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ネジ穴のあけかた
厚さ15mmの真鍮板に、深さ5mm程度のネジ穴をあけたいと考えています。 タップはインチで4-40。ミリ表示だと2.25mmになります。 この場合、最初にあける穴の径は、どのくらいが最適なのでしょうか? また、その穴は貫通させておかなくても大丈夫でしょうか? 細いタップなので、以前手持ちで試みた時は刃を折ってしまいました。 逆回転のついていない廉価版のボール盤でも、ネジ切りは可能かどうか、もしできるなら、この作業をする初心者にはどんな注意が必要か教えて頂きたいと思います。
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ユニファイNo.4-40UNCの下穴径はYAMAWAの規格表によると2.3mmです。 2mm程度で貫通させない場合は、1度であけるのは無理と思います。 手持ちでやる場合も、垂直に立てる方法として、ボール盤にタップを固定してそれを手で回して数回食い込ませて、後はボール盤からはずして手で回していくと比較的垂直になると思います。 また、切りくずは溜まったままになるかもしれないので、ある程度進んだら完全に抜いてしまい、母材を逆さまにして切りくずを完全に出してしまってから、また再開すると折れにくいと思います。(一度抜いてしまうのは精度に影響が出るのかどうか分かりませんが、経験的な裏技と参考までに考えてください。) 注意点として貫通しない場合は、少し進めた後、少し戻すだけでなく抜くことが出来るかどうか確認しながらやっていくと良いと思います。だたし、切り始めはガイドがありませんし、切りくずが溜まる余裕もあると思うので初めの数回転は抜かないほうが良いでしょう。 真鍮なら比較的簡単なので下穴径が適切で垂直に立っていればあまり折れることは無いと思います。(アルミだと結構大変ですが…)
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- yan2014
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タップの下穴は、ネジの呼び径-ピッチです。 例えば、8mmピッチ1.25のネジでしたら下穴は8-1.25=6.75となり6.8mmのキリを使用します。 >その穴は貫通させておかなくても大丈夫でしょうか? 貫通させて差し支えないものでしたら貫通させるのが加工の常識かと思います。 >逆回転のついていない廉価版のボール盤でも、ネジ切 >りは可能かどうか 無理でしょう。 質問のような小径のタップは折れ易いです。 3歩進んで2歩下がるといった具合に、無理にねじ込まず時々戻しながら切り屑を排出しながら作業しましょう。
お礼
タップを途中で戻して良いものかどうか知らなかったので、無理したため刃を折ってしまったのですね。 こちら(米国)では殆どインチネジばかりで、1/16 3/64 3/32 7/64 と進んで行くため、サイズを調べるのがじつに大変です。努力あるのみですね。 有難う御座いました。
- char2nd
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普通はタップのパッケージに記載されています。2.25mmなら1.8~2.0mmぐらいではないかと思います。 ボール盤は使わない方がいいでしょう。回転が速すぎてかえって具合が悪いです。オイルを垂らしながらゆっくり手で作業する方がいいと思います。 出来れば貫通させた方がやりやすいですが、日貫通用のタップもあるはずなので、それを利用するといいでしょう。削り屑が上の方に排出されるようになっています。
お礼
お教えに従って、1.8~2.0mm程度を探してみます。 少し調べたら、ボール盤のベルトを外し、先端部分を手で回して作業するという方法が出ていました。 これなら初心者の私でも、直角に立てられそうです。 有難う御座いました。
お礼
タップのパッケージには 4-40 NC と書いてあり、#43 2.25mmとも書いてあるので、それを読むと却って混乱しそうです。 大変分かり易い説明で、不安がだいぶ減りました。有難う御座います。