- ベストアンサー
遠近両用コンタクトについて
まもなく50歳となり、現在つけていますコンタクトレンズでは、近くのものが大変見えずく困っています。 最近、遠近両用コンタクトレンズがあると聞きましたが、どちらか利用された経験がある方感想をお聞かせください。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
眼科でコンタクトを処方する仕事をしています。 私もまだ勉強中です。 文章で説明するのがとても難しいのでわかりにくかったらごめんなさい。 50歳ということですので、すでにご存知かとおもいますが 近くを見る為には度数を落とす必要があります。 遠くを見る為には度数を上げる必要がありますよね。 メガネだと見る部分が上下に分かれていますが コンタクトは眼の中で回転してしまうため、設計が少しかわります。 簡単にいうと 「レンズの中心から円を描くように」遠用と近用の度数が交互に入っています。 つまり回転しても問題ないのですが コンタクトはレンズ面積が小さい上に、複雑に度数が入り乱れている状態なので 瞬目で見え方が変わります。 「角膜上の安定位置」と「瞬きによる動きのバランス」によって 視力や見え方の落ち着きもずいぶん違ってきます。 コンタクトの種類によって設計もちがうので 近用を広くとっているものもあればその逆もあります。 患者さんの感想ですが「はっきりは見えない」というのが現実としては 多いです。 コンタクトの上から老眼鏡をかけた方が一番よく見えるようです。 メガネを基準にすると、遠近両用コンタクトでの見え方は6割~7割位でしょうか。 というのも、みなさん遠近両用に大きな期待をもたれているのでなおさら感じるようです。 中にはとても快適に使用される人もおられます。人それぞれなんですね。 使い捨てタイプも含めレンズはまだまだ高額です。 その金額に満足のいく見え方かどうかというところです。 もうひとつ、片目だけ度数を落として近くにピントを合わせるという方法も あるんです。そうすれば遠くも近くも見えます。 あまり差をつけ過ぎると二重になって見えてしまいますが。 これは個人差があるので十分相談されてからの方がいいと思います。 ただ、将来的にメガネは必要になります。 最近は無料体験などのキャンペーンをされている所もあるようなので 一度利用されてみてはどうでしょうか。
お礼
sayacchiさん貴重な回答有難う御座いました。 お店にて、遠近両用コンタクトについて質問しても長所については熱心に説明してくれますが、短所については装着者が少ないのか、いまいちこちらが聞きたい回答がありませんでした。お蔭様で長短所について大変わかりやすい説明で良くわかりました。 加えて、年齢を考えた適切なアドバスまでいただきまして大変参考になりました。