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ハードディスクのバックアップについて
iBookG4 30GBを使ってます。HDをまるごとバックアップしようと思い外付けのHDを購入しました。そこで質問なんですが、デスクトップのHDのアイコンをドラッグ&ドロップすれば、コピーできると思ってたんですが、どうやらそれではダメなようですね。そこでHD内のシステムとかユーザとかのフォルダをそれぞれコピーしようとしたら、特殊なアクセス権がどうのとか、名前が長いのでどうのとかで、すんなりいきません。まるごとバックアップってできないんでしょうか?もしそうだとしたら、例えば故障して、システムのリストアとかして、まっさらな状態になってしまったとき、故障前の状態に戻す為にはどうすれば良いのでしょうか?何ぶんあまり詳しくないので、どなたか分かりやすく、教えていただけないでしょうか?
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まず、外付けハードディスクは、ほとんどWindows用のフォーマット(FAT32、NTFSなど)で売られています。Mac OSは、NTFSは読むだけ、FAT32は読み書きができます。FAT32ならバックアップ目的でコピーできますが、「名前が長いので……」ということが起きるケースが出てくるでしょう。 Mac OS Xであれば、アプリケーション>ユーティリティフォルダにある「ディスクユーティリティ」の「消去」か「パーティション」で、外付けハードディスクを「Mac OS 拡張(HFS+)」にフォーマットしておきましょう。 Mac OS Xでは、すべてのファイル・フォルダに対して誰が作ったものかが記録されます。その「誰か」をオーナーといいます。オーナーはファイル・フォルダを読み書きする権限をユーザに応じて設定できます。それをアクセス権といいます。 ※いまどきのパソコンはMacも含めてインターネットにつながっていることが前提になっていなければなりません。インターネットにつながっていることは、外部からいくらでもアクセスされることができることでもあり、アクセス権という概念のないファイルシステムでは、セキュリティが成立しないことになります。 ホームフォルダ内は、現在ログインしているユーザがオーナーになりますが、その外は、「システム」というオーナーや、「ルート」というオーナーの管轄になります。ハードディスク丸ごとコピーしようとすると、ユーザの管轄以外の領域までコピーすることになるので、「アクセス権が……」ということになります。 ※ユーザアカウントを複数作っていない状態では、現在そぐインしているユーザが管理権限のあるユーザとなります。ホームフォルダ以外の領域でも、パスワードを入力すればコピー可能になります。ただし、コピーする項目の数だけパスワード入力をしなければならないので、現実的ではありません。 アプリケーションやシステムが参照しているファイル、というものがあります。初期設定ファイルがいい例です。アプリケーションやシステムが稼働しているとき、参照しているファイルを外部から書き換えられると困るので、ふつう外部からアクセスすることをロックしています。これもコピーができない理由のひとつです。 ではハードディスクまるごとコピーするには: Mac OS X 10.3以降では、ディスクユーティリティに「復元」という機能があります。これを使って、復元するディスクを内蔵ハードディスクにし、作成先を外付けハードディスクにすると、いままで説明してきたことをすべてクリアして、丸ごとバックアップができます。 この「復元」のいいところは、FireWire接続のハードディスクに作成した場合、そのハードディスクがそのまま起動ディスクになる点です。もし、内蔵ハードディスクから起動できないトラブルが起きたとき、外付けハードディスクをつないで、Macintoshを起動することができます。
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- junbell
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HDを丸ごとバックアップするのに、私はCarbon Copy Cloner というソフトを使っています。日本語環境では一つ前のバージョンを使う必要がありますが、これは便利で簡単に使えます。 日本語の解説ページを作っている人もいますし、オススメです。
お礼
役立つ情報ありがとうございました。そういうソフトがあるんですね。まったく知りませんでした。たいへん参考になりました。なにしろパソコン知識に乏しいもので、勉強になりました。
お礼
ご丁寧なアドバイスどうもありがとうございました。知識に乏しい私にも理解できました。なにしろアクセス権って何?復元って?というレベルでしたので、たいへん勉強になりました。