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連作障害と秋野菜
今年始め急死した母の遺した小さな畑にトマトを植えたところ、今年は豊作で毎日食卓に真っ赤なトマトをあげることができましたが、これから他の作物でも連作障害が起こるものでしょうか。 とりあえずビタミン菜と大根と韮を植え、少し面積に余裕があるので他にも何か野菜を作ろうと思うのですが、育てやすくて収量の見込める野菜は何がよいでしょうか。また管理上どのような事に気をつければよいでしょうか。 畑は約5m×約10m×2面で地域は九州南部、標高は300mほどです。地平線に囲まれているおかげで日当たりは非常によくて真横から朝日と夕日が当たります。風は強く霜は年に数回ほど降ります。
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栽培学で博士号を取得している者です。 まず、トマトは連作障害を起こす代表的作物と言えます。ですので、2年程度までなら何とかなりますが、連続3年の栽培は不可能です。 なお、連作障害は同じ種類のものを植えると確実に発生します。ナス科、ウリ科などは特に注意です。ビタミン菜のようなアブラナ科でも数年で起こると思います。 家庭菜園になると休作はできませんので、栽培後は堆肥、消石灰などを混合して耕した後にしばらく放置(1ヶ月くらい)し、もう一度耕して化成肥料とともに栽培をすれば何とかなるかと思います。
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- 大明神(@bathbadya)
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連作障害って、「同じ種類(科)の作物を毎年植えた場合に作物に障害が発生しやすくなる」ことの総称だと思います。 具体的には、 1.土中の特定の栄養素が失われる。(成長が遅い) 2.特定の害虫が大量発生する。 3.特定の病気(ウイルス)が蔓延する。 などではないでしょうか? 菜園などの場合、区画ごとに何を植えたかの一覧表を作って、同じ区画に同じ種類の作物を作る場合には1~2年空けて作るように計画を立てて運用するのが一般的なようです。 「天地返し」の裏技を使えば、連作も容易でしょうが・・ わたしのおすすめで、「やさい畑」と言う季刊誌があります。本屋に出向いた再には見てみてください。結構参考になることが出ていますよ。
お礼
熱心に畑の世話をしていた母が急死し、それまで力仕事など断片的に手伝うことしかなかった私は、畑作や園芸の実質的で系統だった仕事の内容を全く知らなくて、ほとほと手を焼くことばかりです。あきらめてコンクリートでも張ろうかと思っていたところでした。孝行の一つもできなかった母の心境を知ることができればとの思いもありますので、ご紹介いただいた書籍を参考にさせていただきながらもう少しがんばってみます。 ご回答ありがとうございました。
No.4追加です。 もしかして基本的なことがおわかりではないかもしれませんので、少し付け加えます。 >堆肥と一握りの牛骨粉 ということは、化学肥料は施肥しないつもりでしょうか?有機肥料で育てた野菜はおいしいということをよく聞きますが、有機肥料が土壌微生物によって無機物になったのち、植物が吸収します。ゆえに、有機肥料であろうと化学肥料であろうと、植物が吸収するときは同じものです。ただ、有機肥料の方が土壌改良効果があり、根の環境を良くし、保水効果を高めたりする利点があります。 ゆえに、有機肥料を施肥した場合は、土壌微生物による分解という過程が必要なので、必ず混ぜる必要があることと、分解に時間が必要になります。 なお、土の中に肥料の濃度の濃い部分があったりすると、植物は枯れてしまいます(海水のような塩水を人間は飲めませんよね?植物も濃い濃度の肥料は吸収できないのです)。 ゆえに、必ず耕してください。そして1ヶ月程度の余裕を見て、有機物がある程度分解された後に、栽培を開始してください。ですが、今からでは冬に向かいますので、栽培できる作物は越冬できる物(キャベツや白菜、ブロッコリー)などが主流になるかと思います。
お礼
たびたびお世話になります。もちろん化学肥料は施肥しております。すみません、書くのを忘れておりました。明日の朝早起きして晴れたら早速耕します。 ありがとうございました。
- 222nyanko
- ベストアンサー率29% (122/414)
ご参考にどうぞ。http://www.ja-nishikasugai.com/f-green-saien.htm 連作障害を少しでも防ぐには、接ぎ木苗を利用したり、耐病性の品種を利用したりします。また、土壌を消毒すれば障害を避けることができます。最近は太陽熱を利用した土壌消毒法やコンパニオンプランツをいっしょに植えることで被害が軽くなることも実証されています。(http://www.ja-nishikasugai.com/f-green-saien.htm)
お礼
以前調べたところ、連作障害は単に栄養素やミネラルなどの物質的欠乏が根本的原因ではなく土壌の生物的バランスの崩れが大きな背景としてあるとのことでした。これを回避するのはなかなか難しいようです。コンパニオンプランツは研究してみます。アドバイス並びに有用なサイトのご紹介ありがとうございました。
- tach5150
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野菜で連作障害の無い作物は稲以外ないと言ってもいいです。 特にトマト、ナスなどナス科の作物は連作障害が出やすいですので避けた方がいいです。 これから種を蒔くのでしたら時期的には ホウレンソウ、小松菜、春菊などの葉もの キヌサヤエンドウ(つるなし) 春取りのキャベツ などがあります。参考までに
お礼
根本的には部分的に休作しかないのかもしれません。開墾すればもう少し広げられる場所がありますが、土壌が耕作に適した状態になるまで手間と時間がかかるのですぐには無理ですし。青梗菜ができればうれしいんですが葉っぱものの野菜って虫がついて結構世話が大変だとも聞きますね。研究してがんばってみます。 ご回答ありがとうございました。
- aruaru_
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もう少し早ければ白菜などもいいですね。 ほうれん草などはいかがでしょう?
お礼
白菜はいいですね。母が以前作ったときに虫がたくさん付いて悲惨な結果になったのを覚えていますので難しいかもしれませんが、研究してみたいと思います。ほうれん草も有力な候補ですね。ありがとうございました。
お礼
休作はできないことはないのですが、ほっておくと草ぼうぼうになりヤブ蚊が発生しますのでブルーのビニールシートか何かで地面を覆うだけでよいのでしょうか。それとも雨風を当て常時草取りをした方がよいのでしょうか。 堆肥と牛骨粉と消石灰は先週末に畑に投入しました。70センチほどの間隔で直径30センチ深さ50センチほどの穴をほってそれぞれ2キロほどの堆肥と一握りの牛骨粉を入れてあります。その後耕してはいないのですが耕すべきなのでしょうか。お手数でなければご回答いただければ幸いです。 ご回答ありがとうございました。