- ベストアンサー
アジアとヨーロッパの違い
初心者で、調べ学習をしていて困りました。 僕はサッカーに関しては素人同然ですが、世界のサッカーには興味があります。 そこで疑問に思ったのですが、アジア各国と、ヨーロッパや南アメリカの国々とは明らかに実力の差があると思うのです。 その差はどこからくるのか、調べてみましたが、歴史上のことでの違いぐらいしか載っていません。 果たして、本当に歴史の違いだけであんなにも実力の差がハッキリとでるものなのでしょうか??他に何か、具体的に原因等がわかる、という方いらっしゃいましたら大至急書き込んでください。。お願いします ちなみに、今回の調べ学習ではアジアとヨーロッパのサッカーの違いにだけ観点を置きたいと思っています。。。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
私が思うには一番の差は歴史や文化の差だと思います。 日本はサッカー以外にも野球などが盛んです。とても運動能力が優れている子供がサッカー選手ではなく野球選手にもなれるわけです。ただイタリアやブラジル等サッカーのとても盛んな国はまずサッカーが第一候補ですよね。その違いは大きいと思います。またその子供達を受け入れる環境(小さい子供のうちからサッカークラブがスカウトする等 )も大きく違います。日本でも静岡県がサッカーが強くて有名ですが、サッカーが上手い子が沢山産まれてくるわけではなく、サッカーを上手くなる環境が整っているからだと思います。 そういった差がアジアとヨーロッパには大きくあると思います。体格差はありますが、小さいなりにもメリットあると思いますし、ブラジル人とはそれほど体格は変わらないはずです。
その他の回答 (4)
環境の問題についてはたくさんの意見が出ていますので、別の視点から。 一昔前に比べるとアジアにおけるサッカー熱も格段に高まっていると思いますが、それでもまだまだ欧州・南米の比ではありません。アジアは、国によってサッカーのレベル・関心度のばらつきが大きく、それらの国々が広大な地域に散在している状態です。 対して欧州は、欧州の国々の中にももちろん歴然たる強弱の差はありますが、ともかくレベル・関心度の高い国が揃っており、それらがおおむね地続きで移動が容易という地理的な利点もあって切磋琢磨する条件に恵まれています。 レベルの高い国同士が高い競争意識を持ち、長きに渡って互いに刺激しあいレベルアップを重ねてきた末にあるのが現在のヨーロッパ・サッカーです。 レベルが低く歴史も浅いアジアには互いに切磋琢磨する条件もシステムも十分には確立されておらず、そのことが両地域の間に抜きがたい実力差を生んだひとつの理由だと思います。(これも広い意味では『歴史の差』と言えますが) 『田舎の三年、京の昼寝』という言葉をご存じでしょうか。 レベルの低いところで懸命に努力してもたかが知れている、レベルの高い環境に身を置いていれば自然とレベルアップする・・・というような意味ですが。 後進地域のアジアで懸命に強化を図っている日本や韓国は『田舎の三年』のほうになるのかもしれません、悔しいですが。 『人種の違い』は大雑把に言うと身体面と精神面に現れますが、身体面(肉体的特徴)の違いはそれほど問題ではないと思います。 サッカーというスポーツには様々なアプローチがあり、頑強な体格で強さ・高さを生かす戦い方もあれば、敏捷性や瞬発力で勝負する、あるいは勤勉な組織プレーで対抗するといった方法もあり、一概にどれが優れているとは言えません。小柄な選手も大柄な選手もそれぞれの特徴を生かせば十分活躍できますし、まただからこそサッカーが全世界で愛されているとも言えます。 あとは・・・メンタリティーの問題ですね。 『欧米の個人主義』とよく言いますが、チーム戦術全盛の時代で様々の制約を受けながらも、その中でなんとか自己主張・自己表現をしようとする欧州人。日本人は決められた戦術をこなすだけで枠からはみ出すことをしないからダメだと言う人もいます。私はそういうステレオタイプな見方はあまり好きではないですが、そう言われればそうなのかなという気もします。 前日本代表のトルシエ君は『フランス人は、赤信号でも車が来なければ自分の判断で横断歩道を渡る。日本人は信号が変わるまで待っているからダメなんだ』みたいなことを言っていましたね。 的を射てるのか射てないのか、よくわかりませんが・・・。
お礼
いえ、かなり参考になりました!確かに、向こうでは強い国同士が頻繁に練習試合等をやっているイメージがありますが、日本は僕個人の印象ですが、少ない気がします。欧州での練習試合や、アジアの練習試合について更に調べてみたいと思います ありがとうございました
- popesyu
- ベストアンサー率36% (1782/4883)
敢えて質問者さんがさけてる他の事例で考えた方がわかりやすくないですか? 野球で例えて考えてみるなら、日本の野球のレベルは世界でもトップレベルですよね。フランスやイタリアには野球のプロリーグだってありますが、日本には全くかないません。どころか日本よりは若干実力が劣っている韓国や台湾にも勝てないでしょう。 これは人種的な身体能力の差以前の問題ではなく、歴史(及びその歴史が培ったシステム)の違いでしかないと思います。人種的な問題ならバレーやサッカーやら、ヨーロッパの方がアジアよりも強いスポーツがあることの説明になりませんから。他にも例えばオーストラリアやその周辺国はラグビーが異常なほど強いとか、極端な例で言えば柔道とか世界的に行われているスポーツは他にも多々ありますが結局のところ同じことです。 例えば柔道は日本だったら学校の授業でも習うものです。それほど文化に浸透しているもので、それを一言で言ってしまえば「歴史」となります。
お礼
他のスポーツで置き換えて考えてみると、歴史の差というのはかなり説得力がありますね、とても参考になりました。 ありがとうございます
- Jameskusa
- ベストアンサー率31% (229/718)
日本を見ればよく分かると思います。Jリーグが出来る前は世界から取り残されたような国でしたが、トップチームがプロ化し、ユース年代の育成環境をヨーロッパレベルにまで整えたら世界でも評価されるチームになり、強豪国と試合してもいい試合をします。 つまり環境が整えば強くなるということです。ヨーロッパや南米はそういった環境が長い歴史で整っています。だから次から次へといい選手を供給できるから強いのです。アジアでは日本がそれらの地域をお手本に短期間で強化できましたが、他のアジアの国は環境面で劣っていますね。お隣の韓国も日本の成功例に刺激を受け、エリート育成方針からクラブのユースの環境を重視するようになりました。 このことから育成システムが整うことが代表チームのレベルを上げる事が証明された例だと思います。もちろんその国のトップリーグが完全にプロ化されていることも重要な要素です。トップチームがプロで、その下部のユース年代の育成システムが整っているヨーロッパ、南米が強豪国になれるのだと思います。他の地域ではではそのあたりが整っていません。アフリカが強いのは若い選手がヨーロッパのチームに引き抜かれ、整った育成システムで育ち母国に還元しているのです。ヨーロッパに近いというアフリカ地域の利点が生かされています。アジアは遠いので利点がありません。ということで自国のシステムを完成させないうちは限界がありますね。その点日本はアジアでも特異な存在だと思います。監督しだいで予選では苦労しても日本の時代がアジアでは続くと思いますよ。今回予選も結局は危なげなかったですから。
お礼
やっぱりおっしゃる通り、自国の基盤というものがまだしっかりしてない段階では基盤がしっかりしているヨーロッパとかには遠くおよばないものなんですね…。 ありがとございました
- kokutetsu
- ベストアンサー率26% (233/880)
プロリーグがあるかないか、ということは大きな要素です。日本もプロリーグができてから強くなりました。身体能力で言えばアフリカの方がヨーロッパより上です。しかし、アフリカはプロリーグが十分組織化できてないので、ヨーロッパには追いつけないのでしょう。アジアも同じことが言えます。
お礼
なるほど、やっぱりプロ意識というのが一番大事なんですね。。。アジア各国のプロリーグについて調べてみようと思います。 ありがとうございました
お礼
ご回答ありがとうございます なるほど、今までとは全く違う観点から見ることが出来ました。確かに、向こうと日本におけるサッカーの立場の違いと言いましょうか、僕らにとってのサッカーと彼らにとってのサッカーって全然違うものですよね 凄く参考になりました、ありがとうございました