CD-RWの書き換え速度について

2001/12/21 22:32

このQ&Aのポイント

CD-Rの書き込み速度は高速化していますが、CD-RWの書き換え速度はほとんど進歩していません。
最速の書き込み24倍速のCD-RWドライブでも、書き換えは10倍速と以前と変わりません。
CD-RWの書き換え速度が今後速くなる場合、新しい規格のRWメディアが必要になる可能性があります。

chr
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parts
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2001/12/21 23:11 回答No.1

この質問をされると言うことはオレンジブック（Orangebook）はご存じですよね。このPart３Version１に２倍速までのＲＷが、 VERSION２のVol１に４倍速までのＲＷ規格が規定されています。そして、Vol２に１０倍速までのＲＷ規格が規定されています。ＣＤ－ＲＷは新しい速度に突入するたびに規格書には追加されているのです。そのため、これまでも規格は新規にでるごとに追加されてきたのです。よって、新しく規格が出るのは当然の成り行きです。ＲＷは特性上書き込み速度を１０倍速以上に上げるのは非常に困難とされています。理由は反射率、メディアの精度、記録層の構成などの関係上どうしてもこれ以上の速度はこれまでのように簡単にはいかないとされています。１０倍速以上は互換性を維持したまま速度アップするのは困難でしょう。ただ、これ以上の速度が出ないかどうかは分かりません。将来的にはさらに高速なドライブも消費者が必要とするなら登場する可能性は否定できません。次に、ＤＶＤと比べた速度ですが、等速で約１３５０ＫＢ／ｓの速度があるのがＤＶＤです。ＣＤは１０倍速で１５００ＫＢ／ｓとなります。ＤＶＤ＋ＲＷの最高速度は２，４倍速で最大３２４０ＫＢ／ｓの速度で書き込めます。これは、２２倍速のＣＤ－Ｒドライブに匹敵します。すでにＣＤ－ＲＷはＤＶＤ系メディアでＲＡＭや＋ＲＷ／Ｒには劣っていることになります。ただし、容量比較ではいまだにＣＤ－ＲＷの方が高速です。元々、ＣＤ－ＲとＲＷは別物ですから、Ｒと比較するのはふさわしくない点もあります。Ｒは化学変化を一度限り行えば良いですが、ＲＷは色素を使うＲとは異なり、相記録型の記録素材を使う必要があります。また、素材を劣化させてはいけませんし、焼きミスが合ってもならないなど書き込み条件も繊細です。この点を考えると、速度差が出て当然の媒体です。