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炭酸ナトリウムについて
わからないので、教えてください。 炭酸ナトリウムは「炭酸」がつくのになぜ塩基になるのですか?ナトリウムのほうが塩が強い?からですかっ?高校でほとんど化学を習っていない身で大学でこのことについてのレポートを課せられて、困っています。 あと、ふくらし粉の原理もレポートしなくてはいけなくて、自分なりに調べたら炭酸ナトリウムが水と反応してCOを出すから膨らむとなっているんですが、もう少し詳しく教えてください。 簡単な質問ですみません。。。
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こんにちは。化学をちょっとでもやった人なら大変基礎的な問題なのですが、全然経験なしで大学でいきなり・・・じゃかなり大変ですね。 ご質問のどちらの問題でも「酸や塩基(アルカリ)にも強さがある」という部分が大事です。 炭酸というのは弱い酸の代表選手であり、ナトリウムは強い塩基(アルカリ)の代表選手です。 なので、この二つが結び付いてできている炭酸ナトリウムは、塩基性の方が強くなります。 膨らし粉ですが、前の方の通り、炭酸水素ナトリウムが使われます。 炭酸水素ナトリウムは加熱するだけで、二酸化炭素と炭酸ナトリウムと水に分解するので、発生した二酸化炭素と水蒸気でパンが膨らみます。 ただ、近頃の膨らし粉は、これだと炭酸ナトリウムの苦みが残るので、クエン酸などが混ぜてあり、残りの炭酸ナトリウムとクエン酸が反応して、さらに二酸化炭素とクエン酸ナトリウムができる反応が進むようになっており、膨らます力も強くなり、炭酸ナトリウムの苦みも消せるようになっています。 それから、炭酸ナトリウムを加熱するだけでも二酸化炭素はできますが、その温度まで加熱するとパンは真っ黒焦げになっちゃいますので、炭酸ナトリウムを膨らし粉には使えません。
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- nitto3
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酸が加わると炭酸ガスが発生し飛んでしまうからです。 また加熱すれば炭酸ガスが抜けます。 そんなわけで炭酸ソーダだけではガスは発生しませんが 酸性の食品が加わると炭酸ガスが発生し膨らむのです。 膨らし粉は一般的には炭酸ナトリウムではなく 重曹、炭酸水素ナトリウムを使います。