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弱視の診断

学1年生の息子が眼科検診でC判定となり、眼科にいったところ、両目共裸眼0.4、矯正視力0.5といわれました。すごくびっくりして、先生にいろいろ聞きましたが少し頼りなく思ったので次の日、違う眼科で見てもらったところ何か点眼して1時間程待った後の検診で両目裸眼0.4、矯正視力0.9でした。どちらにしろ眼鏡は必要になりましたが、はじめの眼科でも2軒目の眼科でも遠視と乱視の診断で、弱視ではないといわれました。家でいろいろ調べていると、同じような視力で弱視と診断されている方も沢山おられるようで、何が違うのでしょうか。どちらにしろ息子の視力回復を祈るばかりですが、気になってしかたがないです。ご意見宜しくお願いいたします。

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  • sonorin
  • ベストアンサー率52% (351/671)
回答No.2

医学的に、  高度弱視:≦0.1  中等度弱視:0.1~0.3  弱度弱視:0.4~0.8 と一応視力による程度分類もあったりしますが、視力により安易に弱視を分類するのもどうかという意見もあります。 問題は、屈折異常がどの程度で、矯正視力がどれほどあり、さらに両眼視機能(同時視・融像・立体視)の程度がどれほど発達しているかを総合して弱視の診断を行います。 子供の視力はその時の集中力や体調によっても変動しやすく、何度か日を変えて測定する必要がありますが、屈折異常が眼鏡装用適応と思われる程度に存在する場合、小学1年生ですと、とにかく急いで眼鏡を装用していただくことになります。 近視の場合は、眼前のどこかにピントの合う距離がありますので、病的な強度近視や極端な不同視でなければ、視力は自ずと発達します。しかし、遠視が存在する場合は、リラックスした状態ではどこを見てもピントが合わず、ぼやけた映像しか見ることしかできません。これを解消するために「調節力」を使うのですが、これを遠くを見る時にも使う必要があり、近くを見る時にはこの力を必要以上に余分に使うため、それを諦めてぼんやりした映像を脳で「これで良し」と判断してしまうため、視力発達が停滞してしまいます。 三歳半健診でも今では器械を用いた屈折検査をするようにはなりましたが、中等度の遠視の場合、この調節力を使うために遠視が見かけ上無いように出てしまい、また裸眼視力が0.5をパスできればOKとなるので、就学児健診まで見過ごされてしまうことがあります。 両眼視機能は視力が両眼しっかりと出ていて、斜視も存在しなければ自然と発達してきます。視力が出にくい場合はこの両眼視機能も未発達の場合が多々あります。視力が0.8程度矯正視力が出ていて、両眼視機能がある程度あれば、弱視と決定づけるのも非常に微妙なところですが、屈折異常以外で特に何も疾患がなければ、矯正視力は1.0以上に上がってくるはずですので、やはり眼鏡は常用していただく必要があります。 視力発達の時期は8才頃で止まってしまいますので、それまでは気を抜かず、眼鏡を装用させてあげて下さい。度数にもよりますが、視力発達時期を過ぎ、斜視も出ず、裸眼視力が上がり、裸眼での両眼視機能もそこそこ出ていれば、眼鏡が外せる子もいます。 視力発達時期を過ぎなければ「弱視」と決定づけることは正確にはできません。 今はそのリスクを回避するために、できることをしてあげて下さい。

noname#10921
質問者

お礼

とても分かりやすく御丁寧なアドバイスありがとうございます。息子の視力が悪いことが分かってからの疑問が、sonorinさんのおかげで納得することができました。あとは息子の力を信じて、一緒に頑張っていきたいとおもっています。 本当にありがとうございました。

その他の回答 (1)

回答No.1

私は、右目1・5 左目0・4の弱視です。 先生の説明によると、弱視は治せないし、眼鏡をかけても無駄だと言われてしまいました。 ただ、サングラスが欲しかっただけなのに、処方箋もくれませんでした。 お子さん、弱視じゃないといいですね。眼鏡を作ってもらえるなら、ただの遠視と解釈してもいいと思います。

noname#10921
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。メガネでの生活は本人も少々嫌がっていますが、視力回復のため、一緒にがんばります。本当にありがとうございました。

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