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小学校一年生に なぜ日本とアメリカは戦争を始めたか

小学校一年生の子供と「ほたるの墓」をテレビでみました。 戦争についてなるべく判りやすく説明したつもりです。 空襲の場面で私はこのように説明しました。 私「あの飛行機はアメリカの飛行機だ、アメリカが日本を空襲したんだよ」 子供「なぜそんなことをするの」 私「1925年頃はアメリカと日本とは仲が悪かったんだ、日本もアメリカに爆弾を落としたことがあったんだ」  ・・・中略・・・・ 子供「なぜ日本とアメリカは戦争を始めたの ?」 ここでつまってしまいました。 小学校一年生に判りやすく説明ができなくなってしまいました。 ただ仲が悪くなったからといって人殺しをする理由は私には 説明ができないのです この後、小学校一年生の子供にどのように説明したらよいのでしょうか また、そのあと原爆についても説明する必要があると思います。 ・男のこです ・アメリカと日本の地図上の位置関係や日本国内の沖縄、広島、長崎などと自分のいる位置関係は理解しています。

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回答No.12

あくまでも個人的な考えですが、太平洋戦争開戦の理由を小学校一年生に口頭で説明しても、果たして理解できるかどうか。私にも自信はありません。というか、小学校一年生という時期に理解させる必要性を感じません。もう少し大きくなってからでも十分ではないかと思うからです。 例えば、小学校三、四年生くらいになってから、松谷みよ子さんの『ふたりのイーダ』を読ませてから、とか、『はだしのゲン』を読ませてから原爆の悲惨さについて説明する、というかその年齢で読めば自ずと分かると思います。私もこの2作品は小学校三、四年生で読んだ記憶があるからです。 『火垂の墓』もいい作品だと思いますが、同じ作品でも小学校一年生で見るのと三、四年生で見るのとでは、理解の仕方が全く異なると思います。子供の成長は早いですから。 私事で恐縮ですが、小学校3,4年の頃はまだ宅地開発が進んでおらず、家の近くに広い空き地があって、古い資材などが置かれたままでした。また、当時、毎週土曜の夕方5時になると、テレビで『コンバット』を放映していて、古い廃材を基地にみたてたり、隊長や軍曹や兵隊役に分かれてよく戦争ごっこをして遊んだものでした。男の子でしたので戦争映画も大好きでした。もっとも父親も好きで、『トラ、トラ、トラ』を楽しく観たりしていました。 小学校4年生の夏休み、東京の親戚の所へ遊びに行きました。戦争映画が楽しみだと言ったら、伯母(母の姉)に「戦争の悲惨さを知らないからそんなものが平気で見れるのね。」と怒られてしまいました(もちろん伯母は戦争体験者です)。そのことを家に帰って言うと、父親は困ったような顔をしていました。 長くなりましたが、私の場合、最初は「戦争好き」から入って戦争そのものに興味を持ち、伯母の言葉や『ふたりのイーダ』や『はだしのゲン』から戦争の悲惨さを学んでいったという道をたどってきました。女の子の場合はよく分かりませんが、男の子なら入り口は戦争に興味を持つことから入り、その後戦争の悲惨さを学ぶことは可能だと思われます。これは自分の体験に基づいて言っています。 確かに戦争の悲惨さを理解させるのはとても大切なことですし、また、最終目標はそこにあると思いますが、まずは興味を持たせることから入っていってもいいのではないかと思います。人間、特に男の子の場合、攻撃本能のようなものがありますし(私はウルトラマンとか仮面ライダーはそうした幼児期における攻撃本能をいい意味で養うためにあるのではないかと思っています)、それををいい意味で養い、そしてそれを自分でコントロールしていくということを順を経て学んでいけば、普通の、自分の感情をコントロールできる人間になれると思っています。

BABA4912
質問者

お礼

ありがとうございます。 うちの子供も、ウルトラマンとか仮面ライダーごっこも大好きで毎日暴れまわっています。 また、私の父親も戦争体験者で子供の頃、話を良く聞かされました。 > 子供「なぜ日本とアメリカは戦争を始めたの ?」 > ここでつまってしまいました。 このときの子供の大きな疑問の視線を私は忘れることができないのです。 まだ、話す時期にはやや早いとは思いますが今、話してやるべきかと思っております。

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回答No.13

 「どっちも、自分は絶対正しいって思っていて、自分たちの方法のほうが必ず世界を平和にできるんだって信じていて、けんかになってしまったの。  そして、どんどん、けんかのためのけんかになってしまって、最後は戦争に関係ない人たちまで戦争に巻き込まれていってしまったんだよ。」 ぐらいでよいのではないでしょうか?  実際は、日本と世界の歴史、天皇制、人種問題、経済、当時の世相、日本人のものの考え方など総合的に理解しないと正確な回答は大人でも難しく、あまりにリアルな回答はお子さんによっては逆効果になってしまうこともあります。  個人的にはこの年齢は親から答えを聞くより、子供向けの「マンガ日本の歴史」などで歴史を順に自分で知ることが一番だと思いますよ。

BABA4912
質問者

お礼

ありがとうございます > 総合的に理解しないと正確な回答は大人でも難しく、あまりにリアルな回答はお子さんによっては逆効果・・ その通りだと思います。 できるだけ単純化して大事なところを伝える工夫が大切かと思います。 ありがとうございました。

  • ZeroFight
  • ベストアンサー率15% (30/189)
回答No.11

僕自身、ここで回答している皆さんと同じような歴史教育を受けてきたのですが、10年ほど前から、戦争前後の事情を勉強しまして、知らなかった事実をたくさん学びました。 第二次大戦前は、欧米諸国は植民地支配によって、アジアやアフリカの伝統的な社会を破壊しました。欧米国内では、非欧米人に対する差別がひどく、日系人はアメリカでどんなに懸命に働いても、土地を買うことができませんでした。 日本は国際連盟の理事国になりましたが、国際連盟規約の前文に、人種差別撤廃を盛り込もうと努力しました。しかし、欧米諸国の反対で潰され、特に強力に反対したアメリカは、国際連盟参加さえ見送りました。アメリカの参加しない国際連盟は、最初から無力でした。 世界恐慌の後、植民地の貿易を宗主国が制限するブロック経済がはじまり、日本は大きな打撃を受けました。アジアと貿易するためには、日本は軍事力で欧米をアジアから追い出すしか、方法が無くなっていったのです。 確かに、欧米を追い出した後、日本が欧米の代わって、アジアの支配者になろうとした点は、批判されても仕方ありません。しかし、第二次大戦前は、国際連盟の力は無いに等しく、力が物を言った時代だったのです。 未来のある子供さんには、どうか、日本が人種差別撤廃のために欧米と戦ったことを伝えてください。

BABA4912
質問者

お礼

有難うございます 私も回答者様のような見解があることは存知挙げております、そういったことも子供に説明するときは頭の片隅にあった上で話すべきかと思います。 有難うございました

  • illashige
  • ベストアンサー率53% (305/569)
回答No.10

「そのころの日本のえらい人と、アメリカのえらい人がまちがっちゃって、せんそうになったんだ」 「どんなふうにまちがっちゃったの?」 「どちらのえらい人も、じぶんの国やすんでいる人をたいせつに思ってる。パパやママがかぞくをたいせつに思うようにね。でも、そのきもちが行きすぎちゃって、ごうじょうをはって、あいてのことを考えられなくなって、それで、けんかになっちゃったんだと思う」

BABA4912
質問者

お礼

ありがとうございます 皆さんの色々な回答を拝見しているうちに私も かなり勉強がたりないことがわかってきました

  • mailhiro
  • ベストアンサー率23% (32/135)
回答No.9

文面からあなたは母親であると想定して回答します。 息子さんには、「お母さんは女だから、戦いのことはわからない。でも、お母さんは戦争はきらいよ」と応えてください。 どんなことがあっても生命の大切さを訴え続けるのが母親の役目だと思います。 そして、息子さんが小学校高学年位になったときに、父親から戦争とは何かについて説明してもらうと良いでしょう。 以上、3児の父親からでした。

BABA4912
質問者

お礼

ありがとうございます。 実は私は父親です。 子供は7歳と4歳です。 ありがとうござました。

  • SCNK
  • ベストアンサー率18% (514/2762)
回答No.8

簡単です。イギリスがアメリカを戦争に引き込みたかったからです。そうしないとドイツとの戦いに負けるからです。実は、ソ連もそれを期待していました。そこでアメリカをそそのかして、日本に高圧的態度にでるようにしたのです。その結果、アメリカは、ハルノートを日本に突きつけて、戦争を不可避にしたのです。(実はルーズベルトは戦争を始めたかったが、議会が反対していた。) 喧嘩に負けそうなとき、強い用心棒を呼びたくなるのは人情です。でもその用心棒が今は戦いたくないと言ったので、喧嘩を始める動機を作ってやったというわけなんです。小学生でもわかるでしょう。 原爆を使用した理由ですか。それは台頭してきた、ソ連に見せ付けるためですね。日本占領を独り占めして、日本を極東への拠点にするためです。それと米国も本土決戦を回避したかったんです。さすがにこれ以上、将兵を戦死させると米国民の世論に影響しますからね。

BABA4912
質問者

お礼

ありがとうございます。 これほど皆様のご意見が頂けるとは思っても見ませんでした。 皆様のご意見を元に子供に話してみたいと思います。 ありがとうござまいした。

noname#37852
noname#37852
回答No.7

No.1のafter_8です。 考えてみたのですが、ヒジョーに大雑把に言うと、 「その頃は日本も、他のいろいろな国も、利益を争ったり力を持とうとしていて、その中でアメリカと日本も戦争になった」 ということですよね。 あとは、、難しいからゆっくり勉強していくとか・・・。 ご自分も一緒に勉強しちゃうのもいいのでは。 戦時中の日本の話をちらちら見聞すると、たしかに現在の北朝鮮みたいだ、、と思えますが。。。 戦争や原爆については、児童文学、絵本やマンガもありますね。 史実を学ぶにはそれだけでは不足でしょうが、子供が「こういうことがあったんだ」ということを考える入り口になるのではないかと思います。 ハワイ、グアム、サイパン、パラオ、セブ島etc.今ではリゾート地になっているところでも戦争していたのですよね~・・・。

BABA4912
質問者

お礼

再びありがとうございます。 子供は現在、何とか戦争のことがわかり始めている時期になり本も 読めるようになっています。 きっかけとして色々な本を選んでやりたいとおもいます 本については過去ログでも掲載がありましたのでそれも参考にしています。

  • caesar-x
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回答No.6

対話形式で書いてみました。 難しい言葉があったら、言葉を足して説明してやってください。 ”空襲について” - 戦争では空から爆弾を落としたんだ。日本の家は木でできていたから、焼夷弾という火を起こす爆弾が使われた。空の高いところからこの爆弾をばらまくから、町は全部火につつまれ、兵隊も老人も女性も子供もみさかいなく火に焼かれた死んだんだ。第二次世界大戦では、軍隊のいる基地は工場を爆撃するだけでなく、普通の人々も標的になった。これを無差別爆撃っていうんだよ。 ”無差別爆撃の意義” - 町も家も何もかも破壊することで、戦い続けようという気力を奪うことが目的だよ。お店も田畑もみんな焼けてしまうから、人々は生活もできなくなる。だから戦争を続けられなくするためなんだ。ただしそういう目的で行われていたけれど、実際の効果がどの程度あったかは疑問視されている。結局、ドイツも日本もイギリスも中国、無差別爆撃を受けたけれど、それで戦争をやめる気なったことはないんだ。だから実際はただの人殺しに過ぎなかったって非難されているんだよ。 ”無差別爆撃の非人道性” - 兵隊ではない普通の人を殺したり、家を焼き払ったりすることは、ルール違反とされていたのだけれど、ピカソの「ゲルニカ」の絵で有名なスペインでのドイツが都市爆撃を始めてやって、アジアでも日本が上海で都市を破壊したんだ。こうやって一回でもルールが破られると、それが悪い意味で新しいルールになる。戦争相手に対抗してアメリカやイギリスなども都市の普通の人々を爆撃で殺すようになったんだ。戦争では無関係の罪のない人々が大勢死んだんだよ。 ”日本とアメリカが戦争を始めた理由” - 日本とアメリカが戦争を始める前に、日本はもう中国と戦争をしていたんだ。日本では軍人が政治家の言うことを聞かなくなっていて、勝手に戦争を起こしたんだ。戦争は火事のようなもので、一回火がついてしまうとなかなか終わらない。当時、アメリカは日本に石油を売っていたのだけど、日本が中国から軍隊を引き上げないと、石油はもう売らないことにした。石油がないと日本は戦争を続けられなくなるので、アメリカの仲間だったオランダやイギリスから奪い取ることにした。もちろんそんなことしたらアメリカとも戦争になるわけだから、日本は相手が油断しているうちにハワイを攻撃してしまおうと思ったわけだ。そうして戦争は太平洋全体におよぶもっと大きな戦争になったんだ。 ”原爆について” - 原子爆弾は、もともとはドイツの科学者たちが開発をはじめた爆弾で、町を丸ごと破壊する力があった。ドイツはユダヤ人を迫害していたので、そこから逃げ出したユダヤ人科学者たちがアメリカに移ってきて、ドイツよりも先に原爆を開発したんだ。でも完成したころにはドイツとの戦争は終わっていて、必要なかったけれど、初めてタイプの武器だったので、実際に使ってみないと効果がわからなかった。日本との戦争は長引いていて、日本はもう勝ち目はなかったんだけど、一億玉砕とかいって、国民みんなが死ぬまで戦うと言っていた。アメリカは沖縄で戦って、日本軍が住民を巻き込んでほんとうに死ぬまで戦う気でいるとわかったので、アメリカ兵の犠牲者がこれ以上でないように、日本政府をなんとか降伏させようと思った。そこで日本の仲間だったソ連(ロシア)に日本を攻撃するように頼んで、さらに実験も兼ねて、広島と長崎に原爆を投下したんだ。これは降伏しないなら、もっと原爆を落として日本を灰にするぞ、っていう警告でもあった。それで日本は無条件降伏して戦争は終わるんだ。

BABA4912
質問者

お礼

長文にわたるご回答ありがとうございます。 このような内容を子供に伝えて行くのが大人の義務と思います。 うちの子に判るように何とか話してみたいと思います。 ありがとうございました。

  • ipa222
  • ベストアンサー率20% (903/4455)
回答No.5

>日本もアメリカに爆弾を落としたことがあったんだ パールハーバーのことでしょうか? 日本は非戦闘員を、執拗に殺傷していませんから、同列に語るのは問題があると思います。 立ちションと殺人を同じ犯罪と言っているようなものでしょう。 アメリカが持っていた中国の利権を、日本が侵そうとしたからですね。 わかりやすく言うと、 当時の日本は、今の北朝鮮のような国だったんだよ。 だから世界中と仲が悪くなって、戦争をする羽目になったんだ。 というのがわかりやすくていいのでは?

BABA4912
質問者

お礼

ありがとうございます。 確かにそのような国でした。 私の父親(75歳)からも聞いております

  • aburakuni
  • ベストアンサー率30% (470/1562)
回答No.4

間違いが無い事で話をすれば。 なぜ戦争(喧嘩)になったのという事には、「その時の偉い人の考えが足りなくて、日本が先に手をだしたから。」という答えで良いのではないでしょうか。

BABA4912
質問者

お礼

ありがとうございます。 確かに現在、子供が理解できそうなのはその程度だと思います。 ありがとうございました。

noname#198419
noname#198419
回答No.3

戦争が国と国の喧嘩と例えるならば、太平洋戦争を単純に云えば「日本がアメリカに喧嘩を売った」ということになりますけど。 戦争がなぜ起こったかとなりますと、戦争の利害関係も複雑ですし、秘密の部分も多く事実関係の検証かなり難しいこともあります。 純粋な年頃ですので、特定の考え方に染まってしまうような指導になっては問題であろうとおもわれます。 「なぜアメリカと日本で戦争が起きたか」は、できるこ とならば、もっと成長する時間を与えてから、考えさせ るべきではないかとおもいます。

BABA4912
質問者

お礼

ありがとうございます。 私も回答者様のおっしゃるように子供を特定の考えに染まらせるつもりは ありません。 未だに検証されている段階なのはわかります。 いくいくは自分で考えてもらえるようにしてほしいと思っています。 ありがとうございました。

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