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飛行機の高度と-40度の寒気の高度
ここで質問して良いか分かりませんが教えてください。 飛行機に乗ると、地上は吹雪でも、雲の上は晴れてますよね。 それは分かるのですが、天気予報で教えている、-40℃の寒気はどのくらいの高度にあるのでしょうか? だいたい5000m上空らしいのですが、飛行機の巡航高度とどのくらい差があるのでしょう。 -40℃の寒気は見えるものですか?
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天気予報で「 上空の寒気 」という場合、およそ高度 5700m の 気温を指します。ですのでご質問の寒気団も、その高度にあります。 なぜその高さかというと、上空の天気図 = 高層天気図を作成する 際に、300hPa、500hPa、700hPa といった特定の気圧に相当する高度の 天気を目安にするからです。もちろん気圧には変動がありますが、定点 観測の必要上、500hPa 天気図では高度 5700m を基準としています。 この 500hPa 天気図は、地上低気圧の発生・発達を判断するのに 都合がよく、すなわち地表の天気を予想するために重要な指標と なるので、よく使われるというわけです。 いっぽう、飛行機の巡航高度は大体高度 1万mくらいですので、 はるかに上空になります。この高度は対流圏と成層圏の境目付近で、 偏西風=ジェット気流が強く吹く高さです。対流圏より上ですので ほとんど雲がなく天候が安定しています。 また、寒気は基本的には目に見えません。ただ、寒気団の周縁部に 前線が発生しやすいので、輪郭はわかるかもしれません。もっとも、 飛行機からはすべてが雲に覆われた状態にしか見えないでしょうね。
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- egaetoteage
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ジェット旅客機の巡航高度は国内線の長距離、国際線で33000ft~39000ft、10058m~11887mくらいです。 東京⇔大阪や小松、富山の一時間くらいの短距離ですと23000ft~25000ft、7010m~7620mくらいです。 気温は-50℃以下です。 東京→大阪便で5000mの高さは神奈川と山梨の県境付近で富士山の手前くらいです。 -40℃の寒気団が近づいているとこの辺りでも薄雲の中かもしれません。 この時期北陸方面の飛行機に乗ると冬型が見て取れます。 快晴の東京を出て富士山辺りまでは地上の視界も良くきれいに見えますが、進路を北陸に取りますと地上との間の雲行きがおかしくなります。 最初は比較的低い高度に細切れの雲が列を成していますがだんだんまとまって盛り上がってきます。 その列の並びで季節風の強さは想像できます。 やがて辺り一面もこもこした雲海になり所々に盛り上がった雲が山のように見える場合もあります。 空港上空に着いてもまだ雲海の上の場合もありますが高度を下げて雲の中に入るとジェットコースターのように揺れます。 雲の形状からは寒気団の境目のような物は分かりませんが地理で習った絵のような雰囲気は味わえます。
お礼
上空が-50℃以下だとは、知りませんでした。 ダイブする人の気持ちが分かりません(高度違いでしょうけど) 爆発でもしたら、冷凍人間が降ってきそう、、話がそれました。 富士山を3つ重ねたら、10000mですね。 寒気は5700m 高度差がこのくらいということ分かりました。寒気がハッキリ見えないのは、残念です。 ありがとうございます。
- silpheed7
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ジャンボの場合、巡航高度は1万メートル以上です。 寒気そのものは見えません。雲などで推定するしかないと思います。
お礼
飛行機の高度がより高いのですね。 降りる時も、上る時も、寒気の中に突っ込んでいくということですね。 雲の中は揺れますが、寒気が見えないとは、なんか、残念だなー。 ありがとうございます。
お礼
なんとなく、分かってきました。 予報の基準として、500hPa 天気図では高度 5700mの位置がどこまで南下しているかということですね。(違うかな) 素人の感覚として、雪雲の境目が寒気の始まりと考えても問題なさそうですね。 ありがとうございます。