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戦争ゲーム、問題点は?
旧日本軍と戦うゲームが欧米で発売されることが記事になってました。 http://news.goo.ne.jp/news/wired/it/20050922/20050922202.html 日本人である私としては嫌な感じもしますが、逆に、日本では、旧日本軍の立場にたって、太平洋戦争を戦うというゲームが売っているのを見たことがあります。 私は、太平洋戦争のゲームはやったことがないのですが、戦国時代や三国志のをテーマにした戦ゲームは何度かやった事があります。 たとえば、真田幸村を操作して、憎き徳川家康を倒したり、織田信長になって、本能寺の変から脱出したり、伊達政宗になって、天下平定をする、というように、自分の好きな武将が実現できなかったことを実現でき、面白さは確かにあります。のめり込みます。 しかし、反面、戦なので、人間をどんどん斬っていくということに、問題あるんじゃないかとも、うすうす感じていました。 質問としては (1)戦争ゲームの問題点・社会的影響はなんですか? (2)自国の戦国時代のゲームと、外国と戦う太平洋戦争とでは、どのような違いがありますか? たかがゲームと考えることもできますが、わたしは、ゲームが若者などに与える影響は、学校の先生が与える影響より強いと思います。 回答よろしくお願いします。
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”スカイデストロイヤー”というファミコンにあったゲームですね。これは、零戦に乗り込みアメリカ?を倒すシューティングゲームだったと思います。 頭脳戦艦ガルみたいな2Dではなく3Dだったとも記憶しております。 私が子供時代はゲームに感化され何かするということはあまりなかったと思います。私の近くだけかもしれませんが 。 今のゲームは映像に凝りすぎて現実と架空の判断がつかないのが問題なのかもしれません。8ビットや16ビット程度でしたら”スプラッターハウス”というグロゲームでもグロイ印象だけでそれに感化され殺戮はしないでしょう。(このゲームは”ジェイソン”が主人公ですのであまり・・・) 昔と今を同じに考えるのはどうかとも考えます。 ここで回答します。 1)映像が良くなれば虚実と現実が交じり合うので、平気で戦う事を考えて自分が主人公になる可能性があるので良くないかもしれません。(8ビットや16ビット程度なら可能性は低いかも) 2)戦国時代ゲームはシュミレーションならオセロ・将棋・チェスをモチーフとされております。そういう意味では問題ないと考えます。アクションゲームは私は下手くそなのでプレイしませんが、映像に凝らなければ問題ないかと・・。太平洋戦争ですが、ファミコンウォーズ(これであればスパロボも)みたいなのも入れるのでしょうか?ゲーム内容は違いますが、操作的には戦国も戦争も同じであると思いますので一概にゲームが与える因果関係は無いかと・・但し、精神論を言われてるのでしたら十人十色ですのでわかりません。(例:任侠映画を観にいった方が観賞後にヤクザモドキになる方が多いのと同じでしょうね) 余談:アクションホラーはリアルを追求しております。 アクションホラー分類(ドラキュラ・影牢除)は良くないかもしれません。
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- sikisin
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再々再度ですみません。 下記URLが解りやすいかもしれません。 頒布権の理解が争点になりますので私の断片的な書き方では良くないのでしょうね。 すみません。 大阪地裁「ゲームソフトは常に同じ映像が再現されないため、映画の著作物に該当しない」と認定 2審は翻りましたが映画のような視覚効果がないそうです。 東京地裁「映画に似た視覚的な効果を生む方法で表現されている」 大阪地裁と東京地裁がもしかしたら逆かもしれません。 何分にもうろ覚えでして逆でしたらすみません。
- 参考URL:
- http://courtdomino2.courts.go.jp/chizai.nsf/Listview01/F700B2E16B3E90EC49256ACA001C2424?OpenDocument
お礼
参考URLの判決文は長くて、10行くらいしか読みませんでした(笑)がだいたいわかりました。 つまり、 (1)ゲームソフトの中古品の販売を法的にやめさせたい (2)そのために、ゲームを「映画の著作物」に該当させ、頒布権を得る必要がある。 (3)著作権法2条3項によれば,「映画の著作物」たりうるためには, a 映画の効果に類似する視覚的又は視聴覚的効果を生じさせる方法で表現されていること(表現方法の要件), b 物に固定されていること(存在形式の要件), c 著作物であること(内容の要件) の3要件を満たすことが必要である。 (4)ここで、論点になるのは、aの「映画の効果に類似する視覚的又は視聴覚的効果を生じさせる方法で表現されている」かどうか、である。 (5)「映画の効果に類似する視覚的又は視聴覚的効果を生じさせる」ために、ゲームのグラフィック精度を向上させたい。 ということですね。 んー、確かに難しいですねw 私達、消費者側からすれば、中古販売で安く買えることは嬉しいのですが、ゲームソフト会社からすれば、売れ行きが激減しますね。 私は、以前、特許部にいたので、著作権など、知的財産権は保護することが、結果的には、産業の発達に貢献する、と考えます。 簡単に、コピーされたり、中古販売されたら、製作意欲がなくなりますもんね。 よくわかりました。 何度も投稿していただき、ありがとうございました o(^-^)o
- sikisin
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再再度ですみません。 業界が感化してることを認めてないのではなく、法的な判断です。 頒布権を取得し、中古販売禁止等を正当化させる方法みたいです。真意は知りませんがソニーが映画配給会社買う位ですから・・・。 企業の業績の為に子供を犠牲にする今のゲームは少し違うのかもしれません。そう考えると任天堂はマシです。
お礼
>映画と同じく頒布権(関西・関東で違う)を勝ち取る為の方法みたいです。 >ゲームは映画と違い感化される事は少ないという判断が未だ定着しており、感化させる為にグラフィック精度を向上させる事もある >業界が感化してることを認めてないのではなく、法的な判断です。 >頒布権を取得し、中古販売禁止等を正当化させる方法みたいです。 「頒布権を取得し、中古販売禁止等を正当化させる方法」と「ゲームは感化される事は少ないという判断が定着している」との関連がイマイチわかりません。 なぜ、頒布権を取得するために、ゲームは感化される事は少ないと判断されるのでしょうか? 再再再度の投稿でもよいので、解説いただけたら、と思います。
- sikisin
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書き忘れた事を書きますね。 友人がゲームデザイナーですので、一度似た事を聞いた事があります。 映像をより良くするには2つの意味があるそうです。 1つは、世間で言われるハードの精度の問題上。 2つ目が、映画と同じく頒布権(関西・関東で違う)を勝ち取る為の方法みたいです。 ゲームは映画と違い感化される事は少ないという判断が未だ定着しており、感化させる為にグラフィック精度を向上させる事もあるそうです。とあるソフト会社が映画を作ったりしてるのが、それにあたるとお考えください。
お礼
>ゲームは映画と違い感化される事は少ないという判断が未だ定着しており、感化させる為にグラフィック精度を向上させる事もあるそうです えぇ! 映画は感化されやすいことはわかりますが、業界ではゲームは感化されにくいという判断が定着してるんですか? 私は、最近の、引きこもりがゲーム生活を送っていて事件を起こした報道などをみると、ゲームの影響大だと思います。 それなのに、業界は感化させる方向にすすめているとは、方向が逆ではないでしょうか? 再度の回答ありがとうございましたo(^-^)o
- jamiru
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昔カプコンから太平洋戦争をモチーフにした「1943ミッドウェー会戦」というゲームがありました。 自分はアメリカの量産機P-38ライトニング。 敵は日本軍で数々の戦闘機、艦船が出てきて、ボスは戦艦空母です。 攻撃目標「利根」「長門」等でます。 ラスボスは「大和」。 これは本屋やコンビニでカプコンヒストリーシリーズで置いてます。まだあるかな? これは当時かなり人気がありました。 この後、とあるメーカーが「湾岸戦争」なるタイトルが出ました。 しかし、不評ですぐ消えてしまいました。 ココに日本の国民性があると思います。 あまりに露骨で馬鹿にしたゲームは受け入れられない。 確かに日本でも銃を片手にランボーやシュワツェネッガみたいなゲームが流行ったときがあります。 ここで一つのテーマが生まれます。 このままゲームは爽快さ、残虐さを突き詰めてよいのか? それから一つの名作が生まれます。 「メタルギア」。 敵を殺さず、気絶させる。 敵を見つけても撃ち殺せば敵が湧いてゲームオーバー。 ある意味戦争ゲームですが、「殺す」ことが目的ではありません。こういった作品があることをマスコミが取り上げない事が情けないですね。 回答になるかわかりませんが 1)日本はゲームで社会影響の少ないように表現しています。そういった製作者の意図を理解しないでゲームは悪である。と煽っているのはマスコミで、ゲーム自体にそれほど影響があるとは思えません。 ゲームは人間を成長させるためのツールの一つです。 使い方によって良いこともあれば悪いこともあります。 2)日本は架空小説をモチーフに面白おかしく制作します。 アメリカは軍部が協力してよりリアルな戦争ゲームを作ってます。 日米のゲームのベクトルは逆です。
お礼
>とあるメーカーが「湾岸戦争」なるタイトルが出ました。しかし、不評ですぐ消えてしまいました。 >ココに日本の国民性があると思います。 あまりに露骨で馬鹿にしたゲームは受け入れられない。 なるほど、ゲームする人もきちんとわきまえてるんですね。 >それから一つの名作が生まれます。 >「メタルギア」。 >敵を殺さず、気絶させる。 >敵を見つけても撃ち殺せば敵が湧いてゲームオーバー。 >ある意味戦争ゲームですが、「殺す」ことが目的ではありません。こういった作品があることをマスコミが取り上げない事が情けないですね。 一口にマスコミといっても、ピンからきりまでありますから、全部のマスコミが悪いとは思いませんが、大半のマスコミは、そうなってしまうんでしょうね。 だだ、 >ゲーム自体にそれほど影響があるとは思えません。 ゲームをやる人にもよると思いますよ。 他でも書きましたが、私は「戦国無双」で敵を切るのに爽快感を感じてしまったため、野球ゲームに切り替えました。 あと、精神的に病的な人や引きこもって、ゲームばかりやる人には、影響力大だと思います。 心身ともに健康な人なら影響はないかもしれませんが。。。 >日本は架空小説をモチーフに面白おかしく制作します。 >アメリカは軍部が協力してよりリアルな戦争ゲームを作ってます。 >日米のゲームのベクトルは逆です。 アメリカにしろ、中国にしろ、国家が何かしらの意図を持って戦争ゲームを創っているのは、情報操作、世論操作であり、まだ、日本の方が健全ですね。 回答ありがとうございました。
- tojyo
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中国でも戦争もののオンラインゲームがはやりだそうですが、当局が教育的によろしくないとして今後は「日本軍の野蛮な行為を含んだ教育的な内容のゲームを作るように」と指導したそうです。 それを受けてゲームを作った製作会社(?)は「教育にもよいためよく売れるでしょう」とホクホク顔でインタビューを受けていました。 お国柄がよくあらわれていますね・・・。
お礼
中国が国内の批判を外に向けるため、反日教育を行っていることは知ってます。 以前は、私が学生の頃は、中国に対して「本当に悪いことをしたなぁ」と感じていましたが、今はそういう気はありませんね。 そんな政策をしてたら、中国は敵を増やすだけですよ。 南京大虐殺だって、本当にあったのか、被害はどの程度だったのか、専門家が徹底検証すべきだと思います。
- yama_x
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何事もそうですが、思想・価値観というのは一つの事柄だけで決められることは殆どありません。 その人が、家に引きこもり、そのゲームだけしていれば影響は計り知れないと思いますが・・・ 確かに子供・若者に悪影響を与えるであろうゲームは少ないに越したことはないのかもしれませんが、現実の世界の方が問題だと思いますよ。 今の日本は軍事力を使う機会を拡大する方向に向かおうとしています。 もし、徹底的に自国の自衛のためにしか戦力は使用しない、あるいは極論として、武力の完全放棄を進めている状態だとしたら、ご質問にあるようなゲームをやったところで大した影響はないでしょう。そもそも売れないかもしれないし。 冷戦の最終段階は軍縮に向かっていました。 ソ連が崩壊し、第三次世界大戦の危機はなくなったと思われていました。 ところが、今現在再び世界中に火種が転がっている状態となりました。 ゲームによる子供・若者の影響より、現実の各国政治に関わる大人の考え方の方が心配です。
お礼
>今の日本は軍事力を使う機会を拡大する方向に向かおうとしています。 もし、徹底的に自国の自衛のためにしか戦力は使用しない >ゲームによる子供・若者の影響より、現実の各国政治に関わる大人の考え方の方が心配です。 防衛問題は難しい問題ですよ。 北朝鮮がどうなるかわからない状態で、中国も反日教育をすすめている・・・ 個別的自衛権は当然ありますが、問題は集団的自衛権。 日本がやられそうになった時に、アメリカやヨーロッパに頼み込む、または、やられないために、日本はアメリカの核の傘に入っているのも事実です。 しかし、アメリカやヨーロッパの親しい国がやられそうになった時、日本は何もしないでいいのか?という問題もありますよね。 これは、私の持論で、世間的には少数(というか俺一人?)かもしれませんが、『世界警察』と『世界裁判所』というのをつくれば、戦争を減らせるのになぁと思います。 例えば、先のイラク問題が起こった時、フセイン大統領を世界裁判にかけて、核を持っているのかなど、徹底的に検証し、裁判官が判断します。 もし、これに応じないようであれば、アメリカでなく、各国から召集された、軍事力を持つ世界警察がフセイン氏を捕まえにいきます。 これならば、アメリカ対イラクではなく、世界対フセインになるわけです。多くの血が流れなくて済みます。 「世界裁判」「世界警察」による法の精神にのっとった制度ができればいいのになぁ、と前から考えていましたが、専門家は「そうにはならない」「アメリカが拒否するだろう」といって、現実的ではないようです。 回答ありがとうございました。
- damdamdam5656
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戦争をテーマにしたゲームはこれまでにもたくさんありました。マスコミがちょっと聞きかじったことを面白おかしく、また、知ったかぶりして問題視するのには、逆に疑問を感じます。 ただ、中国は政府自身が悪意を持ってその種のソフト制作を主導しているとのこと。事実であればこれは問題だと思います。 ゲームの子供に与える影響ですが、個人的には皆無だと思います。 通常の精神であれば、ゲームの仮想空間と現実社会を混同することはありません。むしろ、現実にはできないことを仮想空間において思う存分楽しめるわけですから、良いストレス発散の場になるわけです。 もし問題を起こす子供がいたら、それは、たまたま媒体がゲームであっただけ。 かつて、本やテレビの影響で事件を起こすものもあり、その都度お門違いな批判にさらされましたね。でも皆が事件を起こすわけではないし、そういう人間は事件を起こすくして起こしたのです。 例えですが、電車の中で殺人事件が起こったとします。 これは電車が悪いのでしょうか。 この人間は飛行機や船に乗っていても同じ事をしたはずですね。 かつてテレビを見ると脳が溶けるといわれた時代もありました。ゲーム脳云々という似非識者の評論を聞くと、あんたはゲームをやったことあるのかと、聞いてみたくなりますね。
お礼
>ゲームの子供に与える影響ですが、個人的には皆無だと思います。 本当に「皆無」といいきれますか? 私は大人ですが、「戦国無双」をやって、リフレッシュにはなりましたが、相手方を何人殺したというのに、快感を感じるようになったため、野球ゲームに切り替えました。 子どもだけでなく、大人にも影響はあると思いますよ。 >かつて、本やテレビの影響で事件を起こすものもあり、その都度お門違いな批判にさらされましたね。でも皆が事件を起こすわけではないし、そういう人間は事件を起こすくして起こしたのです。 確かに、「事件を起こしやすい人間」とそうでない人間というのはいます。 しかし、ゲームが事件を起こしやすい人間の動機を助長したとも考えられます。 世の中、事件を起こしにくい人ばかりなら、問題ないのですが、事件を起こしやすい人間というのも少なからずいるのはしょうがないことです。 これまでの意見を聞いてだいたいわかってきたことは、戦争ゲームにもいろいろ種類があること、そして、ゲームをやる人にも十人十色、いろいろな人がいます。 そして、事件を起こしやすい人が、たまたま、精神的影響力の強いゲームに出くわしてしまった時に、事件が発生してしまう。ということでしょうか? 反論あれば、また、投稿してください。 回答ありがとうございました。
- stingray
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まず,太平洋戦争がモチーフのFPSは以前から発売されており, 「Iwojima(硫黄島)」や「バトルフィールド1942」等が, 日本でも人気を博しています。 別にこのゲームが最初という訳ではありませんし, 先の2作品が日本で問題になったことは, (少なくとも私が知る限りは)無いですね。 >(1)戦争ゲームの問題点・社会的影響はなんですか? それ以前に, 社会が戦争ゲームに対する理解や知識が, 十分であると言えない状況に問題があると思います。 ゲームのリアリティなんてそれでこそピンからキリまであります。 現代戦に限っても, 「バトルフィールド2」では完全に空想の域に到達し, 戦闘機が羽根の上に兵士を複数乗せて, そのまま飛んでいって兵員輸送を行う光景が日常茶飯事で見られます。 「カウンターストライク」では,敵の弾に当たりにくくするために, 銃を構えながらピョンピョンはねるバニーホップというテクニックや, サーカスみたいに何人もの人間が「人間の塔」を作って高い場所に移動するという, 現実では完全に非常識なプレイが行われています。 (当然こんな事を実際の軍隊でやっていない事は, 軍隊に入隊しなくても常識的に考えれば解るはず) 一方では,「オペレーションフラッシュポイント」のように, 弾が飛んでくる現代戦ならではの恐怖を演出したものもあります。 さて,一般の人々の中でこのような事を知っている人が, 一体どれだけいるか。 恐らくタイトルでさえ知らない人がほとんどでしょう。 つまり戦争ゲームに対する知識も情報の蓄積も無いので, テレビや新聞などメディアからの情報を受けるだけで, 「あー,人を殺すゲームなんだな」というぐらいしか知識はないでしょう。 これが社会の,戦争ゲームに対する無知と無理解による「偏見」です。 メディアによって一方的に宣伝された,しかも誤った認識を広めて, 戦争ゲームに対する理解さえ禁止する風潮には違和感を感じます。 全ての人間を特定のステレオタイプに当てはめることは, 非常に危険です。 例えば。 このような戦争ゲームのプレイヤーは,単にゲームそのものだけでなく, モチーフに対する強い関心を持っています。 彼等が関心を持って得た知識は, 普通に学校で習う歴史の授業の域を遙かに超え, 非常に深い理解があります。 それ故に,彼等は闇雲に「戦争賛成」「殺人万歳」 というわけではありません。 時代背景や戦争に至る過程など, 彼等の得た知識や理解は彼等の考え方に影響を与え, 自分たちが得た情報に基づいて冷静に判断します。 しかし社会はメディアが宣伝した情報から, 彼等に「軍国主義者」「戦争賛成」というレッテルを貼り付けます。 無知と偏見で彼等とその愛好するゲームに, そのような軽薄な理解しか示せないのは非常に危険です。 (もっとも,閉鎖的な雰囲気を作り, 自分たちに対する理解を広めていかなかった ゲーム業界やプレイヤーにも問題はありますが…) > (2)自国の戦国時代のゲームと、 > 外国と戦う太平洋戦争とでは、どのような違いがありますか? これは非常に複雑であり,また質問自体が不十分だと思います。 戦国時代のゲームといっても, たとえば「武田信玄2」のようにRTSであったり, 「信長の野望」のように戦国シムであったり, 「婆娑羅」のようにシューティングであったりと, その形は非常に様々です。各タイトルは非常に個性的であり, ひとくくりに戦国時代のゲームとしてまとめることは出来ませんし, 太平洋戦争がモチーフのゲームでも同じ事が言えるでしょう。
お礼
かなりゲームに詳しい方のようですね。 そういう方の意見は貴重です。 >戦争ゲームに対する知識も情報の蓄積も無いので, テレビや新聞などメディアからの情報を受けるだけで 「あー,人を殺すゲームなんだな」というぐらいしか知識はないでしょう。 >これが社会の,戦争ゲームに対する無知と無理解による「偏見」です。 戦争ゲームをやらない人、やりたくない人を「無知」「無理解」というのは、おかしいと思うなぁ。 「知らない」のは確かだけど、知りたくない人や、抵抗感がある人、関心ない人などが多いんですから・・・ >メディアによって一方的に宣伝された,しかも誤った認識を広め 「誤った認識を広めた」とありますが、それは具体的にどの記事ですか? ソースがあれば教えてください。 >彼等は闇雲に「戦争賛成」「殺人万歳」というわけではありません。 >時代背景や戦争に至る過程など,彼等の得た知識や理解は彼等の考え方に影響を与え,自分たちが得た情報に基づいて冷静に判断します。 闇雲に「戦争賛成」「殺人万歳」でないのはわかりますが、彼らは戦争ゲームからどのような考え方の影響を受けるのか教えてください。 また、「自分たちが得た情報に基づいて冷静に判断」とありますが、具体的に、どのような判断をされるのでしょうか?教えてください。 私は戦争ゲームは「戦国無双」「戦国無双 猛将伝」「三国史シリーズ」くらいしかやったこと無いので、回答者様の言われる「無知」の部類に入るかもしれませんので、上記のことを教えていただけたら、勉強になります。 回答ありがとうございましたo(^-^)o
1)やっぱりゲームとは言え、人を殺して、街を壊して喜びを感じるというのが気になります。友人がやっていますが「今日は何人殺したからポイントがたくさん。勲章をもらった」とか聞くとやっぱりいい気はしません。友人は大人だから実際に戦争はするべきじゃないということは分かっているからいいけど、子供もプレイしたり大人がプレイしているのを見る可能性はありますよね。戦争が何かを知る前に、ゲームを通して楽しいものと思ってしまっては怖いと思います。特に最近は3D画像で映像もリアルですし。若いアメリカ兵が実際戦争に行って「こんなヒドイものだとは思わなかった・・・」と言うのをよく耳にします。これがゲーム世代の現実じゃないでしょうか。実際に戦争中の国もあるのに、その国の人が見たらどう思うでしょうか。せめて平和主義の日本での発売は止めて欲しいです。 2)戦国時代は、これをやって昔を思い出す人はいないと思うので、人を切る映像がリアルでなければ、まだゲームとして納得がいくかなと思います。外国と戦うゲームは、まだ戦争体験者が生きている中で発売するのは、昔のことを思い出す人もいるでしょうし、興味を持って歴史を調べた人の反日感情を助長してしまうのではとも思いますが、どうでしょう。
お礼
>若いアメリカ兵が実際戦争に行って「こんなヒドイものだとは思わなかった・・・」と言うのをよく耳にします。これがゲーム世代の現実じゃないでしょうか。 私も(当たり前ですが)戦争に行った事ないため、「戦争のひどさ」は実際にはわかりません。が、写真などで広島・長崎の様子などをみて、ある程度はわかります。 アメリカは、広島の惨状の写真展をやろうとしたら、中止させられると聞いたことがあります。 アメリカはイラクや中国に民主主義国家になるよう言っていて(それは悪くはないんですが)、自国の落とした原爆の写真をアメリカ国民に見せないというのは、矛盾してないでしょうか?アメリカ国民の「知る権利」を妨げてるわけですから。 >興味を持って歴史を調べた人の反日感情を助長してしまうのではとも思います 旧日本軍の立場にたった戦争ゲームはアジア各国の反日感情を助長すると思いますし、アメリカ軍の立場に立った日本軍をたたくゲームは日本人の反米感情を助長する可能性が大きいですね。 やはり、「戦争ゲームは映像をリアルにしないこと」と「自国内の大昔の戦争に限ること」を条件にした方がいいかもしれませんね。 回答ありがとうございました。
お礼
>私が子供時代はゲームに感化され何かするということはあまりなかったと思います。私の近くだけかもしれませんが。 >今のゲームは映像に凝りすぎて現実と架空の判断がつかないのが問題なのかもしれません。 多分、私と同世代の方ですね。 私も子ども時代には、ゲームに感化され、何かしでかすといった事件は記憶にありません。 最近になってからですね。 >映像が良くなれば虚実と現実が交じり合うので、平気で戦う事を考えて自分が主人公になる可能性があるので良くないかもしれません。(8ビットや16ビット程度なら可能性は低いかも) 例えば、私の子ども時代、「スーパーマリオ」(戦争ゲームではないですが)で敵を倒すことに感化され、何か事件を起こしたというのは、聞いたことがありません。 また、名前は忘れましたが、伊達政宗が東北統一するという戦争ゲームも子ども時代ありましたが、戦闘シーンが将棋のような感じであり、これも、感化され事件を起こすとは考えにくいです。 ただ、最近やった「戦国無双」は何度も書いたとおり、私のような大人でも、敵を倒すことに快感を感じてしまうため、人によっては悪影響があるかもしれません。 >余談:アクションホラーはリアルを追求しております。 >アクションホラー分類(ドラキュラ・影牢除)は良くないかもしれません。 やっぱり、映像がリアルになりすぎるのは、問題ですよ。 回答ありがとうございましたo(^-^)o