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小学生向けの演示実験
この程、小学生を対象に演示実験をさせていただける機会を頂きました。 新課程の導入で実験が省かれ、理科への関心が薄まっていると聞き、 以前から演示実験の場がもてたらなーと思っていたのですが、 「いざやれっ」てなると、何をして良いかさっぱりなのです^^: 私は化学専攻なので、化学反応の絡んだ実験を行いたいと申し出たところ 爆発を伴ったり、ドラフトの中で行う必要があるような実験でなければ 差し支えはないと許可を頂きました。 図書館へ通って実験の本を参照してみて、今のところ ジャボチンスキー反応 酸・塩基を用いて指示薬の混合液の色を変化させる エステル合成 のどれかでいこうと思うのですが、なにぶん演示実験など一度もやったことのないもので、 私の案で良いのか、どんな実験をすればインパクトがあって興味を惹けるのか よくわかりません。 無理して化学の実験を行う必要は無いとは仰っていただいているのですが、 どうしても、化学反応を伴った実験を行いたいのです。 そこで、是非皆さんのご意見をお聞かせ願いたいと思った次第です。 (私は学生ということもあり、理系の先生1人が助手をしてくれるそうです。) テレビで頻繁に見る米村でんじろう先生のようにとまでは言いませんが、 この機会に少しでも小学生たちの理科への興味を高めれたらと思います。
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噴水実験はフラスコにゴム栓でフタをして穴にガラス管を一本刺してあげるだけです。 中に指示薬と水をいれて加熱すると中の水が沸騰し空気も膨張します。 逆さにして酸か塩基の溶液に口を付けます。 急激に冷やされるので・・・噴水の誕生です。 (つまりアンモニアは水に溶けやすいので噴水が出来ました~という原理ではなくなります。) 炭酸ナトリウム-フェノールフタレインくらいなら比較的安全でしょう。(この方法でアンモニアを行うと多分臭いです) PVAのスライム実験は、ぬるま湯などで硼砂の濃度を調製したりすると堅さの調節が出来るかもしれません。 プラスチックの球体に堅いスライムを詰め込んであげると変化球が投げられたりするんですが・・・(笑) 微生物はルーペに毛が生えたヤツしかないようならば、ちょっと難しいですね。 染色も複数の試薬を使って染色しますので。 あと、実際にやった事はないのですが、化学専攻の質問者さんなら出来るかもしれません。 ・科学捜査っぽい? ニンヒドリン反応を利用して指紋の検出(もしくはアルミ粉末で指紋の検出) ・科学捜査っぽい? ルミノール反応を見てみよう(血液の代わりにたしか大根の絞り汁でも出来たはず・・・) ・炎色反応を利用して色の出るロウソク (作るのが大変なので見せるだけで終わりそう。) ・ケミカルガーデン(危険な薬品を使う必要が・・) ・チオ硫酸ナトリウムの過冷却 (発熱する危険がちょっと) ・アルギン酸ナトリウムと塩化カリウムで偽イクラを作る(これは安全。でも食べちゃダメ) (ここから上手く、化学を悪用した(?)消費者だましの偽食品の話しに結びつける?) 科学捜査ついでに、 ブロッコリーのDNAを見てみようとかいうのはテーマの割に見た目のインパクトがないかな・・・。 (磨り潰して界面活性剤で細胞膜を壊してエタノールをゆっくり加えて・・・小試験管使えば1人1本できます) 単純な実験でも、工夫次第で幾らでも面白くできそうですね。 頑張ってください。
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- c80s3xxx
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小学生といっても,学年はどのくらいが対象なのでしょうか. 低学年からでも受けそうということで,シャボン玉なんかはどうですか. 添加物を工夫すると大きなものが作れる,とか,セッケン膜が縮もうする力でストローを動かすとか. 指示薬系は紫キャベツの絞り汁を使うとか,いろいろできますね. フェノールフタレインと希アルカリでインクを作って,それで書いた字がしばらくすると消える,アンモニア蒸気で復活,なんてのはバリエーション? 食べ物絡みも受けるかも.ゼラチンのゲル化とか.キウイや生パイナップルでゼリーが溶けたり固まらなくなったりするところを見せたり.寒天との違いとか. 炎色反応もいいかも.花火と結びつけて. 単純に重曹にいろんなものをかけて泡が出るか出ないか,なんてのも,意外に受けるかも.
お礼
文字が浮き出るというのも面白いですね~。 pH指示薬のそのような応用は思いつきませんでした。 しかし、アンモニア蒸気となると濃いアンモニア水溶液を使わないといけないのではいけないのですよね? 危険な試薬を使う場合は演示だけにしてくれと言われているのでなるべく避けたいですが、 今後の参考には是非したいです。 シャボン玉はいいですね~。よく考えてみると何種類か実験できそうですので、 是非行ってみたいです。
補足
対象は一応全学年です^^; 子供会活動の一環ということで、 小学校の実験室をお借りして行います。
- nayu-nayu
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そう言えば、さっきテレビでバイ菌の話しをしていたのを思い出して考えたんですが ただ見せるだけで終わってしまいまう実験ですが、質問者さんが手形寒天培地でも用意して手を洗う前、洗った後で培養しておいたのを見せて (児童が触れてしまう可能性もありますので写真かな・・・) 「ほ~ら、人間の手にはこんなに沢山バイ菌がいるんだよ~。手を洗う前と比較すると・・・、こんなに違うよね。だからみんなも手をしっかり洗わないとダメだよ~。」みたいな話しを。 で、次にグラム染色しておいた細菌を顕微鏡(×1000)で見て貰う・・・? ちょっと手間かかりますね・・・(汗)
お礼
菌の染色は、酢酸オルセイン液で良いのですか? 時間は十分(最高で2~3時間)にとれそうですので、 最初に各自サンプルをとってもらって 染色してもらうというのもありかもしれませんね~。 実験器具は一通り見せてもらいましたが 直視顕微鏡 (って言うんでしたっけ・・・ルーペに毛の生えたみたいな奴です) しかなかったような気がします^^;
- nayu-nayu
- ベストアンサー率25% (967/3805)
爆発を伴って良いのなら「噴火の再現」とか「宝石の合成」などを提案したいのですが・・・安全な所で小学生むけとなると「色が変わる化学手品」でしょうか。 指示薬を上手く使い分けると面白いですよ。 アンモニアの噴水なんていうのもありますしね。 (ちょっと仕組みを変えてフラスコを加熱すれば水でも酸でも出来ますし) 生徒全員が簡単にできるとなるとスライム作りなんていうのもありますね。 他にも意外と見落としがちですが、水の電気分解でもインパクトはあると思いますよ。(ちょっと応用してメッキ作りとか) 中1で初めて実験したときちょっと感激しましたし(笑) 最近読んだ本で面白い実験を紹介した物がありますので紹介しておきます。 (ただ、小学生に見せるには向かないかもしれません)
お礼
アドバイスありがとうございます。 >安全な所で小学生むけとなると「色が変わる化学手品」でしょうか。 視覚的に変化が起こる反応はかなりインパクトありますよね~。 噴水実験は私も考えていたのですが 保護メガネが十分に用意できないのでなるべく塩基は使わないでくれと言われて諦めていました。 酸や水でも可能とは知りませんでした。 >スライム作り なるほど~。全然思いつきませんでした。 ホウ砂やポリビニルアルコール(でしたっけ?・・・^^;)なんかは簡単に手に入りますもんね~。 危険性も低そうですし、時間も十分確保できるとのことなので、 スライム作りは是非やってみようと思います。
お礼
>微生物はルーペに毛が生えたヤツしかないようならば、ちょっと難しいですね。 やっぱり細菌を確認するにはそれなりに精度の高い顕微鏡でないときついですよね^^; ルミノール反応なんかはよく耳にするうえ、ルミノセンスを伴った反応はインパクトも 飛びぬけてますね~。 噴水実験とスライムの2本立てでいってみようかと思います。 噴水実験はpH指示薬ではなく、他に面白そうな色の変化をする薬品を探して見ます。 ルミノール反応と組み合わせても面白そうですね~^^ (ルミノール・ヘモグロビンがいかほどのものかにもよりますが・・・) 薄利多売にするよりも(?)、大掛かりなのをバーンとやって きっと子供たちの記憶に深く残るような実験にしてみせます。 今後も演示実験を行う機会を持てた際には、 今回のアドバイスを是非参考にさせて頂きます。 色々と教えていただき本当にありがとうございました。