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トランジスタのスイッチ作用に関して
トランジスタのスイッチ作用について教えてください PNPトランジスタではベース-エミッタ間にわずかな電流を流すとコレクタ-エミッタ間に大きな電流がながれる。 B-E間に電流を流すことでC-E間の抵抗が小さくなり大きな電流が流れ、いわゆるスイッチの作用で用いられていると思うんですが、NPNトランジスタではどうなるんですか?
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先述者の説明を言い換えます +電源ラインを上側に -側を下側に固定しエミッタ接地で考えますと 絵を書いて見るとよろしいです NPNトランジスタの場合 エミッタを-側に コレクタから負荷(抵抗とかリレーとか)を通して+電源ラインに接続します ベースに電流を流してやりますとコレクタ-エミッタ間は抵抗が低くなりますのでこの間の電圧はゼロに近くなり負荷に全電圧が掛かる事となります +電源ライン→負荷→コレクタ→エミッタ→-電源ラインと流れます PNPトランジスタの場合 エミッタを+側に コレクタから負荷を通して-電源ラインに接続します この場合はベースから電流を引き出してやる事となります +電源ラインからエミッタ→コレクタ→負荷→-電源ラインと流れます +-完全対称となります この対称性を利用しますと真空管では真似の出来ない色々な回路的工夫が可能となるのです C-MOSもその一つでFET素子で作りますがPNP&NPNトランジスタをペアとしたような物です。
お礼
回答ありがとうございます 丁寧に説明していただき、とても助かりました。