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理系~企業での実際の仕事内容について
はじめまして、こんにちは。 僕は理系の大学に通う3年生です。理系出身者が企業でする(できる)仕事とは具体的にどのような作業をするのでしょうか?大学での学問とどのような差があるのか、なかなか具体的なイメージが浮かばないのです。 また基礎研究、応用研究などの言葉を耳にしたことがあるのですが会社内での理系職種(部門?)はどのように分類されているのでしょうか? 学部卒、修士卒や大学時に専攻していた分野、その習熟度レベル、企業の業務内容などの条件によっていろいろと違ってくると予想されますができるだけ幅広いご回答をいただけたらとおもいます。 よろしくお願いします。
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以下、私の会社の例です。 研究・技術部門は大きく分けて三種類あります。 1)中央研究所(全社で一つ) ここでは「10年後に製品化できれば良い」くらいの気持ちで、かなり基礎的な研究を進めています。 当然、現在売っている製品とは全く異なる分野についても研究しています。 学会発表や論文についても評価対象になります。 2)工場(事業所)付き技術部(各工場ごとに一つ) ここではその工場での新製品を開発しています。 製品については、中央研究所から降りてくる場合と工場で決める場合とがありますが、製品化時期は数年以内が目処です。 当然、特性,市場性,原価等が問われます。 3)製造部署付け技術部(製造部署ごとにひとつ) ここでは主に既製品の改良を行っています。 メンバーは、専属もいれば製品を作りながら進めている人もいます。 ただし実際には、1の人と2の人とが共同でプロジェクトを進めたり、2と3とで共同で製品を開発。改良したりしているので、実際の仕事内容ははっきりと線は引けません。 以上、ご参考に。
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ごく具体的かつ卑近な例をあげましょう。 私は大学院で原子力工学専攻、核融合関連の研究をし工学修士号を取得しました。10年ほど前のことです。 いまは、まるきり原子力業界とは違う計測機器メーカーで装置の開発・・・という名目で、市場調査、開発目標(仕様や価格)の検討立案、基礎実験、図面かき、試作、組み立て、性能テスト、原価計算、生産性向上の検討、営業資料の作成、顧客への売り込み説明、納入後トラブルの対応、などをやっています。 要するに何でも屋ですね。他部門でできないことを何でもするのが技術部門です。 専攻した分野ではなく、学生時代に聞きかじった程度の一般的な科学的または工学的知識のほうがはるかに役に立っています。 以上、ご参考になれば幸いです。
MiJunです。 >自分がどのような職業につきたいか、とはいわゆる「やりたいこと探し」なのでしょうか。 そのような意味(?)では「やりたいこと探し」ではないでしょうか? 一昔(二昔?)前と違って、就職感(あるいは職業感)が変わってきていて、「就社」という考えを持つ人は少なくなってきていると思います。しかし、個人で起業するのでなければ(個人で起業しても同様の問題には遭遇するでしょうが・・?)短いか長いかは個人差ががあるかもしれませんが、ある一つの会社(業種)に就職するのですから、好きなこと、興味を持つことに関われるような職業(会社)を選ぶべきではと考えますが・・・? (もちろん何年か勤めた後に、転職しても起業しても良いのですが。) それと、好きなこと(例えば趣味)をするために会社勤めをしてお金を稼ぐという人(考え)もありますよね? (個人的には違いますが) それはそれで個人の価値観ですから・・・。 >研究職と技術職とはどのように違うのでしょうか? 会社(業種)によっても異なるでしょうが、極端な例(?)を言えば、理系でも営業担当(SE、MR等)もありますよね? >前者が基礎研究、後者が応用、開発といった具合でしょうか? 応用研究も研究職もあるのでは・・・。 会社によって異なるのではないでしょうか? 今一つ「研究職」・「技術職」に拘っている(?)のか、質問の意図が分からないのですが・・・? 蛇足ですが、最近友人と話題になったことですが、研究職で修士で入ってきても「使い物」にならないとか(全てではありませんが・・)?? 近頃は大学院への進学率の高くなって・・・・? 補足お願いします。
補足
すいません、説明不足でした。 僕が思っていたのは世間一般でいわれている「研究職」と「技術職」には「職」で分かれてしまうほど仕事内容が違うのだろうか、ということです。 ただ言葉の問題なのですが、おっしゃっているように会社や業種によってこの二つの言葉に定義される仕事内容はさまざまですよね。 もちろん理系の職種といっても広範囲にわたるので「~職」ときっちり分けられるものではないと、前にご指摘をうけましたので、そのところをよく踏まえないといけなかったです。
- vishnu
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まず、学部卒と修士卒での・・・という質問ですが「理系」で「研究職」を希望される方は、おそらくほとんどが学士課程を卒業されてるでしょう? ということは、企業の中ですこしでもある希望の仕事をもらうのに優位的なのはやっぱり、修士さらには博士課程を出ているほうが「希望の仕事」つまり自分の専門分野に近いところにいけると思います。学士の方と修士の方があるテーマを取り合いになったら修士の方に有利だと思います。 もっとも最近は企業の研究所の場合、ピンポイントで優秀な人材を派遣研究員という形で補って研究もされてます。そういった方々のセールスポイントはやっぱり、博士課程を出てるとか、留学されているとか、論文の数とかです。同社の社員だけでなくこういった方々と対等に研究をしていくにはそれなりの自信が必要になると思いますよ。私の知っている限りでは研究職は学歴です(きゃー、言っちゃった!)。。皆さんのところはどうでしょうか・・・。 企業での仕事の具体的イメージというと・・・。上記のように希望課題が自分ではいかんともしがたいところが出てきます。しかも企業の取り組み方というのは、基本的に投資した金額にどれだけの儲けがあるかです。研究として魅力があっても、儲けがなければやめなくてはならないことが多くあります。純粋に研究というに没頭できないこともあるので、その辺が学校と違うところでしょうか。いろんな人と仕事をするので人間関係も結構仕事のうちかも。 えっと、後なんでしたっけ・。基礎研究は、イメージ的にすぐには儲けられないような研究かな。特許とかがメインの仕事って感じ。応用研究はその基礎研究を利用して新しい技術を作るって感じかな。この辺はほかの人も意見を参考にしてください。すんません。 という私はある企業の研究所に勤めてたりします。そして・・・。大学は出てなかったりして・・・。へへへ。会社へ出て社会の厳しさ痛感中です!大学3年生とのことたくさんの人の意見を聞いてじっくり考えてください。これからよぼよぼになるまで仕事するのだから!
会社にもよるでしょうが、研究職は修士あるいは博士がメインではないでしょうか(勿論学卒もいるでしょうが)? 大学特に学部・修士等で研究したことが就職した企業で直接役立つのはほとんどないのではないでしょうか? たまたま所属した研究室と就職する企業が共同研究等で繋がりがある場合は別ですが・・・。 まず、ご自分がどのような職業につきたいのか明確にするのが先ではないでしょうか? 大学等で学んだことはほとんど役に立たないと思った方が良いと考えてください。 勿論、基本的な考え方(思考方法)・調査方法等に関しては一部役に立つかもしれませんが、就職してOJT(On the Job Training)で習得するものです。さらに、自己啓発で学んで行くものです! ご参考まで。
お礼
ありがとうございました。 自分がどのような職業につきたいか、とはいわゆる「やりたいこと探し」なのでしょうか。それともそんなレベルのことではないのでしょうか? 僕は本当に自分がやりたいことなんて何一つないのではないかと考えているのですが、これは職業とかとはまったく違う次元のはなしですよね。。 といっても僕の場合単に職業に対する自覚が全然甘く、色々な考え方もあまあまなのですが・・ 話がそれてしまってすいません。 MiJunさんは経験者ということですが、研究職と技術職とはどのように違うのでしょうか? 前者が基礎研究、後者が応用、開発といった具合でしょうか?
まず自分の適性を分析しておくべきです。 理系の職場は幅広く理系だけでは何も分かりません。対象を私企業に絞った場合、 次のような職場が考えられます。 1.中央研究所で基礎研究に従事する 2.事業部、工場付属の研究所で応用、商品化研究に従事する 3.海外の子会社、研究所に勤務する 4.商社の輸入部門、営業部門(商品が専門的で文系社員では重荷の部門) 5.一般事務職(営業)専門知識は必ずしも生かされない。 大学の先輩がどのような会社でどのような職種で働いているか調べ、2-3の先輩を職場に訪ね、自分がどのような分野に向いているか参考にしては如何ですか。 学力、性格、専門分野などによって異なるので自分で動いて適した職場を探しアタックするしかないと思いますよ。
お礼
ありがとうございました。 社会人の方に実際にアタックして情報を集めていきたいと思います。
お礼
ありがとうございました。 上記の部門を意識しつつこれから具体的に企業をみていきたいと思います。 またこれまで答えてくださった方々、ありがとうございます。 大変参考になりました。