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役員報酬の考え方?

小さな会社を経営しています。今期から利益がでそうです。 役員報酬の増額を検討していますが、考え方(計算)が合っているかお聞きしたいです。(借り入れの予定はなし) 年間収入ー経費(仕入れ・人件費含)=年間利益(500万位) 単純にこの利益を役員報酬として取っても大丈夫でしょうか。 それとも利益の中から借入返済額(約年間200万)を差し引いて300万位を 役員報酬としたほうが、よいのでしょうか? ちなみに役員報酬の他に家賃収入があります。現在までは役員報酬と家賃収入で年収は480万でした。(他、妻に100万の給与) 前々期は赤字で前期は利益ほぼ0、繰越欠損額が100万です。 それと来期までは免税事業者です。消費税を納めるとなると100万弱ほど、収める事になると思うのですが、この点も考慮したほうがいいでしょうか? 不足な点がありましたら、補足します。よろしくお願いします。

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  • pin1977
  • ベストアンサー率66% (8/12)
回答No.2

 損益計画(事業計画)とともに資金計画(資金繰表)も作成しましょう。中小企業は損益もさることながら、キャッシュが重要です。特に個人と法人が区分されていないような会社では、個人のキャッシュフローと法人のキャッシュフローは同時にみる必要があります。  ということで、仮に役員報酬を払った場合にその分のキャッシュアウトをしても金融機関の借入が返済できるかを考えます。借入金の返済は利息以外は費用ではないので、損益・法人税に影響は与えません。  その金融機関への返済が可能でしたら、その役員報酬の増額の前に、「個人から法人へ貸している部分」を個人に返済します。役員報酬で支払うと法人税は下がりますが、個人の所得税がかかります。役員報酬を増額して支払ったら、会社にお金がなくなって結局また個人から借りることとなった、では無意味です。  まとめますと、(1)事業計画と資金計画の双方を立てる。(2)金融機関の借入金の返済は資金計画に織り込む。(3)金融機関の借入金返済してもキャッシュに余裕がありそうなら、法人・個人間の貸し借りを精算する。(4)それでも、お金に余裕があるなら役員報酬の増額をする。 という順序になります。  なお、消費税の納付金額は資金計画に織り込む必要があります。法人税については書ききれませんが、会社の事業計画と資金計画+個人の資金計画の3点のバーターで、ある程度の部分は決まってきます。大企業の税務戦略ならともかく、くれぐれも税のために事業のあり方をかえる、というのはしないほうがよいと思います。

marurin35
質問者

お礼

詳しく説明していただきありがとうございます。 事業収支書と資金繰り表は作成したのですが、個人の分までは考えませんでした。 個人から法人へ貸してる部分もあるので、役員報酬は増額せず、それを まず返すことから始めます。 今までは仕事が忙しく、ただお金を廻している状態が続いていたのですが赤字部門を撤退したことにより、時間もできて見直したところ、改めて経営していくということの難しさを感じています。 忙しいのになぜお金が残らないのか・・帳簿上では利益が出ているのに、 現金が足りないこともしばしばでありました。キャッシュフローが重要なんですね。個人の分も含めてもう一度、計画しなおしてみます。 >くれぐれも税のために事業のあり方をかえる、というのはしないほうがよいと思います。 しっかり頭に叩き込んでおきます。 またわからない点は質問させていただきますので、その際はご教授下さい。 有難うございました。

その他の回答 (1)

  • jyamamoto
  • ベストアンサー率39% (1723/4318)
回答No.1

今の年収で何とか暮らせているのであれば、借入金返済等を優先させて、会社としての財務体質をまず良くしていく方に使いましょう。 とにかく経営を早く安定させた方が、結果的に全てが良いほうに回転し始めると思います。

marurin35
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 恥ずかしながら今の年収では生活していくのがやっとで、不意の出費には対応できない状態です。(個人事業時の借金を、家計から支払っている為) 経営の方は、赤字部門を辞めた為、よほどの事がない限り今後の安定は見込めます。が、もし不意の出来事があったときに貯蓄等がないに等しいため 不安に感じています。 会社借入の方は、後2,3年内で全て終了します。それから、役員報酬の増額は考えるべきでしょうか? 法人税がもったいないような気もします(もちろん納めるものはきちんと納めますが) >結果的に全てが良いほうに回転し始めると思います。 ごもっともな意見です。

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