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スポーツドリンクの凍り方
素朴な疑問なんですが、ペットボトルのお茶とスポーツドリンクの凍り方を比べると、お茶が氷ができるのに対して、スポーツドリンクの方は、シャーベット状になります。いったい何が原因なのでしょうか?分かる方、教えてください。
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単純に言えば、溶けているものが多いからです。 もちろん、成分の違いはありますが、スポーツドリンクは食塩水のようなものと考えて下さい。 食塩水が真水よりも凍りにくいことはよく知られているとおりです。 それでも、冷却すれば凍り始めるのですが、そのときに出来る氷には塩分はほとんど含まれません。 そのために、氷の量が多くなるほど、液体の水は減少しますが、残っている塩分は変化せず、結果的に塩分の濃度が高くなります。 そうなると、ますます凍りにくくなって、最終的には家庭の冷蔵庫ぐらいでは凍りきらない部分が残ってきます。 そのために、液体の部分と氷の部分が混ざり合ってシャーベット状になるのでしょう。 スポーツドリンクの場合には、糖分やビタミンなどの水溶性の有機化合物も多く含まれているので、シャーベット状になりやすいと言えるかもしれません。 お茶の場合にも、真水に比べれば凍りにくいでしょうが、スポーツドリンクと比べて溶けているものが少ないので、比較的しっかりとした氷になるのでしょう。
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お茶は、水にお茶の葉の有機物が溶け込んだもの。 スポーツドリンクは、水に無機電解質を溶かしたもの。 溶解している物質が、有機物と無機電解質の違いから きているんだと思います。 スポーツドリンクは無機電解質なので、 お茶よりも大きな凝固点降下をおこすので、 そこらへんの関係で違いが出てきていると思うのですが、 やっぱり、よくわかりませんね。 スミマセン。
お礼
回答ありがとうございます。僕も何となく凝固点降下が関係あるのかな~と思うのですが、具体的な理由が分からないのです。
お礼
なるほど~、氷には不純物が含まれないので、残った水の不純物の濃度が高くなり、凍らなくなるということですか~。納得です!すっきりしました。ありがとうございました。