社)、出店などで法外な金額をふっかけてくる。利益は中国側が大半を持っていく。従業員が働かず、また、公私混同する、などでした。
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儲かっている企業がゼロかというと、さすがにそう断言する勇気はありませんが、ほとんど無いでしょうね。 商習慣の違いというレベルではなく、中国では資本主義経済が機能していないので、契約という概念が極めて軽く扱われるのです。更に日本人は契約をうまく使う技能に乏しいので、不法なことをされるとたいてい相手にしてやられます。 中国は、末端の従業員レベルから国家レベルでまで全層で不法なことをしますから、そういう相手だと分かって更にその上を行くことができなければ、赤字を出して撤退するしかありません。 なお、赤字になっても撤退できないという状況すら作られています。 例えば、現地に子会社を作るときに共産党の人間を役員にすることを条件にされ、しかも解散の条件に役員会の全会一致が必要などとされる事例があります。 そうなると、いくら赤字になっても共産党員が反対することで会社を倒産させることすらできず、親会社が赤字補填をしつづけなくてはならず、日本の本社が倒産することでしか縁を切れなくなるわけです。 人件費の安さくらいで進出して、いいことのある場所ではありませんね。
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- nikuudon
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ご質問者様の企業のように、中国進出で失敗する企業というのはかなりの割合に上ると思います。 ただ全部赤字、というのは極端です。事業を軌道に乗せ、黒字を出している企業も沢山あります。 長期的なスパンで見た場合、海外進出最大のメリットである安い人件費が徐々に高騰していき、 採算性が悪化していくため、いずれ場所を移していく必要が生じる、ということは言えると思います。 これは中国に限ったことではなく、昔でいえばフィリピンや台湾などに進出した企業もこのようでしたね。 ただ中国の場合、法整備も曖昧かつ流動的で、国際標準の商習慣からかなりずれた文化を持ち、また、 国民性の違いなどもありますので、思わぬ失敗を強いられる、ということは多いと思います。
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回答ありがとうございます。
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回答ありがとうございます。 >赤字になっても撤退できないという状況すら作られています。 この部分は特に参考になりました。