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整式f(x),g(x)を求める問題
次の3つの条件を満たす整式f(x)とg(x)を求めよ f(0)=1,g(0)=-1 (1) f′(x)+g′(x)=3x^2+2x (2) {f(x)g(x)}′=5x^4-3x^2+2x (3) 自分の考えは(2)、(3)より次数を考慮してf(x)=ax^3+bx^2+cx+d, g(x)=px^2+qx+rまたはg(x)=ax^3+bx^2+cx+d,f(x)=px^2+qx+rとおいて、微積分して解こうと思ったのですが(3)の条件で突っかかってしまいます。 となるとまったく別の方法で解くことになると思うので、どなたか教えてください!できれば詳しくお願いします!
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(2)式を両辺不定積分すると f(x)+g(x)=x^3+x^2+c ここでcの値を求めるためにこの式にx=0を代入すると f(0)+g(0)=c 条件(1)よりf(0)=1,g(0)=-1だから c=0 よって f(x)+g(x)=x^3+x^2 同様にに(3)式についても両辺不定積分すると f(x)g(x)=x^5-x^3+x^2+c x=0を代入すると -1=cとなるから f(x)g(x)=x^5-x^3+x^2-1 ちなみにこれは因数分解できて f(x)g(x)=x^3(x^2-1)+x^2-1 =(x^2-1)(x^3+1) =(x-1)(x+1)(x+1)(x^2-x+1) =(x-1)^2(x+1)(x^2-x+1) となります。 以上よりf(x)とg(x)の和と積が分りました。 ここからはちょっと自信なさげですが 関数の解と係数の関係を用いるとf(x)とg(x)を解に持つようなyの二次方程式は y^2-(x^3+x^2)y+(x-1)^2(x+1)(x^2-x+1)=0 実はこの式は y^2-(x^3+x^2)y+(x^2-1)(x^3+1)=0より (y-(x^2-1))(y-(x^3+1))=0 ここでこの二次方程式の解がf(x)とg(x)だったから x^2-1かx^3+1がf(x)かg(x)となる (1)の条件より f(x)=x^3+1 g(x)=x^2-1 となるのが分ると思います。
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- パんだ パンだ(@Josquin)
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(2)より f(x)+g(x) = ∫(3x^2+2x)dx = x^3+x^2+C (3)より f(x)g(x) = ∫(5x^4-3x^2+2x)dx = x^5-x^3+x^2+D それぞれにx=0を代入し、(1)を利用すると、C=0、D=-1 f(x)g(x)=(x-1)(x+1)^2(x^2-x+1) と因数分解できて・・・以下省略
お礼
なるほど!積分を使って解く問題だったんですね! てっきり微分で解くのかと思っていました。 ありがとうございました。
- shkwta
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(2)よりfとgの一方は三次式、一方は三次式以下です。 (3)よりfgは五次式なので、 fとgの一方は三次式、一方は二次式です。 三次式の方をp(x), 二次式の方をq(x)とおきます。 f(x)=p(x),g(x)=q(x) なのか、f(x)=q(x), g(x)=p(x) なのかは、まだわかりません。 (2)より、p(x)の三次の係数は1です。 (3)より、p(x)q(x)には四次の項がありません。よって、q(x)には一次の項がありません。 (2)より、p(x)+q(x)には一次の項がありません。よって、p(x)にも一次の項がありません。 (3)より、p(x)q(x)の五次の係数は1ですから、q(x)の二次の係数は1です。 (2)より、p(x)+q(x)の二次の係数は1です。よって、p(x)の二次の項はありません。 (3)より、p(x)q(x)の三次の係数は-1です。よって、q(x)の定数項は-1です。 あとはわかるとおもいます。
お礼
ちゃんと解けました。ありがとうございました。
お礼
丁寧な解答、助かりました。 y^2+{f(x)+g(x)}y+f(x)g(x)=0として、これを因数分解してf(x)とg(x)を求められるとは思いませんでした。 以後、役に立ちそうな考えが身についたのですごくありがたかったです! ありがとうございました。