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波の干渉条件について

素朴な疑問がうかんだのでここで質問させていただきます。 高校の授業で波の干渉条件について 同位相の波で強めあうとき (経路差または光路差)=(半波長の偶数倍) 同位相の波で弱めあうとき (経路差または光路差)=(半波長の奇数倍) と習いましたが、この“半波長の偶数倍”や“半波長の奇数倍”というのはどこから来たのでしょうか。 回答をよろしくお願いします。

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回答No.2

ご質問文中の「同位相の波で」というのは「同波長の波で」じゃないかと思うのですが、ちがいますか? ちがってたらすみません。以下は読まないで下さい。 ものすごく感覚的に回答すると... 同波長の波Aと波Bが「上下上下上下上下・・・」と進んでいるとして; AとBの経路差または光路差が波長のn倍(nは整数)だけずれている場合は、Aの「上」とBの「上」や、Aの「下」とBの「下」のタイミングが合うので互いに強めあいます。 (つまり、差=波長のn倍なら強め合う) 一方で、 差が波長の(n+1/2)倍ずれている場合は、Aの「上」とBの「下」や、Aの「下」とBの「上」のタイミングが合ってしまうので互いに弱めあいます。 (つまり、差=波長のn+1/2倍なら弱めあう) 上記の文章で、「波長」を「半波長」にし、そのかわり「n」、「n+1/2」を「2n」、「2n+1」にそれぞれ言い換えてみてください。 「2n」は偶数、「2n+1」は奇数なので、質問文中の表現に似てきませんか? 以上、科学的に厳密かつ正確な説明じゃない点はお許しください。

回答No.1

強めあうというのは、波の山と山、谷と谷が重なり合うことです。波長をλとすると、光路差が波長の整数倍になるとき山と山、谷と谷が重なるので、 光路差=mλ(m:整数)・・・(1)のとき強めあいます。 弱めあうというのは、波の山と谷が重なり合うことです。波長をλとすると、光路差が波長の整数倍+波長の半分になるとき山と谷が重なるので、 光路差=(m+1/2)λ(m:整数)・・・(2)のとき弱めあいます。 (1)(2)の式は、それぞれ、 光路差=2m(λ/2) 光路差=(2m+1)(λ/2) と変形でき、これが半波長の偶数倍”や“半波長の奇数倍”です。

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