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「リージョナル ハブ化」とは、どういう意味ですか?
意味が全く分からないので、カテゴリーが違うかもしれませんが、 「リージョナル ハブ化」について教えて下さい。
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どういうコンテキストでリージョナルハブ化をごらんになったのか教えていただけるとさらに答えやすいと思います。 回答の前に ハブ化のハブですが、 "Hub and Spokes"のHubです。 何かといいますと、自転車のタイヤをごらんになってください。 中心に向かって、鉄の棒が集まっていますよね。(鉄の棒をspokeという) タイヤの中心にあって、鉄の棒を束ねている中心のことをハブというのです。 つまり、どんなコンテキストで使われていたとしても、 『中心となる』コアがある、またはそのコアを作るということです。 さて、リージョナルハブ化とは、よく空港に関して使われる言葉です。 たとえば、デルタ航空にとってのハブ空港はアメリカにあるアトランタですが、 どういうことかといいますと、 乗り換えの必要な旅行経路に関しては、乗り換え空港をできるだけハブ空港に集めるのです。 つまりデルタでアメリカからメキシコへ行こうとしましょう。直行便でない場合、 ほとんどといっていいほどアトランタを経由してから行くと思います。 このようなシステムをとることによって、乗換えをスムーズにしたり、サービスを 充実させたりすることができるわけです。多くのひとがその空港を利用することになりますからね。これを経済学においては『集積の経済』を利用するといいます。 では地域経済の観点から考えて見ますと、 大きな市場をつくったり、魅力的な中心的な市場を作ることに成功した国は 多くの外資の企業を誘致したり、取引を行ったり、多くのひとがその市場を経由することになりますので、経済的に大きな利益を得やすいわけです。 いってみれば、みんな自分の国をハブにしたいわけですよね。 補足ですが、 日本の空港使用料金が高すぎて、 シンガポール空港や香港空港とアジアのハブ空港の地位の争いに負けたといわれております。どうおもわれますか。 これらのことを考え合わせて、どのコンテキストで読まれたかわかりませんが、 なんとなく、リージョナルハブ化を理解することができたでしょうか。 ちょうど、参考になりそうな資料を見つけましたので、アドレスをお教えします。
補足
Umeno Miyakoさん、御回答ありがとうございます。 まさに航空関係の文章を読んでいて出てきました。 教えていただいたURLも大変参考になりました。 ありがとうございました。