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開院したての大学病院での手術
開院して間もないA大学付属○○病院(以降A病院とします)で腹腔鏡手術(良性腫瘍)をする事になりました。 実はB大学病院で手術予約を入れていたのですが、セカンドオピニオンで訪れたA病院の担当医に「開院したばかりでまだ手術予約は入っていないので、いつでも手術可能」と言われました。 B大学病院の手術が3ヶ月待ち状態だったので、担当医の言葉に拍子抜けしてしまいましたが「家から近いこと」「1日も早く手術をしてすっきりしたい」ということでA病院での入院・手術を決めました。 最初に外来でA病院に行った時に見てくれた医師は専門分野ではなかったらしく「腹腔鏡のトップのC先生の外来を受けてください」と言われ、数日後に予約を入れC先生に受診しました。 ‘腹腔鏡のトップ‘との事だったので、どんな貫禄のある先生だろうと思っていたら、30歳位?と思われる若い先生でした。 話しやすく親切な方ですが正直「この先生が手術するの?」とちょっと心配になった次第です。 担当医=執刀医ではないのかも知れませんが、何となく話の感じからこのC先生が執刀しそうです。 大変失礼だとは思ったのですがC先生をネットで検索してみたところ「助手」とありました。 腹腔鏡の医療事故が相次いで報道されていますが、原因の大半が「未熟な医師による執刀」と言われています。 C医師が未熟かどうかは分かりませんが、一般的に「助手」が執刀する事ってありえるのでしょうか? また、A病院は都内に本院?があり、そちらは腹腔鏡の実績がかなりあり、評判もとても良いらしいのですが (本院での手術は恐らく半年待ちは当たり前だそうです)その系列である新しくできたA病院でも、本院の実績を信じて安心して手術に望んで問題ないと思われますか? 分かりにくい文章で申し訳ありませんが、とにかく最近の腹腔鏡事故に敏感になっております・・ご回答宜しくお願い致します。
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aoisora1999さん、初めまして。腹腔鏡手術はここ最近で、大きくクローズアップされているので心配になる気持ち、お察っしいたします。さて大学病院の場合、肩書きと技能が必ずしも一致しないと考えた方がよいと思います。勿論、教授という身分になるためにはそれ相応の研究や治療実績が求められるので、高度な技能と知識を持っているのですが...ここで注意して頂きたいのは大学病院の人事制度と言いますか、その組織のあり方についてです。大学病院は教授クラスの医師1~2名の下に助教授数名、その下に講師や助手とっいった身分の人間がヒエラルキー状に配置される制度のため、教授などの比較的権威のある人間は絶対的に少ないという現状があります。この、ピラミッド状の制度に関しては批判も多いのですが、多くの大学病院がこの方式を採用しています。ですので、助手だから...講師だからという判断の方法はあまり当てにならないと考えた方が宜しいかと思います。ピラミッド状の組織の中では、高い技術を持っていても、組織との折り合いが良くない為に高い身分が与えられない人もざらに居ますし。(会社で所謂、yes manが出世してしまうパターンとにていると思います) あと、他の方も述べているように、比較的年齢が若い医師の方が新しい技法には長けているというのもある意味真実だと思います。実力の世界なので、身分や年齢にあまり敏感になる必要はないでしょう。 さて、良性の腫瘍とのことなので急速に悪化する事は考えにくいと思いますので申し上げますが、心配が払拭出来ないのであれば、やはりセカンドオピニオンを他院で求めてはいかがでしょうか? やはり、手術というのはそれだけで精神的な負担になることですので、少しでも安寧な気分で受けられた方が良いと思います。 最後になりますが、良い結果となりますことを願っております。
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- erkserve
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私がよくお世話になるドクターは「自分は腹腔鏡手術は受けない」と断言しています。少々おなかに傷が付こうとも従来の手術を受けた方が安心だからだそうです。 それから大学病院の貫禄のある教授が名医とは限らないと思いますよ。 とにかく手術って迷いますよね。医師の技量・看護体制等、本番になってみなければわからないですから。 腹腔鏡の医療事故の大半が「未熟な医師による執刀」と言われていますが、私は、それプラス「慢心」があると思います。本院から派遣された若手(のトップ)が真剣にやるのであれば、患者としてはそれ以上どうしようもない気もします。 その担当の医師が熱心にやってくれそうで、看護師の言動も信頼できそうなら、私なら任せてみるかもしれません。 決して、あなたにその手術を勧めているわけではありません。もし私ならどうするだろうかと考えてみただけです。 そして私なら、そこで働く人たちの人間関係がよいかどうかを観察します。上下関係がスムーズか、同僚同士は仲がいいか。それから、掃除等が雑でないか。掲示物はトンチンカンでないか。悪い職場はよく観察していると、それなりにわかることがあるものです。 それよりも私なら腹腔鏡手術でなく、従来の手術にしてもらうかも。しかし、従来の手術なら、大学病院では、未熟な医師が練習を積むためにやるでしょうね。 では、大学病院でなく、普通の病院ならどうかというと、今度は医療費稼ぎのために余計な治療をしたりされないかが心配です。医師の技量も保障されているわけではありません。特に「院長」というのは危ないと聞きました。 私も手術の前は、本当にすっっごく悩みました。で、結局、少々の失敗はあったが、病気は治った、ということになりました。 看護師・検査技師等に知り合いがいれば、その人たちに相談すると一番確かだと思うのですけど、なかなか見つかりませんよね。
お礼
erkserveさま 初めまして、回答頂きありがとうございました! 手術経験者の方からの回答、とても興味深く読ませて頂きました。 何しろ、今まで大きな病気はもちろん、めったに風邪もひかない健康体でして、今回「全身麻酔での手術」は晴天の霹靂という感じでした。でも病気が発覚してからは色んな人に聞いたり、自分なりに調べてみたりしました。 開腹・腹腔鏡のメリット、デメリットも調べました。私もerkserve様同様、「お腹の傷なんてどうでもいい、命が大切。」との思いが強く、腹腔鏡より簡単といわれる開腹にしてもらおうかとも思いましたが、 「腹腔鏡でできるのにわざわざ開腹を希望しなくても・・・」との意見も多かったです。 色んな意見に惑わされ、色んな情報に振り回され、結局まだウジウジと悩んでいます。 >その担当の医師が熱心にやってくれそうで、看護師の言動も信頼できそうなら、私なら任せてみるかもしれません。 そうですね。今、私も今の先生にお願いする方向に気持ちが行っています。 大変為になるご回答、本当に感謝しております。
- kitakanjin
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腹腔鏡手術は比較的新しい分野なので、若い医者が修練を積んでいる事が多いです。高名な教授などで鏡視下手術を得意にしている人はまず、いません。 腹腔鏡手術は学問的理屈より、技術とセンスが物をいいます。だから、助手とか講師クラスが中心になってやっています。勿論解剖学的知識も必要ですが、何と言っても技術 症例数とセンスです。 これまでに医療事故になっているのは腹腔鏡手術としての経験不足の医者が起こしている事が多いようです。 腹腔鏡手術を専門にやっているので有れば、30代は一番上手いかも知れません。 その先生に症例数など良く聞いてみては如何でしょうか。
お礼
kitakanjinさま、初めまして。 早速回答いただきまして感謝しております。 >高名な教授などで鏡視下手術を得意にしている人はまず、いません。 そうなんですか!全くの無知なので、目から鱗です・・お答えを頂かなかったら、見た目の年齢などで勝手に判断し続けていたかもしれません。 症例数、聞いてみたいんですけど・・私の性格上、難しそうです。信用してないと思われるのが怖いんですよね(涙) 先生の気分を害さず、気持ちよく治療をして頂きたい思いがとても強いんです。。 kitakanjinさまのお陰で腹腔鏡手術への心配が少し安らぎました。このまま今の先生にお願いする方向で考えていきます。 本当にありがとうございました、とても参考になりました!
- jimbeizame
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主治医に「今までこの手術は何例ほどされてますか?」とストレートに聞けばよろしいと思います。 命を預けるわけですから。 納得のいく答えが返ってこなければ、質問者さんのご希望を伝え善後策を相談するなり、サードオピニオンを求めて他の病院にいくのもよろしいでしょう。
お礼
jimbeizameさま 初めまして。早速のご回答、ありがとうございました! そうですよね、主治医にストレートに聞ければ良いのですが・・ 先生に「信用してない」と思われそうで、無理そうです。。確かに命を預けるのだから、聞いて当然のことですよね? それが出来ない自分が本当に情けないです。 どうもありがとうございました。
お礼
fine_stance様、初めまして。この度は回答頂きましたありがとうございました! 大学病院にピラミッド状の組織のお話、興味深く読ませていただきました。知らない事ばかりで、とても為になりました。 実力の世界、なんですね。身分や年齢にあまり敏感になる必要はないと聞き、心がかなり楽になりました。 助手でも大丈夫なの?と思っていた自分が恥ずかしいです。 大変参考になるお話を聞かせていただきました! 心から感謝いたします、ありがとうございました。