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企業が監査法人に監査を依頼することについて

企業が報酬を払い監査法人に監査をを依頼する制度に疑問を感じています。 監査法人は、企業の財務諸表を粉飾すればするほど仕事、報酬がもらえることになると潜在的にもしくは顕在的にわかっていると思います。国が監査法人に仕事、報酬を出し、依頼する方がまだ公平に監査が行われると思います。 何故監査をする監査法人を企業が選べるのでしょうか?教えてください。よろしくお願いします。

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  • goo200504
  • ベストアンサー率21% (3/14)
回答No.4

会計監査の制度は戦後GHQが持ち込んだ経緯もあり、談合がまかり通る日本の風習になじまない点があり、質問者のおっしゃるとおりの疑問を誰もが抱くところです。 しかし、監査法人は信用を売る営利企業なので、いったん粉飾に加担したことがバレれば、契約を打ち切られることもありえますし、商法等で会社、株主などの利害関係者に対し無限の責任を負っています(損害賠償請求され、それにつき責任があるならば 資本の額にかかわらず、賠償額を払うということ。たとえ法人がつぶれても、社員が個人的に負担します。) この無限責任があるため監査法人側には、積極的に粉飾に加担することのメリットが少ないです。 また、企業が監査法人に対し報酬を払うことにより、監査法人も企業に対し適正な財務諸表の開示の指導をおこなうことが期待されます。

poinpoin
質問者

お礼

回答ありがとうございます。アメリカでは無限責任だと聞きましたが、日本でもそうだったとは知りませんでした。 容疑者が報酬を払い、好きな刑事を選び証拠を洗わせているような無理のある監査制度の謎のヒントは、監査制度はGHQが持ち込んだ所にヒントがありそうですね。 とても参考になりました。

その他の回答 (3)

  • fafafa
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回答No.3

要は、監査報酬を頂く被監査会社に対して、正しく監査を行なえるか、どうかとういう点ですが、この点はご指摘の通り、おおいに疑問でしょう。これまでの歴史を考えると実効性ある監査が存在したか大いに疑問です。不良債権をしこたま、ためこんだ金融機関に適正性意見を出し続けた監査制度というのは一体なんだったのでしょうか。ただこうした慣行も徐々に変化していく兆しが見えます。カネボウの粉飾を指南した会計士を見せしめにし、会計士の数を増やし、ずばり、ちゃんと仕事をしろ、と監査法人に金融庁が圧力をかけてきています。 確かに監査は公共性が強いことから国が管理することには一理あります。しかし司法が三権分立で独立した立場にあるように、監査もどこからも干渉されない独立した立場である、というのは建前上、なければならないのです。今までの監査制度はご指摘の通りひどいものでした。しかしこれからは、いかなる圧力や誘惑にも負けない独立性をもった監査が実施される、予定です。。。 理想はこうでしょう。「弊社は高品質の監査を自負しております。弊社の厳しい監査を受けることで、御社も円滑な取引関係や市場での高評価を享受することができます。ただし弊社はいかなる不正・粉飾・違法行為も許しません。それでよろしければ監査契約を締結いたしますが」。こういった監査制度になる、予定です。。。

poinpoin
質問者

お礼

ありがとうございます。とてもわかりやすく、感銘を受けました。監査の理想の部分は特に興味深く読ませていただきました。 今回私の質問が悪かったようで新しく質問を立てようとおもいます。よければアドバイスしてください。

noname#14954
noname#14954
回答No.2

国にが依頼... 公平に監査に監査が行われる。 癒着という表現を「旨い汁を吸う」に言い換えれば、 ひとりいい思いをしていたパイを今度はふたりでが食いつく、天下りで本質は変わらない。 どうしても第三者を入れるとすてば証券取引所、 上場して資金を得る企業、投資をして利益を得る投資家、その取引で利ザヤを得る取引所、

poinpoin
質問者

補足

公的に監査をすればよいというのは、一法人が監査をするという法律を作る前提のことを言っていまして、公的に監査するのが公平性において理想だとは言っておりません。

noname#14954
noname#14954
回答No.1

なぜ財務諸表が必要かがわかれば答えは出るはず。 会社すべてに財務諸表の提出の義務があるわけではない。 なぜでしょう。

poinpoin
質問者

補足

私の質問の仕方が悪かったようですね。 上場企業が知り合いの会計士に報酬を払い、監査させるという制度は会計士の独立性を損なう大きな原因の一つだと思っております。 公的に監査をすればまだ独立性は保たれると思うのですが何故企業と監査法人の癒着が生まれやすいこのような制度になっているのでしょうか。

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