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「楽」の語源は?

「楽」の語源お分かりの方、 ご教授願います。 色々調べたのですが・・・ 語源の辞書とかは売ってますか? よろしくおねがいします

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tennnou
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回答No.2

こんにちわ(/は)。 >語源の辞書とかは売ってますか? たぶん日本でも数多くの物が売っていると思います。文字の成り立ちが図説してあるものも有ります。 可能であれば日本人が編集した物よりも漢字の元祖の国の人が書いた物を手に取った方がより良いです。漢字だけだから見ているだけでも意味が少しずつ解って楽しいです。または中国人が編集に協力した物。正確かつ内容が豊富です。日本語に翻訳されている物もきっと有りますよ。図書館や大きな本屋なら有ると思います。東京の神田の内山書店という中国語原本を扱っている店に行けば良いものが手に入ります。原価が安いですからそんなに高い物では有りません。 住所は:神田神保町すずらん通り。またはその事務所電話:3294-0671、 FAX:3294-0417で問い合わせてみたらいかがでしょうか。 -------- >「楽」の語源 「楽」の字は、日本で考案された"和字""国字"です。その基になった字は、無論中国の文字「樂」という字です。 中国での文字分類上は、象形文字になります。 数千年前の甲骨文字では、基になる一本の木の棒が有って、その先が二股になった部分に弦(糸の意)を張った形状の文字です。その意味するところは、一種のすこぶる単純な古代楽器です。 時代がすこし経って3000年から2800年前くらいの金文文字(青銅器に鋳込まれた文字の意)の時代になると、二股になっている間に「白」という字が加わりました。その意味は、琴(こと)と瑟(おおごと)という古代楽器を象徴したものです。真ん中の「白」の意味するところは、調弦器その物です。 2200年位前の秦の始皇帝の文字大改革(篆書体)のときに「樂」の字が確立しました。 左右の「糸」は古代文字の二股に張った弦の部分を表し、「白」は金文文字の調弦器を表し、「木」は甲骨文字の時代の一本の木の棒の基になる部分を表します。すなわち楽器の台座になる部分です。 ---- (楽)「樂」の中国での意味は以下、発音によって三種有ります。 イ:yue(ユエ)と発音する場合;(全て名詞扱い) a:楽器。 b:音楽。 c:姓に使用。 ロ:le(ルー)と発音する場合;(すべて形容詞扱い) a:快楽。 b:安楽。 c:人を喜ばして楽しいこと。 d:喜んでなにかをするようす。 以上の四つは、楽器やそこから出てくる音楽は人を楽しくさせるというところから来ています。 e:中国北京地方の方言で「笑う」という意味も有ります。 ハ:yao(ヤオ)と発音する場合;(すべて動詞扱い) a:好む、愛好する。 b:演奏者が楽器を用いて快楽にふける。 こちらの二つの意味は、現代中国語では無くなりました。古文の中に見られるだけです。 論語:『智者樂水,仁者樂山』(智者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ)が有名です。 以上、日本での意味とほとんど同じでしたね(^^♪。

keiyan999
質問者

お礼

tennnouさん こんにちわ 返事おそくなり、 申し訳ございません。 ちょっとネットに つながらいところに いたもので。 理解できました。 ありがとうございます。

その他の回答 (1)

  • guramezo
  • ベストアンサー率48% (370/759)
回答No.1

契文では、「糸糸+木」という形で出土しています。 金文では、この糸と糸の間に、「白」加わっていますが、これは親指を表す字ですが、この場合は「はく」という音として使われたものです。 そして、「糸糸+木」元来の意味は「くぬぎ」のことで、くぬぎは「檪」と書きます。 「楽しい」とか「音楽」とかにこの字を使うのは、読みの借用ですので、字体本来の意味とは異なってしまっています。 このような「借用」例が、漢字には非常に多いですよ。 ・・・というのが、私の愛用している「漢字の語源」(角川書店 角川小辞典1 山田勝美著)にある解説の概要です。

keiyan999
質問者

お礼

guramezoさん こんにちわ 返事遅くなり、 申し訳ございません。 回答ありがとうございます。

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