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満月から次の満月までの期間が29.5日(朔望月)であることの意味?
小学5年生の息子から質問され、答えられませんでした。彼の理解では、1.満月は真夜中に南中する(太陽の真逆に位置するのだから)。2.ならば満月から次の満月までの期間は日で言えば整数でなければおかしいのではないか。3.ある満月の日の午前0時から29.5日後ということは、昼の12時。これは新月のはずである、と。 実際には、月は27.32日で地球の廻りを公転していますから、地球の公転分2.2日を足して、満月から満月までの周期29.5日というのは、それはそれとして理解できるのです。しかしこれでは彼の質問には答えたことにはなりません。 この辺の整合性の説明を宜しくお願いします。
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なかなか将来が楽しみなお子さんですね。 月の満ち欠けは、一日単位で変わっているのではなく、連続的に変化していきます。 つまり、月齢15日で昇った月は、沈むときには月齢15.5日になっているということです。 これを踏まえた上で・・・ ある日の午前0時に、月齢15.0日で南中したとします。 29日後の同じ時間には、月はおおよそ月齢14.5日で真南から12°ほど西の空にあります。 (月齢15.0日+29日-29.5日=14.5日) また、30日後の同じ時間には、おおよそ月齢15.5日で、真南から12°ほど東よりにあります。 では月齢15日のときに月がどこにあったかというと、29.5日後、つまり日付で29日後の午前12時(午後0時)に、地球の反対側で満月(月齢15.0日)を迎えていた、というわけです。 通常は月齢を四捨五入して15日になるときを「満月」と呼んでいるので、それが混乱の元になってしまうのだと思います。
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- shkwta
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月が太陽の正反対の位置に来てから、つぎに太陽の正反対の位置にくるまでに29.5日かかるという意味です。そのときに《日本》が太陽や月から見て「どっち側にあるか」は関係がありません。 たとえば、日本が真昼のときにちょうど満月になったとすると、ブラジルの人には「ちょうど満月」が見えており、日本ではその前後の夜に満月から半日ずれた月が見えます。 また、満月は月齢14.75日ということでなく、一定ではありません。 参考URLのページで、何月何日の何時何分に満月になるかを計算できます。《日本が》昼のことも夜のこともあります。
お礼
回答ありがとうございます。 DexMachinaさんの回答と合わせると仰る意味はよく判ります。 ある時の満月と次の満月の実際の月齢が違う(四捨五入の幅がある)、ということを理解しているかどうか、がポイントなわけですね。 つまり次の満月が夜中に南中した時には「厳密には」満月でない、ということになるわけで。 或いはある完全な満月の29.5日後の「完全な」満月は夜でなく昼見える(実際には太陽とかぶるので見えない?)、となるわけですね。明日息子に説明してみます。
- sqwe-ir
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東京から大阪に歩いて2人で競争しました。 1人は、29日ちょうどで大阪に到着しました。 もう1人は、半日遅れて到着しました。 東京が満月です。 大阪も満月です。 新月は、東京と、大阪の中央です。 人工衛星で見れば、2人は殆ど一緒の行動に見えます。 間違っても、もう一人が、途中で一服して遊んでいるはずはありません。
お礼
うん。これがまさに知りたかったズバリの回答だと思います。息子はもう寝ていますので明日この回答を見せてみます。